イライラしたり沈んだりする毎日にお別れを!
「人生山あり谷あり」とは昔から言われるフレーズですが、生きていれば怒りたくなるときや泣きたくなるときもありますよね。感情の起伏が激しいことは、必ずしも悪いことではありません。感受性が豊かだとも捉えられます。
しかし、常に感情に左右されるのは大変です。気持ちが切り替えられないと、新しいことにチャレンジできなかったり、いつまでも苦しい思いをし続けたりしなければなりません。
そこで、本記事では気持ちの切り替えがうまくできるようになる方法について一緒に考えていきましょう!
気持ちの浮き沈みが生まれる原因とは?
まずは、どうして気持ちの浮き沈みが激しくなってしまうのか、その原因について知る必要があるのではないでしょうか? ここでは、原因として考えられる一例を紹介します。皆さんも、自分がどんなときに怒ったり悲しくなったりするかを思い出しながら考えてみてくださいね。
1:睡眠時間が足りていない
「睡眠時間が短い」ということとは、少しニュアンスが違います。ショートスリープのほうが自分のからだには合っているという人もいますから。ここで言う「睡眠時間が足りていない」とは、自分にとって十分な睡眠時間が確保されていない状態のことを指します。
睡眠時間が足りていないと、眠気から集中力が奪われたり、そのせいでパフォーマンスが上がらずイライラしたりしてしまいます。
2:時間に余裕がない
常に時間に追われてはいませんか? スケジュールを詰め込みすぎて融通が利かない状態になっていると、なにかトラブルが起きたときにカバーする時間的な余裕がありません。カバーできないとなると、ストレスも感じることでしょう。
なんとかカバーできたとしても、慌てた気持ちのままでは満足できない結果となってしまうことも少なくありません。
成果が出ない→焦る→取り返そうと頑張る→余裕がなくなる→成果が出ないという悪循環に陥ってしまいます。これでは、気持ちを切り替えることは難しいでしょう。
3:乱れた食生活
時間がないと、ついついインスタント食品や冷凍食品などで済ませてしまいがち。味付けの濃い外食続きなどで、栄養バランスが偏ってしまうと精神や体調に影響が出ます。人間は、食事によって生きるために必要な栄養を確保するため、必要な栄養素が不足するとイライラしてしまったり元気が出なくなったりしてしまうのです。
4:結果に100%を求める
完璧に仕事をこなそうと思ってはいませんか? 何もかもをすべて100%でこなそうとすると、もしもうまくいかなかったときに自分の肯定感が下がってしまうでしょう。自分を責めてしまうため、気持ちが不安定になってしまうと考えられます。
気持ちを切り替える方法を紹介
気持ちの浮き沈みが起きる理由についていくつか紹介しましたが、そうはいってもこれらを完全に無くすということは難しいでしょう。そこで、気持ちを切り替える方法について一緒に考えてみませんか?
1:生活習慣の見直し
まずは、十分な睡眠時間が確保できているか、バランスの良い食生活を送れているかを振り返ってみましょう。実は寝る前にスマホをいじってしまい寝るのが遅くなっているという場合もあるのではないでしょうか。
また、忙しくて自炊をする時間がないという人は、最近はスーパーやコンビニでも健康を重視したお弁当が出ているのでそういったものを意識的に選ぶと良いかもしれません。
また、休日などの空いた時間に作り置きしておくのもおすすめです。
2:運動をする
程よい運動は良いリフレッシュになりますよ! 激しい運動や筋トレではなくても、外を散歩してみたり軽いストレッチをしたりすることでストレス解消に繋がります。
3:お風呂に浸かる
身体をあたため、ほぐしてあげることも大切です。リラックス効果のある入浴剤を入れたり、お気に入りのボディソープなどで良い香りに包まれましょう。お風呂に浸かることで、芯から温まります。深い睡眠に効果的です。
気持ちの切り替えが苦手な人はどんな人?
気持ちの切り替えが苦手な人の特徴も見てみましょう。これらの特徴を改善することで、気持ちも切り替えやすくなるのではないでしょうか。
1:ひとりで抱え込みがち
自己開示が苦手な人は、気持ちの切り替えが苦手な人が多いです。辛いことも話せば気が楽になる場合も少なくありません。しかし、自分の話をすることが苦手な人は、ひとりで抱え込みがち。
その結果、あたまの中でぐるぐる考え込んでしまい、気持ちの切り替えができなくなります。
2:周囲に気を遣いすぎる
気配りができるということは、すばらしいことです。しかし、周りに気を遣いすぎてしまったり、周りの言動に傷ついたりしてしまうことも…。
「あのときこう言えばよかったかな…」と考え込んでしまったり、「あの言い方で傷つけてないかな…」とひとり反省会をする人が多く、引きずりがちです。
3:面倒くさがり
実は面倒くさがりな人の中には、気持ちの切り替えが苦手な人が多いです。面倒だからとついつい後回しにしてしまうのですが、つねに頭の片隅で「やらないと…」と考えていたりします。
したがって、他のことをしていても面倒くさがって後回しにしていたことが気になってしまい、気持ちの切り替えがしにくくなってしまうのです。
最後に
分かってはいても、すぐに気持ちを切り替えるのは難しいという人も多いのではないでしょうか? 完璧を求めすぎない、ポジティブ思考を日常的に意識することで少しずつ変わっていけるはず。
ぜひ、本記事をひとつの参考にしてみてくださいね。
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