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2023.06.29

「ご無沙汰しております」に対する正しい返事とは? 返事のパターンを紹介

「ご無沙汰しております」と言われた時、どのように返事をすればいいか悩むことはありませんか? この記事では、返事のパターン以外に、より丁寧に返事をするポイントを紹介します。ぜひ正しい返事をマスターしてください。

「ご無沙汰しております」の意味や使い方をおさらい

あいさつや、メールの冒頭で使われることが多い「ご無沙汰しております」。この言い回しを最近見聞きしたという人もいるでしょう。「ご無沙汰しております」と言われたら、どう返事をするのが正しいのか、迷ってしまいませんか?

「ご無沙汰しております」は、ビジネスシーンやフォーマルな場でもよく登場する言い回しです。正しく使うためにも、意味や使い方、ポイントを知っておくといいですね。

「ご無沙汰しております」の意味と使い方

久々に会う相手と話す時や、長らく連絡をしていなかった相手にメールや電話をする時、「ご無沙汰しております」と伝えてから、本題の話をするのが一般的です。

「ご無沙汰しております」は、「長い間、連絡をしなくて申し訳ありません」という意味。2~3か月以上の間、音沙汰がなかった時に「ご無沙汰しております」を使います。

なお、交流のない期間が半年から1年以上の場合は、「久しくご無沙汰しております」「大変ご無沙汰しております」のように表現することも。この言い回しも覚えておくと、役に立ちますよ。

メールや口頭でも使える

「ご無沙汰しております」は、使うシーンを選びません。直接の会話や電話はもちろん、メールや手紙でも使うことができます。また、「おります」は謙遜語のため、同僚や友人知人だけでなく、目上の人に対して使っても問題ありません。

ビジネスシーンで「ご無沙汰しております」を使う場合は、必ず自分が誰かを名乗るようにします。たとえば、「ご無沙汰しております。春の展示会でお世話になりました、〇〇会社の〇〇と申します」のように伝えると、その後の会話がスムーズに進むでしょう。

キーボードの上にある積み木のメール
(c)Shutterstock.com

「ご無沙汰しております」に対する正しい返事の仕方

「ご無沙汰しております」に対する返事の仕方を見ていきましょう。

「こちらこそご無沙汰しております」

「ご無沙汰しております」に対する返事で、もっともよく使われる言い回しです。しばらく連絡をしなかったのは、言われた方も同じ。返事の際、「連絡をしなくて申し訳ない」という気持ちを、この言い回しで伝えるといいですね。

冒頭に「こちらこそ」を付けると、相手の言葉に同意するニュアンスが出て、より気持ちが伝わるでしょう。また、「こちらこそご無沙汰してしまい、申し訳ございません」のように「謝罪の言葉」を付け加えると、より丁寧な印象になります。

「お久しぶりです」

「お久しぶりです」と返事をするケースもあります。丁寧な表現ではありますが、「こちらこそご無沙汰しております」に比べると、少しカジュアルな印象です。そのため、目上の人に対して使うのは避ける方が無難。「お久しぶりです」は、自分と同格、もしくは目下の相手に対して使うといいですね。

より丁寧に返事をするには?

ビジネスやフォーマルな場でのやり取りや、相手が目上の人だった場合は、より丁寧に返事をしたいですね。その場合、どのように返事をすればいいかもチェックしていきましょう。

相手の近況を聞く

「こちらこそご無沙汰しております」の後に、「いかがお過ごしでしたか?」「お変わりございませんか?」と、相手の近況を聞くといいですね。そうすることで、相手を気遣う気持ちが伝わるとともに、丁寧さが増すでしょう。

また、相手の近況を聞くことで、相手が話しやすくなるというメリットも。特にビジネスシーンでは、何かしらの相談や伝えたいことがあり、連絡をしてくれた可能性がありますよね。

「ご無沙汰しております」の後に、相手の近況を聞く問いかけをすることで、その後の会話がスムーズに進むはずです。

自分の近況についても話す

相手の近況を聞いたら、自分の近況も話すといいですね。自分の状況を伝えることで、連絡をしなかった理由や、申し訳なく思う気持ちがより丁寧に伝わることも。また、そこから会話が弾むケースも多いため、コミュニケーションがスムーズになるかもしれません。

ただし、対面の場合は、まず相手の近況を聞くのがベター。相手の話が落ち着いてから、自分の近況を話すといいでしょう。

電話をしながらメモをとる笑顔の女性
(c)Shutterstock.com

メールの返事で注意したいことは?

久しぶりの相手からメールが来た時、どのように返事を書けばいいか見ていきましょう。メール作成の参考にしてくださいね。

メールの返事は早めがベスト

久しぶりの相手にメールをするとなると、少し緊張しませんか? 「自分のことを覚えてくれているかな?」「返事が来なかったらどうしよう」「久しぶり過ぎて、相手の迷惑になるかもしれない」など、相手はいろいろな不安を感じているかもしれません。

その点を考えると、可能であれば、24時間以内に返事をするのが理想的。返事が早いと、相手も安心してくれるはずです。

また、早く返事をすることで、自分の評価が高まるということも。返事や対応が早い人は、信頼されやすい傾向があります。早く返事をすることは、自分にとってもメリットがあるのです。

メールの返事、書き出しは?

メールで返事をする際の書き出しについて、文例を紹介します。ビジネスメールを想定していますので、参考にしてくださいね。

・こちらこそご無沙汰しております。連絡を差し上げず、失礼いたしました。お忙しい中ご連絡いただきまして、ありがとうございます。

・こちらこそご無沙汰してしまい、申し訳ございません。本来なら、こちらから連絡すべきところ、ご連絡いただきありがとうございます。

・こちらこそご無沙汰しており、失礼いたしました。ご連絡をいただきまして、ありがとうございます。

上記のような言い回しのあとに、「お変わりありませんか」「お変わりなくお過ごしですか」のような、相手の近況を尋ねる言い回しを加えるのもいいですね。相手の書いている内容を踏まえつつ、自分の近況も付け加えて返事をすると、相手を安心させることができるでしょう。

アクリル板にマジックでかかれたメールマーク
(c)Shutterstock.com

最後に

「ご無沙汰しております」に対して返事をするなら、「こちらこそご無沙汰しております」と伝え、連絡ができず申し訳ないという気持ちを伝えます。そのあと、相手の近況について聞いたり、自分の近況を伝えたりすると、コミュニケーションがよりスムーズになるはずです。メールでやり取りをする場合は、早めの返事がベスト。相手に余計な負担がかからないよう、心を込めて返事のメールを作成したいですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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