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2023.10.06

飲み会や会食後、お礼のメールはいつ送る? 送る相手別に例文も紹介

社会人になるとよくあるのが、上司や先輩との飲み会や会食ですよね。飲み会などが終わるとすぐにお礼を伝えますが、メールでも再度感謝の気持ちを伝えましょう。この記事では、お礼メールの作成について紹介します。

飲み会や会食後、忘れずにメールを送ろう

社会人になると、職場の人と飲み会や会食をする機会が増えますよね。飲み会などの後、メールでお礼を伝えることもありますが、どう書けばいいかわからず、どうしてもメールを送るのが遅くなるという人もいるでしょう。

お礼のメールは、作り方のポイントを押さえておくと、迷うことが減るかもしれません。送る相手別に例文も紹介しますので、参考にしてくださいね。

送るタイミング

飲み会などのお礼メールで必ず押さえておきたいのが、メールを送るタイミングです。飲み会や会食後、翌日中にはメールを送ることを意識しましょう。それがマナーであると認識する人が多いからです。

特に、相手が取引先や上司、先輩の場合は、早めに送ることを心がけましょう。また、相手がご馳走してくれた場合も、スピーディーにお礼のメールを送るようにしてください。

相手によっては、チャットやLINEでもOK

飲み会などのお礼メールは、基本的にメールで送ることが多いでしょう。しかし、相手によっては、チャットやLINEで送るのもOK。普段からチャットやLINEでやり取りをしている、職場でそれが問題ないとされている場合は、チャットやLINEを使うといいですね。

そこまで打ち解けていない目上の人や、取引先については、メールでお礼を伝えるのがいいでしょう。

宴会の食事
(c)Adobe Stock

飲み会や会食のお礼メールはどんな構成?

ここからは実際に送るお礼メールの構成について見ていきましょう。

お礼メールの基本形

飲み会などでお礼のメールを送る際の基本形は次の通りです。

《基本の構成》
1:あいさつ
2:飲み会や会食のお礼
3:料理やお店、会話などの感想
4:感謝の気持ち
5:締めの言葉

上記の順で書いていくと、スムーズに作成することができるでしょう。

件名は、わかりやすいものを

件名は、一目見てわかるようなものにしておきます。そうすることで、相手もメール対応がしやすくなるでしょう。件名は、飲み会や会食の格式で使い分けることをおすすめします。

《格式の高い会食》
・昨夜の会食の御礼
・お招きの御礼

《カジュアルな飲み会や会食》
・昨日の飲み会のお礼
・会食のお礼

目上の人には丁寧な表現で

飲み会や会食で盛り上がり、相手がフランクに接してくれた場合、お礼のメールもフランクにしがちです。しかし、相手によっては、そのようなメールを無礼と感じるかもしれません。

特に、目上の人の場合は、注意が必要です。飲み会や会食終了後は気持ちを切り替え、丁寧にお礼のメールを作成しましょう。

スマホを打つ手
(c)Adobe Stock

【送る相手別】飲み会や会食のお礼メール例文

ここからは、お礼メールの例文を見ていきましょう。送る相手別に紹介します。

送る相手が上司

《例文》
○○課長、昨夜はお忙しいなか、会食にお誘いいただきありがとうございました。また、すっかりご馳走になり恐縮です。

とてもおいしい懐石のコースで感動しました。また、いろいろアドバイスをいただき、とてもうれしかったです。いただいたアドバイスを生かして、今後も仕事をがんばります。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

**

相手がご馳走してくれた場合は、ただ「ご馳走様でした」と伝えるよりも、フレーズの前に「思いがけず」や「すっかり」という言葉を入れることをおすすめします。「奢ってもらえるのが当たり前」とは思っていないということが、より相手に伝わるはずです。

送る相手が先輩

《例文》
○○先輩、昨夜は楽しい時間をありがとうございました。また、思いがけずご馳走になり恐縮です。先輩に話を聞いていただけて、すっかり気持ちが軽くなりました。とてもおいしい料理と、素敵なお店だったので、感動しました。後日お返しできる機会をいただけますと幸いです。本当にありがとうございました。

**

相手が先輩の場合は、少しカジュアルめの内容になってもいいでしょう。また、次につながる一言も意識して入れると、相手も喜んでくれるのではないでしょうか?

送る相手が取引先やお客様

《例文》
いつもお世話になりありがとうございます。A株式会社○○です。昨晩は会食にお招きいただき、誠にありがとうございました。また、すっかりご馳走になってしまい、恐縮です。

おいしいお食事と素敵なお店で感激しました。加えて、△△様のお話をじっくりとお伺いすることができ、私にとって特別な時間になりました。

また機会がございましたら、ぜひご一緒させていただけますと幸いです。まずはメールにて御礼申し上げます。

**

相手がお店や会場を選んでくれた場合は、お店や会場にも触れるといいですね。相手は、「この店の料理は口に合ったかな」「会場は気に入ってもらえただろうか」など、何かと気にしていることが多いもの。お店や会場に対する感想を言葉にすることで、安心してもらえるでしょう。

加えて、ご馳走になったことに対する感謝の気持ちや、次につながる一言も必ず添えるようにしたいですね。

会計が割り勘だった場合

《例文》
○○さん、昨夜はどうもありがとうございました。思いもかけずお誘いいただき、楽しいひと時を過ごすことができて、うれしかったです。○○さんのお話がとても面白くて、あっという間でした。ぜひまたご一緒ください。

**

割り勘だった場合も、もちろんお礼メールを送ります。楽しい時間を共有できたことや、話の内容などについて、感謝の気持ちを伝えてくださいね。

乾杯する人たち
(c)Adobe Stock

送ったお礼メールに返信が来たら?

飲み会などのお礼メールに対して、返信をもらうことがあります。その場合、どのように対応すればいいかを見ていきましょう。

返信するかどうかは、自分で決めてOK

お礼メールに対する返信をもらうと、再度返信したくなるかもしれません。しかし、返信のループになってしまうと、相手にも負担がかかってしまいます。お礼のメールについては、基本的に一往復で終えるようにするのが一般的。そのため、再度の返信はしなくてもかまいません。

ただし、返信が必要な場合や、返信した方がいい相手の場合は、速やかに対応しましょう。特に、相手が取引先やお客様の場合は、再度返信するかどうかを上司や先輩に相談するのも一つです。

再度返信する場合は、相手に向け、再々返信をする必要がないことを知らせるといいですね。「ご返信には及びません。どうぞお気遣いなさいませんように」のような言葉を添えると、相手も安心するでしょう。

おわりに

上司や先輩と一緒に飲み会や会食に参加するのは、社会人ならではのこと。相手がご馳走してくれるということも増えるのではないでしょうか? お礼メールは速やかに送り、感謝の気持ちをきちんと伝えましょう。

TOP画像/(c) Adobe Stock

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