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2023.07.04

「地頭」の意味や類語は? 地頭がいい人の特徴や地頭をよくする方法などを丸っと解説

賢い人や要領のいい人を褒める際、「地頭(じあたま)がいい」という言葉が使われていたり、使ったりしたことはありませんか? なんとなくニュアンスはわかるけど、正しい意味をパッと答えられない人も多いのでは。そこでここでは「地頭」の正しい意味や使い方、「地頭がいい人」の特徴について解説します。

「地頭」の意味や読み方とは?

「地頭」という言葉を知っていますか? 日常生活ではなかなか使わないかもしれませんが、コンサルティング業界などでは良く知られている言葉。

(c)Shutterstock.com

まずは、読み方と意味をおさえておきましょう。

◆地頭の意味と読み方

読み方は「じあたま」です。学校など教育で与えられるのではなく、その人にもともと備わっている本来の頭の良さのこと。博識であることではなく、論理的に考える力、また考えたことを伝えるコミュニケーション能力のことを指す場合が多い言葉です。

そもそもこの言葉は、ビジネスコンサルタント・細谷 功氏の著書『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』(東洋経済新報社 2007年)から広く知られるようになった言葉。同書の中で、地頭力とは知識や情報を加工する力と定義されており、問題を解決するために不可欠な能力と解説されています。

ちなみに、同じく「地頭」と書いて「じとう」と読むことがあります。これは、鎌倉・室町幕府が桑園などを管理支配するために設置した役職のこと。平安時代からあった職ですが、鎌倉時代に源頼朝が全国へと広げました。

そういえば、日本史のテストで出たことがある気がしませんか!?

◆地頭力と知識力の違い

(c)Shutterstock.com

…と、ここまで説明しましたが、「知識力と何が違うかわからない」といった声が聞こえてきそうですね。知識力とは、知識に力がついた言葉で、「あの人は知識力がある」と言えば、豊富な知識がある人を指すことが多め。

地頭力のある人は、豊富な知識を持っている人ではありますが、持っているだけでなく、その知識を使って、アイデアを生み出すことに長けている、と言えそうです。加えて、そのスピードが早い! つまり、博識で、頭の回転が早い人のことを、地頭力のある人と捉えておけば良さそう。

“地頭がいい人”の特徴は?

(c)Shutterstock.com

では、地頭のいい人の特徴を挙げてみますね。あなたは当てはまりますか?

新しい情報を素早く理解する

地頭のいい人は新しい情報が入ってきても、すぐに理解します。鵜呑みにすることはなく、自分の中でかみ砕いて理解していくので、理解がスムーズで的確。自分の中に取り込んだことは、その本質を掴み、すぐに自分の知識として活用できるのも地頭のいい人の特徴。インプットだけでなく、アウトプットも早いのです。

相手に合わせた話し方ができる

地頭のいい人は、臨機応変で観察力にも優れているもの。知識を単なる言葉としてではなく、概念として取り込んでいるので、相手に合わせた言葉でものごとを解説することができます。

たとえば、地頭のいい人は機械に強くないお年寄りにでも、上手にスマホの使い方を説明ができるのが地頭のいい人、として使うことができそう。単に使い方の手順を覚え込ませるのではなく、相手が自分で使えるようになることを目的として設定し、相手に必要な情報だけを選別、相手に伝わる話し方をすることができるのが、地頭力と言えそうです。

話の引き出しが豊富で楽しい

地頭のいい人は、知識や情報をたくさん持っています。勉強だけでなく、例えば、映画や音楽、絵画、街の情報など、様々な分野に興味を持ってアンテナを張っています。広い視野でものごとを見るので、関係なさそうなことの共通点を見つけるのも上手。他の人にはない視点を持っていたりもするので、話していてとても刺激的で楽しい人が多いのです。

地頭のいい人”になる方法

(c)Shutterstock.com

地頭の良さは、生まれながらの素養なのでしょうか? そういった側面もありますが、トレーニング次第で誰でも高めることができますよ。

本を読む

知らなかったことを知り、多様な考え方を身に付けるのに読書は最適。普段、読書をしていないという人は、慣れないうちは嫌になってしまうかもしれませんが継続は力、続けているうちに、文字を追うのが辛くなくなってきますよ。

まずは、1週間で1冊などとちょっとハードな目標を決めて、意味がわからなくてもいいので、気になった本をどんどん読んでいきましょう。そのうち、自分の好みや興味が明確になってくると、楽しくなってきます。ポイントは、いろんなジャンルの本を読むことです。

根拠や理由を述べる習慣をつける

人と話をする時に、何か意見・考えを述べますよね。その時には、「なぜ、そう思うのか」という根拠や理由を必ず伝える習慣をつけましょう。地頭力とは論理的思考能力ともいえる力。原因と結果、根拠と結論、というように、ロジカルに考える習慣をつけることは地頭力のトレーニングになります。

情報を鵜呑みにしないで考える

地頭のいい人は、得た情報を鵜呑みにすることはありません。きちんと吟味し、自分のフィルターを通して検討します。「Twitterで読んだから」「先輩が言っていたから」「毎年そうしているから」といったことでものごとを判断しません。

自分の頭で考え、わからなければ調べるなどして、自分なりの結論を組み立てましょう。近年は情報過多の時代ですから、情報の本質を見抜く力は強い武器になるハズ。

「地頭」の類語にはどのようなものがある?

(c)Shutterstock.com

続いて、「地頭がいい」に似た言葉を3つご紹介します。

利口

勉強ができるだけではなく、状況に合わせて、的確な行動が取れることが「利口」と言われる人の特徴。「地頭がいい」というのはビジネスシーンで言われることが多いのですが、実生活のシーンでは「利口」と言われることが多そうです。

有能

成績がいいことを「優秀」とよく言いますが、能力が高いことは「有能」と呼ばれることが多め。有能は地頭がいいことと似ています。「地頭がいい」には、さらに判断や思考が早いというニュアンスが含まれます。

回転が早い

「地頭がいい」は、「頭の回転が早い」と言い換えることができます。回転が早いことに加えて、柔軟な発想力や論理的思考力が加わっているのが「地頭がいい」状態。

最後に

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なんでも素早く理解して、問題を解決していくなんて、まるでスーパーマンのような「地頭のいい人」。でも、脳は使えば使うほど成長するもの。筋トレと同じで、普段使っていなかった思考回路を使うのは気が重いものですが、日々動かしていれば、だんだん軽快になっていきます。使いながら新しい思考回路を育てていく好循環をつかめば、誰でも地頭力を得られるのではないでしょうか?

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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