そもそも「予定を立てる」とは?
プライベートでもビジネスシーンでも使われることの多い「予定を立てる」という表現。日常的に使われるため、深く考えたことは無いかもしれませんが、そもそも「予定を立てる」とはどういう意味でしょうか?
本記事では、「予定を立てる」の意味や英語・類語表現について解説します。また、うまく予定を立てることで時間を無駄にせずに効率よく活動することができるようになるでしょう。そこで、上手な予定の立て方についても紹介します。
「いつも計画性がなくて失敗してしまう」「計画を立てることが苦手でなにから手を付けたら良いか分からない」という人は、ぜひ本記事をひとつの参考にしてみてくださいね。
「予定を立てる」の意味
「予定を立てる」は「あらかじめどんな行動をするのか決めておく」という意味の言葉です。
例えば、「初めての海外旅行だ。行った先で困らないように、事前にしっかり予定を立てておこう」などと使われます。ホテルやレストランの目星をつけたり、予約を取ったりすることも「予定を立てる」に含んでも良いかもしれません。
また、「友達と予定を立てるために、電話を掛けなければならない」など、自分ひとりだけでなく他者との行動をすりあわせるために使われることもあります。
「予定を立てる」の英語表現とは?
ビジネスシーンでも使われることの多い「予定を立てる」という表現。グローバル化する社会のなかで、英語でも「予定を立てる」に関する表現ができたら心強いですよね。そこで、ここでは「予定を立てる」に関する英語表現について紹介します。
1:「We make a plan for tomorrow」
「make a plan」で「予定を立てる」というニュアンスを使うことができます。例えば、「We make a plan for tomorrow」で直訳すると「私たちは明日の予定を立てます」という意味として使うことができますよ。
2:「When is your available date?」
ビジネスシーンなどで、相手の予定が空いている日を聞きたい場合も多いのではないでしょうか。そんなときに使える表現が「When is your available date?」です。
「available」は「手に入る」「有効な」などのほかに「予定が空いている」「余裕がある」などのニュアンスを含んでいます。そのため、「ご都合のよい時間はありますか?」「予定が空いているのはいつですか?」という意味として使うことができますよ。
3:「What is your schedule for next year?」
「どんな予定があるか」を聞きたい場合は、「What is your schedule for ○○?」で質問することができます。いくつかの予定が想定される場合には、「are your plans」など複数形に変えましょう。
「予定を立てる」の類語表現とは?
「予定を立てる」の英語表現を押さえたところで、続いては日本語での類語表現について紹介しましょう。
1:計画を立てる
「予定を立てる」と非常に類似した表現に「計画を立てる」という表現があります。皆さんも一度は使ったことがあるのではないでしょうか。実は予定と計画ではニュアンスがすこし違うようです。
「予定」は「あらかじめ行動を決めること」という意味があります。一方、「計画」は「これから行う行動や物事のために、段取りや方法を考えておくこと」というニュアンスが強いです。
つまり、予定よりもより綿密に行動する内容を検討することを計画と言い表すようです。予定は漠然とした内容、計画は具体的な内容とざっくり認識しておけば問題ないでしょうか。
2:スケジューリング
「スケジューリング」とは「予定や日程を組むこと」という意味です。英語では「scheduling」と表記します。また、事前に組んだスケジュールを変更したり、組み直したりすることを「リスケジュール」とも言うようです。略して「リスケ」とも言います。
3:予定を組む
「立てる」の代わりに、「組む」という表現をすることもありますよ。「スケジュールを組む」とも言いますね。しかし、「計画を組む」とは使いません。ニュアンスは、「予定を立てる」と同じです。
上手に予定を立てるコツを紹介!
ここまでは、「予定を立てる」という言葉に関するトピックにフォーカスを当ててきました。続いては、予定を立てる方法について考えてみましょう。なかには、「予定や計画を立てることが苦手…」という人もいらっしゃるのではないでしょうか。
上手に予定を立てられるようになることで、効率よく仕事をしたりスムーズに旅行を楽しめたりと、メリットが沢山あります。
1:やるべきことを書きだす
まずは、やらなければならないタスクを整理しましょう。スマホのメモや紙に書きだして視覚化すると分かりやすいです。そして、そのタスクに優先順位を付けます。その順位に則って自分のキャパシティと相談しながら、カレンダーやスケジュール帖などにタスクを終わらせる締切りを書き込みましょう。
2:アプリを有効活用
スケジュール帖を買っても、続けられるのは3日だけ… そんな人はいませんか? 意気込んで購入しても、一度続かなくなってしまうとなかなか再開しにくいですよね。そんな人は、スマホアプリでスケジュールを管理するのがおすすめ。移動中やペンやノートを持っていない隙間時間でも、ささっとスケジュールを登録したり変更したりすることができます。
リマインド機能があるのもありがたいですよね。スマホなら少なくとも1日に1回は確認するため、予定を見逃すことも防ぐことができます。
3:似た作業は同時にこなせるように考える
例えば、食品の買い出しと銀行への振り込み、洗濯という3つのタスクがあるとしたら、食品の買い出しと銀行への振り込みは一度の外出で済ませましょう。一度帰ってから洗濯をし、また外出するとなると二度手間です。
一度でこなせるタスクが同時にこなせるようにするためにも、やるべきことを一度書きだすのは有効的な手段だと言えるでしょう。
最後に
本記事では、「予定を立てる」という言葉の意味や英語・類語表現について解説しました。加えて、上手に予定を立てるためのポイントも紹介しています。ぜひ本記事を一つの参考にしながら、時間を有効活用できるように日々の予定を立ててみてくださいね。
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