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2023.04.15

「うなずき」とは? うなずきの類語表現やメリットなども紹介

「うなずき」とは、「うなずく」という動詞の名詞形のこと。類似表現は「承諾」「指示」などがあります。うなずきながら、人の話を聞くことで、さまざまなメリットを得られますよ。反対に、うなずきの際に注意したいこともあります。この記事では、そんな「うなずき」について解説します。

「うなずき」の意味とは?

「うなずきが可愛い」とか「相手のうなずきで勇気を得た」などというように使う、「うなずき」という言葉。「うなずき」とは、「うなずく」という動詞の名詞形です。首を前後に振る動作で、一般的には肯定の意味を示します。

「うなずく」の類語表現を紹介

「うなずき」は、「うなずく」の名詞形。「うなずく」とは、相手を肯定していることを示している動作ですから、類語としても

・賛成する
・認める
・受け入れる
・承諾する
・支持する

などが挙げられます。

動作としても近いのは「相槌を打つ」が挙げられますね。「相槌を打つ」とは、相手の話を「うん、うん」と言って聞くこと。受け入れていることを表す動作なので、相手も話しやすくなりますね。

うなずきながら話を聞くメリットとは?

うなずく動作は、コミュニケーションの中で重要な役割を果たします。ある研究では、人と対面したときにうなずくだけで好感度のポイントが最大40%もアップすることが明らかになっています。

反対に、うなずきのない状態で話をすると、人は不安になってきます。「伝わっているのだろうか」、「聞いてくれているのだろうか」、そんな思いが胸の中で膨らんでいくのです。

ソファで談笑する女性たち
(c)Shutterstock.com

うなずきによって相手を安心させ、さらに理解者であることを伝えましょう。これがより良い関係を築く第一歩となるのです。

人と仲良くなりたいときには、自分のことを知ってもらおうという気持ちが優先してしまいがち。しかし、うなずきながら相手のことを知っていくことで、自然と相手にもあなたのことを知ってもらえるのではないでしょうか?

1:商談のシーンで

商談に出向いたとき、自社の製品の話を一生懸命にするので精一杯という人も多いことでしょう。もちろん、営業としては自社製品をアピールすることは重要な責務です。しかし、少し引いて考えてみると、自社製品よりも先に、あなた自身を好きになってもらうことも大切なのではないでしょうか?

そんなとき、うなずくことは、とても簡単にできる好感度アップの方法です。相手が話しているときに、目を見て話を聞きながら、ときおり「うん、うん」とうなずくのです。相槌を打つのもいいのですが、相手が目上の人だったりすると特に適切な相槌というのは難しいものです。

相手の人が話している間は、口を挟むことなく、うなずきながら話を聞くことに徹しましょう。人は元来「話を聞いてもらいたい」ものですから、あなたの好感度はきっとアップすることでしょう。

2:恋愛のシーンで

恋愛のシーンでは、特にこのうなずきが重要です。気になる男性を前にして、緊張のあまり、喋りすぎてはいないでしょうか? 帰ってから「なんであんなことを話したんだろう…」と後悔した経験のある人もいらっしゃるのでは?

たとえば彼が無口な人であっても、時には話をしてくれるタイミングがあるでしょう。そんなときは、うなずきながら聞くのがおすすめです。無口な人というのは往々にして、「楽しい話ができない」と思っていることが多いもの。

そこで、大きくうなずきながら話を聞いてもらえれば、「この人は自分の話に興味を持ってくれる」と思い、好感を持ってくれるようになるのです。

3:緊張してしまったときにも

たとえば、面接や面談など、緊張してしまうようなシーンでも「うなずき」は確かな武器になります。「何か言わなくちゃ」と焦る必要はありません。ゆっくりとうなずきながら話を聞いているだけで、相手は自然とあなたに寄り添う形で話をしてくれるようになります。

カフェでレジを教える女性
(c)Shutterstock.com

そうすれば、雰囲気も自然とあなた中心に。緊張するのは、相手が中心になっているから。あなたを場の中心に持っていってもらえれば、自然と緊張もほぐれていくことでしょう。

「うなずき」において注意したいこと

首を立てに振るという単純な動作で肯定を表せる「うなずき」ですが、注意したいことがいくつかあります。

それは過剰な繰り返しです。パフォーマンス学で「オートマトン」と呼ばれるのですが、ロボットのような単調な繰り返しや、自動的な動きは相手にマイナスの印象を与えることがわかっています。そうならないためには、「うなずき」のタイミングや大きさ、また途中でメモを取るなど別の動作を挟むなど、機械的にならないように気を付けましょう。

このことは「うなずき」だけでなく、相槌にもついても同じ。何を言っても「はい、はい」「なるほどですね」などと繰り返されると、懸命に聞いていたとしても、相手には逆の印象を与えてしまうことがあるのです。

「うなずき」で示したいのは共感

ここまでで、うなずくことが相手に好印象を与えることを説明してきました。このことは、言い換えれば、相手に対して「あなたを受け入れていますよ」、「あなたに共感していますよ」という気持ちを「うなずき」で示し、相手からの評価を高めることができる、ということです。

盛り上がる女性たち
(c)Shutterstock.com

このような共感や共同の感情を、心理学用語で「ラポール」と呼ぶのだとか。相手の話に合わせてうなずくことで「聞いていますよ」、「私もそう思います」という気持ちを示していきましょう。そうしたやりとりを重ねることで、相手とあなたとの間に「ラポール」が築かれていくのです。

また、自分に好意を持ってくれている人のことを好きになることを「好意の返報性」と言いますが、自分の話を聞いてくれる人には、「もっと話をしよう」と考えるようになり、他の人に話さないことも話してくれるようになるのだそうです。

このように「うなずき」のもたらす効果は予想外に大きいもの。ぜひ、上手に活用してみてください。

最後に

「うなずき」の効果や方法について解説しました。うなずくだけなら、口下手で悩んでいる人でもできそうですね! そして、上手な「うなずき」をマスターしたら、相槌にも挑戦してみましょう。いいタイミングで、適切な相槌を打つことができれば、相手とさらにいい関係を築くことができます。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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