「墓場まで持っていく」とは? 意味や使い方、例を詳しく紹介! | Oggi.jp
Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

line instagram TikTok X facebook search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. 働く
  3. 言葉
  4. 「墓場まで持っていく」とは? 意味や使い方、例を詳しく紹介!

WORK

2023.07.06

「墓場まで持っていく」とは? 意味や使い方、例を詳しく紹介!

「死ぬまで秘密を守る」という意味の慣用句に「墓場まで持っていく」という表現があります。本記事では「墓場まで持っていく」という言葉の意味と類語を解説。さらに、墓場まで持っていく秘密の事例も紹介します。

「墓場まで持っていく」の意味とは?

誰であれ、人には言えない秘密というものがあるのではないでしょうか? そして、その秘密を死ぬまで隠し通そうとする時、「墓場まで持っていく」ということになるのかもしれませんね。「墓まで持っていく」と表現することもあります。

『デジタル大辞泉』(小学館)によれば、「墓まで持っていく」という記述で「死ぬまで秘密を守る。誰にも打ち明けず隠し通す」とあります。決して秘密を明かさない、死ぬまで守り抜くという意味の表現が「墓場まで持っていく」です。

「墓場まで持っていく」の類語表現を紹介

では、「墓場まで持っていく」を別の言い方で表現するとどうなるのでしょうか?

1:黙秘する

「黙秘」とは書いて字の通り、何も言わず、黙っていることを言います。「当事者が黙秘しているので、真相がわからないままだ」というような言い方がありますね。

2:秘密を厳守する

「秘密厳守」は、「墓場まで持っていく」の言い換えとして一般的でしょう。「墓場まで持っていく」という言い方はビジネスシーンなどではあまり適していませんが、「秘密を厳守する」であれば、どんなシーンでも使うことができます。

3:内密にする

「墓場まで持っていく」という言葉ほどの強いニュアンスはないのですが、「内密にする」というのも類語のひとつと言えるでしょう。内密とは「表沙汰にしないこと」、あるいは「内緒にしておく」という意味。「内密に願います」と頼まれたら、表立ってそのことをしゃべってはいけません。

ブラインドの隙間から外をのぞく女性
(c)Shutterstock.com

4:口外しない

「口外」とは、「秘密にしておくべきことなどを言葉に出すこと」「他人に話すこと」を指す言葉です。そのため、「口外しない」という場合には、それを口外しない、つまり「しゃべらない」ということになります。

5:口を割らない

サスペンスドラマなどでよく聞かれますね。「彼が犯人だと思うが、なかなか口を割らないので困っている」というように使うことができる表現です。この場合、しゃべらないことをネガティブに捉えている印象になります。

「墓場まで持っていく」話にはどんなものがあるの? 例を紹介

誰であっても、人には言いたくない秘密を持っているものです。そして、誰にもその秘密を明かさないまま「墓場まで持っていく」ことになるのでしょう。では、「墓場まで持っていく」話の具体例にはどのようなものがあるでしょうか? 以下に4つの例を紹介します。

1:実は「腐女子」であること

「もともとBLが大好きで、今では腐女子の仲間で同人誌を発行するまでになっているけど、結婚を考えている彼には打ち明けていません」とか「腐女子仲間の集まりが週2回あるけれど、同居する家族には『習い事に通っている』と嘘をついている」など、自分が腐女子であることを隠している女性は案外多いようです。

恋人はもちろん、家族や友人にも打ち明けられずに悩んでいるケースもたくさんあるようですよ。

本を読む女性
(c)Shutterstock.com

2:実は整形している

最近では整形したことをオープンにする方も増えました。以前に比べて整形は一般的になり、大掛かりな整形手術だけではなく、体の一部を少しだけ整形することもあります。一方で、整形手術をしたことを墓場まで持っていく方もやはり多いようです。整形をした事実だけでなく、「過去の姿が写っている写真も墓場まで持っていく!」とおっしゃる方もいるとか。

3:実は夫のことがあまり好きではない

「結婚して10年。結婚当初は子どもの手が離れたら夫婦で出掛けたりしたいなあと思っていましたが、今ではまったくそんなことは考えられません」とか、「子育てにも非協力的だし、共通の趣味もない。まったく魅力を感じない毎日を過ごしているうちに、夫婦二人だけで過ごす時間をできるだけ避けるようになりました」など、結婚生活は継続しているけれども、実は夫のことが好きではないという人も多いようです。

長い年月の間に積み重ねられたネガティブな感情がそのまま固くなってしまい、そう簡単には解けなくなってしまったのかもしれません。いっそ離婚して新しい人生のスタートを切ったらいいのに、と思う人もいると思いますが、それすら面倒という場合もあるようです。

キッチンで立ち話をする男女
(c)Shutterstock.com

4:実は本音で話したことがない

「どうしてだかわからないけれど、気がついたら、常に周りに対して心の中で悪態をついていたりします」とか「相手が笑顔で話しかけてきても何かウラがあるのではないかと勘繰ってしまう」、「同僚に話しかけられても、心の中では『うっとおしいな、話しかけてくるなよ』と思ってます。こんなこと絶対に誰にも言えない」など周囲と本音ベースで付き合えない人も多いようです。こうした気持ちは、なかなかオープンにはできませんね…。

自分に余裕がないときや自信が持てないとき、何でもいいから悪態をつきたくなることが誰しもあるのではないでしょうか? そんな状態が長く続くと自分自身が辛くなってしまいそうですが、そんな経験を完全に否定できる人は多くはないでしょう。

最後に

あなたにも「墓場まで持っていく」と思っている、もしくは決めている秘密はあるでしょうか? ちなみに、「墓場まで持っていく」理由を尋ねてみると、「相手を傷つけてしまうから」という声が多くあるようです。つまり、「墓場まで持っていく」のは相手への思いやりのあらわれでもあるのかもしれません。自分を良く見せるためにつく嘘もあれば、相手を思う嘘もあるということ。人の心って難しいものですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

【関連記事】

Today’s Access Ranking

ランキング

2024.11.22

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。