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WORK

2022.12.04

それってもしかして…? 職場で嫌われてるかもしれないサインや対処法を紹介

「なんとなく避けられている気がする」「よそよそしい態度を取られているように感じる」。職場での人間関係に違和感を持つと、不安な気持ちになりますよね。今回は、人に嫌われやすい人の特徴や、嫌われたときの対処法、職場で好かれるためのコツなどをお伝えします。

職場で嫌われてるかもしれないときのサインを紹介

もし、あなたが「職場で嫌われているかも」と思っていたら、それを確かめてみたくなりますよね。今回は、簡単に確かめられる方法を3つ紹介しましょう。ただ、悲しい結果の場合もありますので、無理のない範囲で試してみてくださいね。

1:あいさつをしてみる

あいさつは、人の反応を確かめるシンプルでわかりやすい手段です。たとえば、他の人には笑顔であいさつしているのに、自分のときだけは無表情だったとしたら…? 残念ながら嫌われているのかもしれません。

2:他の人への接し方と比べる

「嫌われているかもしれない」と感じる相手が、他の人にどう接しているかをよく観察してみてください。たとえば、他の人には世間話をよくしているのに自分にはまったくしないなどという場合には、嫌われている可能性もあるでしょう。

接し方の違いがひとつやふたつであれば、勘違いや偶然かもしれませんが、明らかに違うと思われる点が次々に見つかるようであれば注意が必要です。つらいかもしれませんが、自分の行動を振り返ってみましょう。

3:社内の人に相談する

もっとも直接的な方法がこちら。信頼できる社内の人に悩んでいることを伝え、相談してみましょう。できれば、誰からも信頼される人がいいでしょう。人望のある人の元にはさまざまな情報が集まりやすいもの。もしかしたらあなたのウワサも聞いたことがあるかもしれません。

もし、具体的なウワサがなかったとしても、信頼の厚い人であれば、親身になってあなたの相談に乗ってくれるでしょう。思い切って「嫌われている気がするんですけど…」と話を切り出してみてください。

ソファに座り向かい合って話す女性たち
(c)Shutterstock.com

職場で嫌われやすい人の特徴とは?

そもそも、どんな人が嫌われやすいのでしょうか。6つの特徴を挙げますので、当てはまる点がないかチェックしてみてください。

1:身勝手

周りの人の都合を考えず、勝手な行動する人は嫌われやすいと言えます。自分の行動が周囲にどのように影響するかを考えず、自分自身にとって「得か、損か」「楽しいか、楽しくないか」といったことばかりを優先しがちです。そもそも自分以外人に関心が薄く、自分以外の人間にも感情や都合があることを考えていません。

2:デリカシーに欠ける

デリカシーとは、「配慮」「気配り」という意味。つまり、「相手に配慮ができない」「思いやりがない」人は嫌われやすい傾向にあります。

デリカシーのない人は、自分のことを「ハッキリした性格」だと思い込んでいる節がありますが、ハッキリしていることと、配慮が欠けていることは、まったく別物です。ハッキリしている人というのは、相手の立場や心情を理解したうえで、物事を曖昧にしない人のことではないでしょうか。デリカシーのない人は、相手がどう感じるかについての配慮をすることなく、ズケズケと土足で他人の心に入り込んでいくのです。

3:やたらと怒る

納得できる理由もなく、理不尽に他人を怒る人は、職場で嫌われます。もちろん、怒っている本人にとっては理不尽ではなく、正当な理由があるのかもしれませんが、周囲がそう思わないことも。相手からすると「この人はどうしてそんなに怒っているんだ」と思われ、そんなことが繰り返されると、「またか…」とうんざりされてしまいます。

デスクで資料を投げて叫ぶ女性
(c)Shutterstock.com

4:上から目線

職場で嫌われる人として多くみられる特徴は、「上から目線」「人を見下している」というものでしょう。職場には上司と部下、先輩と後輩というように、縦の人間関係が存在します。その立場を利用して、相手を尊重することなく偉そうな態度をとる人は嫌われてしまうでしょう。

また、「上から目線」だと人に思われる理由のひとつに、ものの言い方が偉そう、ということが挙げられます。多くの場合、本人にはまったくそのつもりがなく、言い方だけの問題であることも多いのです。しかし、その気がないことを修正するのは意外に難しく、次第に好感度が下がってしまうのです。

5:悪口をよく言う

人の悪口ばかりを言っている人のそばには、誰も近寄りたくないものです。聞いているほうまでネガティブな気持ちになりますし、「自分も陰でこんなふうに言われているのかも」と疑心暗鬼になってしまいます。

6:論破するのが好き

特に職場において正論を振りかざし、少しでも異を唱えられると、論破するまで自分の意見を述べ続ける人がいます。このようなタイプは、「うざい」と思われ、嫌われがちです。本人は正論だと思っているのかもしれませんが、自己中心的な意見に過ぎない場合が多く、周囲の人は、まるで“独演会”のような話を延々と聞かされるのにうんざりしてしまいます。

もし嫌われてしまったら… 対処法を紹介

ここでは、もし嫌われてしまった場合の対処法をお伝えします。嫌われた原因が明確な場合には、それについて丁寧に謝罪し、行動を改めましょう。しかし、そのようなことが思い当たらない場合があるのも事実。そんなときには次に紹介する方法を試してみてください。

1:笑顔でいる

笑顔で不愉快になる人はいません。人に好かれるために、まずは「笑顔」を心がけましょう。そうは言っても、今までそうでなかった人が突然ニコニコしても違和感がありますよね。そんなときは、人と話すときに少し微笑むようにするだけでも十分です。少しずつ印象が変わっていくはずですよ。

タブレット操作しながら外回りする女性
(c)Shutterstock.com

2:誰にでも平等に接する

人によって態度を変える人は、信頼を得ることができません。すべての人に同じような態度を取るようにしましょう。上司や社外、異性にだけにはニコニコするのに、後輩や同性の同僚には愛想がないなど、接し方にムラがないように気を付けてくださいね。

3:「みんなに好かれたい」と思わないようにする

逆説的ですが、「好かれよう」とすることで、かえって嫌われることがあります。また、あなた自身も人の視線を常に意識することになりますから、疲れてしまうでしょう。そこで、あえて「気にしない」のも有効な手段です。人の評価など気にせずに、最低限のコミュニケーションだけを丁寧にとり、やるべき仕事に懸命に取り組みましょう。

みんなに好かれることはありません。けれど、そんなあなたの姿を見て好感を持つ人も多いのではないでしょうか。

最後に

「人に嫌われる」というのはつらいことですよね。まして、その原因が思い当たらないようであれば、なおさらですよね。けれど、すべての人に好かれる、というのもありえないことです。であれば「自分の好きな人から好かれる」ことを目標にしてみるのはどうでしょう。周囲の目だけを気にするのではなく、自分の気持ちも大切にしてみてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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