「No pain, no gain」の意味は?
日本にもたくさんの「ことわざ」があるように、世界には、日常生活の真理や大切な教えなどを表したさまざまな「ことわざ」が存在します。
そこでまずピックアップするのが、タイトルのフレーズ。
「No pain, no gain」
とはどのような意味でしょうか?
前回の記事はこちら>>「I’ll meet your train.」と言われたら? あなたの電車に会うって…え!?
正解は?
“pain”の意味は「痛み」、そして“gain”の意味は「得ること」なので、「No pain, no gain」は、「痛みなくして得るものなし」や「労力なくして得るものなし」といった意味。
“pain”と“gain”が韻を踏んでいる、耳に残るフレーズですよね。
以前ご紹介した「No Rain, No Rainbow」というハワイのことわざも似たような意味です。
とはいえ、個人的には「Gains without pains」つまり「濡れ手で粟」のほうが良いな、と思っています。
話が逸れてしまいましたが、今回は、“pain”つまり「痛み」(物理的な)にまつわる表現をいくつかご紹介。
まず「痛み」と一口で言っても、それを表す英語には“pain”のほか、“ache”、“sore”、“hurt”などいろいろとあります。
それぞれの違いは、以下のようなイメージです。
◆“pain”
主に名詞として使われる、「痛み」を表すもっとも一般的な単語。
ex. 「I have a pain in my shoulders.」(私は肩が痛い)
以下のようにして、傷みの種類を表す。
ex. “a sharp pain”(鋭い痛み)
ex. “a throbbing pain”(ズキズキする痛み)
ex. “a stabbing pain”(刺すような痛み)
ex. “have a gripping pain”(しくしく痛む)
◆“ache”
体の一部に感じる持続的な鈍痛を表す。体の部位+“ache”で「〜痛」。
ex. 「My stomachache went away.」(腹痛が治った)
◆“sore”
怪我や疲労からくる「ズキズキ」「ヒリヒリ」といった身体的な痛み。
ex. 「I’m sore.」(私は筋肉痛です)
◆“hurt”
精神的、身体的に「痛みを引きおこす」という意味の動詞として使用。
ex. 「My leg hurts.」(私は脚が痛い)
machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。