“ケースバイケース”は英語でなんていう?
こんにちは。英語講師のmachiです☆
たとえば、「来週会える?」と聞かれて「ケースバイケース」なんて答えたこと、ありませんか?
断定的にならない便利な表現なので、ついついビジネスでも日常生活でも使ってしまいがちですよね!
では、この日本語でいう「ケースバイケース」は、英語ではどのように表現するのでしょう?
“case-by-case”で正しい? それとも……
前回の記事はこちら>>あの名曲のタイトル「Try me!」の意味は? 私を試して… って!? 【連載 大人の英語塾】
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正解は?
ネイティブスピーカーは、日本語でいう「ケースバイケース」の意味合いでは、基本的に“case-by-case”を使いません。
しかし、“case-by-case”が全く使われないのかというと、そうではないのです。
実は“case-by-case”の本来の意味は、1件ずつ(慎重に)。“one-by-one”や“individually”などに言い換えられるフレーズです。
問題を処理するときなど、「1件1件個別に」というニュアンスで“on a case-by-case basis”が使われることも。
ex. 「We need to consider these proposals on a case-by-case basis.」(これらの提案を1件ずつ検討する必要がある)
では、日本語でいうケースバイケース、つまり時と場合に応じてはなんて言うのかというと……
“as the case may be”
“according to the situation”
“That(,It) depends.”
こんな表現が使われます。
ex. 「As the case may be, your request might not be accepted.」(場合によっては、あなたの要求は受け入れられないかもしれません)
ex. 「I can’t simply yes or no to that question. It depends.」(その質問に単純にイエスともノーとも答えられないよ。時と場合によるんだ)
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machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。