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2022.11.14

いくつ知ってる? 業種別「業界用語」を解説! ビジネスで役立つ用語も紹介

芸能界や警察など、業界ごとにその業界でしか通用しない業界用語があります。また、ビジネスシーンにおいても「ビジネス用語」と言われる業界用語もありますね。そこで、本記事では、業界用語やよく使われるビジネス用語を紹介しましょう。

業界用語とは?

川の向こう岸を指してレポートする女性
(c)Shutterstock.com

特定の業界で用いられる隠語的な表現のことを「業界用語」といいます。よく聞かれるのは芸能界で用いられる用語ですね。隠語とは、特定の社会・集団内でだけ通用する特殊な言葉のことで、サスペンスドラマなど警察官役の俳優がよく使っています。「たたき」と言えば「強盗」、「さつ」と言えば「警察」、「もく」と言えば「タバコ」の意。隠語が用いられるのは、他の人に話の内容が知られたくないからです。

業種別の業界用語を紹介!

カメラマンのカメラ
(c)Shutterstock.com

では、具体的な業界用語を紹介しましょう。いくつ知っている言葉があるでしょうか?

1:アナゲン

テレビ業界の業界用語で、アナウンス原稿のことを指します。アナウンス原稿とは、アナウンサーが読み上げる原稿のことですね。

2:消え物

こちらもテレビ業界の業界用語です。番組内に登場する食べ物や花などの、一度使ったらなくなるもののことです。ドラマ、映画などの世界でも使われます。

3:香盤表(こうばんひょう)

香盤表とは、テレビ業界を始め、広告業界など撮影が行われる業界で聞かれる業界用語になります。撮影の順番や出演者の出入りの時間、撮影が行われる場所など、細かい撮影計画をひとつの表にまとめたもののことです。スタッフは香盤表に基づいて制作の進行スケジュールを把握したり、セットの準備などを行います。

4:ピンチケ

アイドル業界の業界用語です。少しやっかいなファンのことを言います。「ピンチケ」とは「ピンクチケット」の略で、AKB48劇場で中高生向けに販売されていたチケットの色がピンク色だったことに由来するとか。ピンクチケットを持っている人が周囲に迷惑をかけることが多かったため、「ピンチケ」と呼ばれるようになり、やがて迷惑をかけるファンのことを指すようになりました。

5:ツェーマンゲーセン

音楽業界や芸能界の業界用語で、1万5000円のことです。生々しいお金の話をクリエイティブな現場では言わないように、というような配慮でしょうか。数字を音階になぞらえています。1から7を、それぞれC、D、E、F、G、A、Hとして表します。ドイツ語で読みますので、ツェー、デー、エー、エフ、ゲー、アー、ハーとなります。

6:先祖返り

出版業界・印刷業界の業界用語です。出版業界では、ひとつの原稿について何度も推敲・校正作業などを行い、その度に初校、再校、三校… となりますが、何かのミスで、前の原稿に戻って作業をしてしまうことを言います。変わった点が少ししかない場合には、簡単に見分けがつかなくなってしまっているので、特に注意が必要です。

7:両手

不動産業界の「業界用語」です。不動産業界では、建物のオーナーであるクライアントと借主の仲介をしますが、その両方から仲介料をもらえる案件のことをこのように言います。

8:ボードン

スーパーマーケットなどで野菜や果物が入っている透明の袋ことです。もとは漢字で、「防曇」と書きます。文字通り、くもりを防いで鮮度を保つ役割を果たしています。

ビジネスシーンでしておくと役立つ用語を紹介!

打ち合わせをする人たち
(c)Shutterstock.com

ビジネスシーンでよく使われる言葉の中にも、実は「業界用語」の場合があります。よく使われているものを挙げますので、意味がわかっているか、ぜひチェックしてみてくださいね!

1:アポ

アポイントメントを省略した言葉です。営業において、商談の予定や企業への訪問を指すことが多いですね。訪問を取り付けることを「アポを取る」といいます。

2:ヒアリング

ヒアリングとは、「聞き取り」という意味です。主に顧客の情報や要望などを聞くことを言い、多くの場合は、提案を行います。

3:顕在ニーズ・潜在ニーズ

顧客自身が自覚している需要が「顕在ニーズ」、顧客自身が必要性を自覚していない需要のことを「潜在ニーズ」と言います。潜在ニーズの発見が、ビッグヒットにつながることも多いです。

4:あいみつ

相見積もりの略です。同じ案件について、複数の業者から見積もりを取ることを言います。価格を比較検討する目的はもちろん、提示された価格が妥当なものであるかの検討や、公平性などの面でもよく使われますよ。

5:イニシャルコスト

初期費用のことです。新規事業を始めたり、機械や設備を新たに導入したりするときに最初に必要となるコストのことを指します。単に「イニシャル」と言ったりもしますね。

6:ランニングコスト

ランニングコストとは、設備の管理や保守、運営にかかる維持費用のこと。月額の利用料金などもランニングコストに含まれます。

7:マネタイズ

もともとは「資産などをお金に換える」という意味の言葉ですが、近年のビジネスシーンにおいては「収益化する」、すなわちサービスをお金に変えるという意味で使われています。つまり、マネタイズの手法を明確にしないと企画は通りづらくなりますね。

8:キックオフ

もともとはフットボールやサッカーにおいて競技開始のことを指す言葉ですが、ビジネスシーンにおいてはプロジェクトを開始するための最初の会議や決起集会のことを指します。「キックオフミーティング」という言い方をすることもありますよ。

9:KPI(ケーピーアイ)

Key Performance Indicatorの頭文字をとった用語です。日本語では重要業績評価指標と言います。企業や組織、個人が何らかの目標を目指して活動する際の、その業績業化のための指標のことです。つまりKPIでは、何を指標とするかが大切になってきます。正しく把握できる指標を設定できれば、業績の推移が可視化されるだけでなく、客観的な説得力も増しますね。

10:アイスブレイク

研修やセミナーなどの最初に、集まった人々の緊張をほぐすために行われるグループワークやゲームのことを「アイスブレイク」といいます。また、営業先などで本題に入る前に本題と関係のない話から入り雰囲気を作ることを指す場合も。アイスブレイクの上手い下手は、商談の成否にも大きく関わってきます。

11:あごあしまくら

「あご」は食費、「あし」は交通費、「まくら」は宿泊費という意味です。食費、交通費、宿泊費が支給されることを「あごあしまくら」と言い、そのような出張の場合には「今回の出張はあごあしまくら付きなんです!」などというように使います。

12:ペルソナ

ペルソナとは、ターゲット像のこと。商品やサービスの発売を検討するときに、そのユーザーの年齢や性別、居住エリア、職業、役職、年収、家族構成、趣味、特技、価値観、ライフスタイルなどを実際に実在しているかのようなリアリティのある設定で作り上げます。できるだけ詳細なペルソナを設定できると、商品開発の際に助けになりますね。

最後に

今回は、ビジネスシーンでよく使われる「業界用語」を挙げてみましたが、知っている用語はありましたか? 自分で使わなくても、相手が何を言っているかが理解できるように意味は知っておきたいものですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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