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2022.09.29

「相談役」って何する仕事? 顧問と何が違う?報酬の相場についても解説

「相談役」とは、企業の経営や、事業内容に関して相談に乗り、助言を行う役職のこと。いわば、会社のアドバイザー的な役割を指す言葉です。この記事では、「相談役」の役職や、報酬の相場、顧問との違いなどを詳しく解説します。

「相談役」とはどんな役職?

「相談役」という言葉を、どこかで見聞きしたことはありませんか? 名刺交換の際、見覚えがある肩書だと思った方もいるかもしれませんね。また、会議や商談の場などで、耳にすることもあるでしょう。

この「相談役」とは、一体どのような役割なのか、疑問に思われる方も多いのではないでしょうか? また、報酬がどのくらいか、顧問と何が違うのか、なども気になるところですよね。

そこで今回は、「相談役」の役職や、報酬の相場、顧問との違いなどを、詳しく解説します。ビジネスシーンで頻出の言葉ですので、正しい意味や役割をおさえておきましょう。

「相談役」とは、会社経営や事業に関して、相談に乗る役職のこと

「相談役」は、主に会社の経営や、事業内容に関して、経営者の相談に乗るという役職です。いわば、社長のアドバイザーですね。例えば、社長が新しい事業を考案する際、まず「相談役」にアドバイスを求めることが、一般的です。

「相談役」に求められる経歴や資格などは、明確に決まっているわけではありません。しかし、社長に助言が行えるくらいですから、豊富な業界経験や、幅広い知識を必要とする役職と言えるでしょう。

一方で、「新しい発想を得たい」という考えから、あえて異なる業界の人を、「相談役」として招く会社もあります。また、社長が退任した後に、その会社の「相談役」になるというケースも。会社によって「相談役」の在り方は、かなり幅広いようですね。

実は、「相談役」は、取締役などと違い、会社法に明記されている役職ではありません。つまり、会社が任意に設定できる役職とも言えますね。そのため、「相談役」がいないという会社もあるようです。

また、「相談役」は、働き方も様々。毎日出社する「相談役」がいる一方、必要な時にだけ会社に行くというスタイルもあります。また、最近では、完全に在宅勤務というパターンも増えてきているようですよ。

昨今の副業ブームもあってか、会社員をしながら、別の企業の「相談役」を務める人も。「相談役」の働き方は、どんどん多様化していると言えるでしょう。

図表を開いて打ち合わせ
(c)Shutterstock.com

「相談役」の報酬の相場とは?

「相談役」の報酬はどのくらいなのか、気になる方も多いのではないでしょうか? ここで、「相談役」の報酬の相場も見ていきましょう。

「相談役」は、会社が任意に設定する役職のため、報酬も会社によって様々です。一般的なのは、その会社の役員と同程度の報酬を支払うというパターン。

令和元年度に人事院が行った「民間企業における役員報酬(給与)調査」によれば、役員の報酬平均は、以下のようになっています。

・社長の平均年間報酬:約4,622.1万円

・専任取締役の平均年間報酬:約1,944.6万円

・監査役の平均年間報酬:約1,715.6万円

(民間企業における役員報酬(給与)調査 第3表企業規模別、役名別平均年間報酬より抜粋)

これらと同じくらいの報酬というと、かなりの高年収ですよね。例えば、著名な人物が「相談役」になる場合、社長と同程度の報酬を受け取ることもあるそうですよ。

一方で、産労総合研究所が2010年に行った調査では、これよりもだいぶ低い平均額となっています。こちらも合わせて見ていきましょう。

・「相談役(常勤)」の平均年間報酬額:675万円

・「相談役(非常勤)」の平均年間報酬額:498万円

(役員報酬の実態に関するアンケート調査2010年度版より抜粋)

これは2010年に行われた調査ですので、現在とやや差が出る可能性はありそうです。ただ、「相談役」の報酬には、会社によってかなり幅があることが、推測できるのではないでしょうか?

なお、近年では、「相談役」に高額の報酬を支払うことに対して、批判の声も大きくなってきています。社員や株主からすると、「自分たちにもっと利益を還元してほしい」という思いがあるのでしょう。こうした背景があり、「相談役」の報酬を下げる会社もあるようです。

また、その企業を応援したいという思いから、低額で「相談役」になるという人も。その場合、なんと一般社員より低い報酬額となるケースもあります。

「相談役」は、法律で明確に決まっている役職ではないため、その報酬額もケースバイケースとなっているようですね。

虫メガネでドルマークの積み木を見る
(c)Shutterstock.com

「相談役」と顧問の違いとは?

「相談役」と合わせて、知っておきたいのが顧問です。顧問も、ビジネスシーンでよく耳にする言葉ですが、「相談役」とはどのような違いがあるのでしょうか? どちらも重要な役職ですので、おさえておきましょう。

顧問は、会社や団体などで、経営や実務の相談を受ける役割を指す言葉です。「相談役」の業務内容と、とても良く似ていますよね。

実は、顧問も「相談役」と同様、法律上の明確な定義がない役職です。そのため、「相談役」と、はっきりとした業務の違いや、序列はありません。

顧問には、内部顧問と外部顧問の二種類があります。内部顧問は、その会社の重役だった人が、引退後に就くというパターンが一般的。それに対して、外部顧問は、会社外の人が就くことが多いようです。例えば、弁護士や税理士などが、外部顧問の代表例と言えるでしょう。

なお、内部顧問は、「相談役」とほぼ同じ役割を担うことが多く、呼び方が異なるだけという場合もあるようです。

「相談役」は英語でなんと言う?

「相談役」は、英語でなんと言うのでしょうか? グローバル化が急激に進んでいる現代ですので、英語での言い方をおさえておきたいですね。例文で一緒に見ていきましょう。

赤いEnglish本
(c)Shutterstock.com

1:She is a senior adviser of our company.(彼女は我が社の「相談役」です。)

「相談役」は、英語で表記する場合、「senior adviser」となります。「senior」と言うと、なんとなく、年長者というイメージを持ってしまいがちですよね。しかし、実際には、年齢に関わらず使われる表現です。

2:Let me introduce our new corporate adviser.(私たちの新しい「相談役」を紹介します。)

「相談役」を表す英語表現として、「corporate adviser」もよく使われています。合わせて覚えておくと便利ですよ。

最後に

この記事では、「相談役」の役職や、報酬の相場、顧問との違いなどを詳しく解説しました。名刺交換や商談、会議などで触れる機会があるかもしれません。ビジネスシーンでは頻出の役職名ですので、どんな役割なのかをおさえておきましょう。

TOP 画像/(c)Shutterstock.com

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