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2023.10.10

フローとは? ビジネスやラップでの意味、語源の英語、フロー図の意味を紹介

フローとは、「流れ」という意味で、英語の「flow」がもとになっている言葉です。ビジネスシーンで使われる「業務フロー」や、心理学の「フロー状態」の意味、ラップにおけるフローの意味、言い換え表現、使い方などをわかりやすく解説します!

業務フローやフローチャートといった言葉でも使われる「フロー」。英語が語源の言葉ですが、意味をきちんと把握していますか? この記事では、ビジネスシーンでもよく聞く「フロー」という言葉について深掘りしていきます。

フローとは?

フローとは、英語の「flow」が語源です。この「flow」をカタカナで表したのが「フロー」。意味は、「流れ」「ある一定の期間に流れるサービスや商品などの量」など。一般的によく使われるのは前者の意味です。「業務のフローを作成する」「作業前には、フロー図をしっかり確認するように」などといった使い方をされます。

フロー図を指す手
(c)Adobe Stock

シーン別のフローの意味

フローは、シーンによって少し意味が異なる場合があります。ここでは、シーン別のフローの意味を紹介しましょう。

ビジネス

ビジネスシーンにおいてフローは、業務や作業の流れ、手順を表すことが多いです。例えば、「契約のフローを確認する」といった場合には、「契約の流れを確認する」という意味になります。後述しますが、フローは「業務フロー」や「フロー図」「フローチャート」など、そのほかの言葉と一緒に組み合わせて使われることも多いです。

経済

経済におけるフローとは、上述の通り「ある一定の期間に流れる経済の数量」という意味。一例としては、ある一定期間に入ったり、出たりする「収支勘定」がフローにあたります。このフローと対になるのが、「ストック」。ストックとは、英語の「stock」が語源で、「蓄え」という意味です。ストックは、ある一時点に蓄えられる「資産」をさします。

医療

医療現場でフローが使われる時には、ビジネスシーンと同じく、「流れ」という意味で使われることも多いです。例えば、「受診フロー」「入院フロー」など。それぞれ「(患者が)病院を受診する際の流れ」「入院の流れ」といった意味になります。

心理学

心理学には、「フロー状態」という言葉があります。フロー状態は、ハンガリー出身のアメリカの心理学者であるミハイ・チクセントミハイによって提唱されたもの。フロー状態とは、ほかの物事を忘れるほど、ある活動に没頭するさまを表します。フロー状態=極度の集中状態ともいうことができ、時間を忘れたり、思い通りの結果をもたらすことができたりするそうです。

ラップ

ラップでも、フロー(フロウ)という言葉が使われます。ラップにおけるフローは、ラッパーの歌い回しのこと。ラップをする時のリズムや抑揚、強弱、声の高さなどの、歌い方といってもいいでしょう。

フローを使った関連語を紹介

続いて、フローを使った言葉を紹介します。どれもビジネスシーンで使われる言葉ですので、この機会にしっかりと意味を覚えておくといいかもしれません。

フロー図

フロー図とは、業務の手順や流れを図式にしたもの。フローチャートと呼ばれることもあります。フロー図は、業務の流れを四角形や円形などのボックスと、矢印で表すのが一般的。業務の全体像を把握できたり、業務の抜け漏れを防げたりするといったメリットがあります。

業務フロー

業務フローとは、フロー図とほとんど同じ意味で、業務のプロセスを表した図のこと。ある業務に関して、始まりから終わりまでどのような工程を踏むかを可視化したものです。文章で読むよりも、業務の流れがわかりやすくなるというメリットがあります。作り方のポイントについては、次項で詳しく紹介しましょう。

業務フローの作り方のポイントは?

業務の流れを可視化した「業務フロー」。業務の流れをひと目で把握できるため、効率化につながったり、問題点が見えてきて業務改善につながったりするという利点があります。ビジネスシーンではぜひ取り入れておきたい業務フロー。ここでは、業務フローの作り方のポイントを紹介しましょう。

パソコンを打つ手
(c)Adobe Stock

1:記号や図形をきちんと使い分ける

業務フローには、特に決まったフォーマットはありません。ですが、記号や図式を意味別にきちんと使い分けると、よりわかりやすいです。その際には、フロー図で使われる基本的な記号を用いるのがおすすめ。

例えば、矢印は「業務の流れ」、楕円形のボックスは、業務の「開始」「終了」を表す記号です。そのほか、どのような作業を行うかを示す場合には四角形のボックスを、条件によって業務が分岐する場合には、ひし形のボックスを用います。

2:スタート地点は明確に書く

例えば、始まりの業務が複数書かれていると、図が複雑化してしまいますし、何から始めればいいのかがわかりにくいです。そのため、図のスタート地点は1つに絞りましょう。また、「いつ、誰が、何をきっかけに」など、業務がスタートする条件を明確に書くことも大切です。

3:時系列に沿って書く

業務フローは、業務の流れを表すものですので、時系列に沿って書くようにしましょう。その際には、上から下、もしくは左から右にかけて書くと、わかりやすいです。もし作業が分岐した場合にも、この流れに反することなく書くようにしましょう。

類語や言い換え表現は?

最後に、フローの言い換え表現をいくつか紹介します。

1:手順

手順とは、「物事を行う順序」という意味です。「業務フローを確認してください」というフレーズは、「業務の手順を確認してください」と言い換えることができますよ。手順という言葉は日頃から使い慣れている方も多いので、認識のずれも生まれにくいでしょう。

打ち合わせする男女
(c)Adobe Stock

2:プロセス

プロセスとは、英語の「process」が語源の言葉です。意味は、「仕事を進める手順や方法」「過程」。「作業のプロセスを明確にしてください」などと使われます。

3:段取り

段取りも、日常的によく使う言葉なのではないでしょうか? 段取りとは、「物事を行う手順や順序、その準備」のこと。「この作業の段取りを、わかりやすい図にしました」といった使い方ができます。

最後に

この記事ではフローという言葉について、意味や類語などを紹介しました。ビジネスシーンにおいてフローは、「業務フロー」「フローチャート」といった言葉で使われることが多いです。いざ、これらの言葉を聞いた時に、すぐに意味を理解できるよう当記事をぜひ参考にしてみてくださいね。

TOP画像/(c) Adobe Stock

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