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2023.11.09

ビジネスシーンや日常生活で使える! ちょっとしたお礼を伝える言葉を紹介

上司・先輩からの仕事のフォローやサポート、友人からの気遣いやお土産をもらったときなど、受けた厚意にはきちんと感謝の気持ちをお返ししたいですね。でも大げさ過ぎるのはちょっと、という場合、どのような言葉でお礼を伝えるのがいいのでしょうか。例文とともに解説します。

お礼の気持ちは真摯に伝えたい

お礼を伝えるとき、何よりも大切なのは真摯な姿勢です。相手の厚意に対して、ちゃんと目を見て、礼儀正しく、感謝を伝えたいものです。それはビジネスの現場でもあっても、親しい間柄の友人であっても同じこと。そして、誠意を感じる言葉選びももちろん重要です。ちょっとしたお礼にふさわしい言葉を、大切に、真面目に伝えましょう。

ビジネスシーンにおける、ちょっとしたお礼を伝える言葉とは?

ビジネスシーンでちょっとしたお礼を伝えるのは、上司や先輩の場合が多いのではないでしょうか? 大切な点は2つ。まずは「その場ですぐにお礼を言うこと」。相手が忙しくその場を立ち去ってしまった場合もそのままにせず、タイミングを見計らって必ずお礼を言うようにしましょう。そして、どんな言葉でも「敬意を持って伝える」ことです。

それでは、いろいろなシーンでのお礼の言葉を紹介しましょう。

1:「ありがとうございました。大変勉強になりました」

仕事でフォローしてもらったときや、アドバイスをもらったときの例文です。お礼の言葉とともに、勉強になったことや物事が解決したことなどを具体的に言い添えると、相手にも「やってよかったな」と思ってもらえますよ。

2:「先ほどはありがとうございました。大変勉強になりました」
「先日は〇〇の件でフォローしていただきありがとうございました。お蔭さまで無事に解決することができました」

お礼が当日ではなく後日になった場合は、フォローしてもらった結果を必ず伝えるようにしましょう。

笑顔のビジネスマン
(c)Adobe Stock

3:「お忙しい中、ありがとうございました。解決の道筋が見えてきました」
「いつも親身になっていただいてありがとうございます。気持ちがラクになりました」

相談に乗ってもらったときは、自分のことで時間を割いてもらったことにしっかりとお礼を述べましょう。そして、「相談に乗ってもらって本当に助かった、元気が出ました」というように、自分自身の変化を具体的に伝えることが大事。「何かあったら、また相談に乗るね」という、心強い言葉ももらえるのではないでしょうか。

4:「昨日はお土産をありがとうございました。ご飯のお供にぴったりで、つい食べ過ぎてしまいました(笑)」
「先日は土産をありがとうございました。おいしいお菓子に、家族みんな大喜びでした」

お土産を受け取ったそのときは「ありがとございます」でよいですが、次に会ったときには、お礼とともにぜひ感想を述べましょう。少し茶目っ気を交えると、弾んだ気持ちが伝わっていいですね。

ちょっとしたお礼の気持ちを伝える手紙の書き方

お礼を言いたい相手と会う機会のない場合や、少しだけ改まってお礼を述べたいときは、簡単な手紙をデスクに置いておくのもおすすめです。格式張る必要はありませんが、手書きがベスト。「わざわざ書いてくれたんだな」と、受け取る側はうれしく感じることでしょう。一筆箋や便箋を常に用意しておくといいかも。

手紙を書く人
(c)Adobe Stock

1:「本日は〇〇件でフォローしていただき、本当にありがとうございました。お蔭さまで〇〇することができました。今後ともよろしくお願いいたします」
「〇〇の件ではお世話になりました。ご指導をいただき〇〇できました。心から感謝しています。今後ともよろしくお願いいたします」

お礼の言葉・結果・締めのあいさつは、必ず入れたいですね。冒頭で「お世話になりました」を使ったときは、あとから「感謝します」の一言を入れるとより丁寧です。

2:「先日はお忙しいなか、相談に乗っていただきありがとうございました。お蔭さまでスムーズに問題解決ができました。今後とも何かありましたら、相談にのっていただけますとうれしいです」

相談に乗ってもらったときは、「今もこれからも頼りにしています」、という気持ちをぜひ伝えましょう。

3:「〇〇課長(〇〇さん)、お疲れさまです。〇〇部の〇〇です。先日はお心遣いをいただきありがとうございました。お土産のお菓子、大変おいしくいただきました。コーヒーとよく合いますね。取り急ぎましてお礼を申し上げます」

自分のいない間にデスクにお土産が置いてあったり、本人ではなく誰かを通してお土産をもらったときにも、このようなお礼の手紙が効果的です。

友人などカジュアルにちょっとしたお礼を伝える言葉とは?

親しき中にも礼儀あり、といいます。気の置けない親しい友人であっても、何かしてもらったときは誠実にお礼の言葉を伝えるようにしましょう。

1:「うれしい! 素敵なプレゼントをありがとう。さっそく使わせてもらうね」

プレゼントやお土産をもらったときは、「私の好きな色だよ」など、選んでよかったと思ってもらえる言葉も伝えたいですね。

誕生日を祝う女性
(c)Adobe Stock

2:「昨日は相談に乗ってくれてありがとう。〇〇ちゃんの言葉に元気出たよ」

落ち込んでいるときや悩みのあるとき、話を聞き励ましてくれる友人の存在は本当にありがたいですね。元気が出たよ、気持ちがラクになったよ、など前向きな一言でありがとうの気持ちを伝えましょう。

3:今日はありがとう。楽しくて時間があっという間だったね

一緒にいたら楽しい、という思いもちょっとしたお礼で伝えることができますね。

最後に

ちょっとしたお礼の言葉は、良好な人間関係を作るのにとても大切な要素です。だからこそ言葉選びや使い方には、さりげない気遣いを忘れないようにしたいもの。たとえば単にお礼を言うだけではなく、「お陰さまでうまくいきました」、「〇〇してくれてうれしかったよ」などのように、相手への感謝を具体的な表現で伝えると、より一層気持ちが伝わりますよ。

TOP画像/(c) Adobe Stock

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