4月は愛する『名探偵コナン』の映画公開が!
あっというまに新年度です。
4月は私にとっては、愛してやまない、『名探偵コナン』の季節!劇場版の公開に合わせコナン関係のイレギュラーの仕事が入り、一年で一番楽しく、緊張する月でもあります。
『名探偵コナン』のアニメは25年以上放送され続けていますし、毎年4月には劇場版が話題になる、国民的アニメのひとつと言っていいと思います。
とはいえ、昔見ていて、子どもの姿になってしまったコナンが主人公で、「真実はいつも一つ! 」なんてキメ台詞は知っていても、すっかり今は疎遠になってしまった方も多いのではないでしょうか。
「まだ続いているの? 」と聞かれることも多いですが、まだまだ、どんどんおもしろくなっているところです!
コミックスは4月12日に103巻が発売。長く買い続けてきましたが、さすがに本棚に入らなくなってしまったので電子書籍派に移行しました…。
毎年公開されている劇場版は、去年の25作目『ハロウィンの花嫁』がシリーズ史上最高の興行収入97億円越えと、いまもなお人気は右肩上がりなんです…!
「名探偵コナン検定」1級、持っています…!
私自身の話をすると、小学生の頃アニメ放送が始まり、謎を解くおもしろさ、不思議なトリック、魅力的な登場人物にすっかり夢中になり早25年以上。毎年映画館に足を運び、ついに「名探偵コナン検定」1級も取得してしまいました。
『名探偵コナン』のアニメは系列局の読売テレビ制作、日本テレビ系で放送されています。そのため、劇場版舞台挨拶の司会など、コナン関連の仕事は弊社のアナウンサーが請け負うことが多いです。
入社してから、私が大のコナン好き、ということは日々の会話の中で身近な人は知っていましたが、もちろんコナンイベントのブッキング担当など、その他の人は知りません。ですのでコナンの仕事を他の先輩が担当していて、そしてその先輩にキャラクターについてなど質問されたことに答えつつ、私が担当したかったな…、と指をくわえて見ていることが毎年ありました。
この流れが変わったのは『ZIP! 』を担当するようになってからです。
『ZIP! 』スタッフと日々話をする中で、私のコナン好きをおもしろがってくれて、たとえば劇場版名探偵コナン公開日決定、なんてニュースのタイミングで、ファンとしてコメントする時間を作っていただいたり、コナンアプリ挑戦企画を担当させてくれたり、前述の「コナン検定」も受けましょう! と、提案してくれたのは『ZIP!』スタッフでした。
検定なんて取っても意味があるのだろうか…と最初は少し及び腰でしたが、いざ取得してみると「1級取得」というのは非常に分かりやすい肩書になります。
アナウンサーとして”好き”を発信していく。
そんな中で、社内の映画チームも、徳島はコナンが好きなんだと、認知してくれて、ようやくコナン関連のイベント司会や、コナン特番の仕事に呼んでもらえるようになりました。
そうすると、さらにおもしろくなって、『シューイチ』に番組異動した際は、自分でコナン関連の企画書を書き、“コナン好き有名人の方との座談会”を放送につなげることができました。
“好き”を仕事にするには、内に秘めているだけではダメ
アナウンサーは“好き”が仕事になる、でもその“好き”は自分の内に秘めているだけでは意味がないに近く、好きなんだけどな…という待ちの姿勢では何にもつながらない、誰かに知ってもらわないといけない! と、コナンを通じて学びました。
アナウンス部には現在約60人のアナウンサーがいますが、“好き”は大事な個性の一つ。後輩にも、“好き”なことはどんどん突き詰めて、そして発信していこう! と伝えています。
この4月、私は番組の異動はなく、担当している夕方の『news every.』の出演曜日が木・金から、月・火・水に変更になるだけなので、のほほんとしています。(とはいえ休日も変わりますし、生活サイクルは意外に変わりそうです)