勤労感謝の日とは?
勤労感謝の日は、毎年11月23日です。『国民の祝日に関する法律』が制定された1948年からある祝日で、勤労を尊び生産を祝い、国民がお互いに感謝をし合う日として定められています。
『国民の祝日に関する法律』が制定される前から、11月23日は新嘗祭(にいなめさい)として休日でした。新嘗祭は現在でも宮中や神社の行事として祝われている祭りで、各地で五穀の収穫を感謝するイベントが開催されています。
【相手別】勤労感謝の日に贈りたいアイテム
勤労感謝の日は、いつも働いている周囲の人々に感謝を示す日です。家族で暮らしている方はもちろんのこと、一人暮らしの方も、周囲の人々の働きなしには生活は成り立ちません。
職場で働いている方や家事・育児をしている方、美味しいコーヒーを淹れてくれる方など、私たちの生活を支えるために頑張っているすべての方に感謝の気持ちを伝えるのはいかがでしょうか。
感謝の気持ちは、プレゼントの形でも表現できるでしょう。パートナーや両親、祖父母、その他の人々へのプレゼントとしておすすめのアイテムをご紹介します。
パートナーに
配偶者や恋人、同居人などのプライベートのパートナーや、仕事上のパートナーに、気の張らないプレゼントをしてみてはいかがでしょうか。例えば、ボールペンやカードケース、ペンケースなどの仕事に使える小物なら、勤労感謝の日らしいプレゼントになります。
また、相手の好みを熟知している場合であれば、ネクタイやスカーフ、靴下などのファッションアイテムもおすすめです。抗菌や防臭などの機能性アイテムを選ぶと、より相手への気遣いを示せるでしょう。
一緒に暮らしている場合なら、食事を作ってプレゼントにするという方法もあります。パートナーが好きな食べ物をいつもよりも手間をかけて作れば、感謝だけでなく楽しい時間もプレゼントできるでしょう。
両親に
いつも頑張って働いてくれている両親にも、勤労感謝の日にプレゼントを渡しましょう。すでに定年退職で引退しているお父さん、お母さんにも、いつも優しく見守ってくれていることに対して感謝することができます。
好きな食べ物が分かっている場合には、グルメのプレゼントもおすすめです。自分では買わないようなちょっと高級な食材や加工品をプレゼントすると、特別感を演出できるでしょう。
例えば、お酒が好きな両親なら、近所の酒屋やデパートでは売っていない地酒を取り寄せてみることもできます。また、普段よりも高めのワイン、ウイスキーなどもおすすめです。
花も、勤労感謝の日にふさわしいプレゼントとなります。季節の花をブーケや植木鉢でプレゼントしてみてはいかがでしょうか。長く楽しんで欲しいときには、プリザーブドフラワーもおすすめです。
祖父母に
いつも温かくサポートしてくれる祖父母にも、プレゼントを渡してみてはいかがでしょうか。ちょっと変わったお菓子を取り寄せたり、地酒やブランド牛、フルーツなどの地域グルメをプレゼントしたりできます。
健康関連のグッズもおすすめです。いつまでも元気で暮らして欲しいという思いを込めて、トレーニングウェアやヨガマットなどのスポーツアイテムや、入浴剤やハンドクリーム、ヘアケアグッズなども喜ばれるでしょう。
いつもお世話になっている方に
一生懸命働いてくれている家族やパートナー以外にも、私たちの周囲には多くの人々がいます。私たちの生活を支えるために働いてくれている方にも、勤労感謝の日のプレゼントを渡せるでしょう。
気軽に渡せる関係かどうかにもよりますが、相手が負担に感じないようにささやかなものを選んで、プレゼントしてみてはいかがでしょうか。
配達の方に
新聞や牛乳、食材などの配達サービスを利用しているのであれば、配達員の方に勤労感謝の日のプレゼントを渡すことができます。
ただし、新聞や牛乳は朝早くの配達となるため、プレゼントを手渡すことは難しいかもしれません。郵便受けや牛乳ボックスなどにプレゼントであることが分かるようにメモをつけて置いておくなど、工夫が必要になるでしょう。
お稽古ごとの先生に
お茶やお花、ピアノなどの習い事をしている方であれば、いつもお世話になっている先生にプレゼントできるかもしれません。子どもがお稽古事をしている場合も、お菓子や小さなブーケなどのちょっとしたプレゼントを渡すことができます。
ただし、個人レッスンではなくグループレッスンの場合は、他の生徒たちと足並みを合わせることが必要です。また、教室によっては個人的な贈り物を禁止していることもあるので、注意しましょう。
馴染みの店員さんに
いつも行くパン屋さんや花屋さん、コーヒーショップなど、馴染みの店員さんにプレゼントを渡すことができます。ペンやメモ帳、ハンカチなどの負担にならない小さなものなら、喜んで受け取ってくれるでしょう。
店員さんが多いお店の場合は、不公平にならないように注意が必要です。人数分のプレゼントを用意する、あるいは「いつもありがとうございます」の言葉だけを贈るほうが良いかもしれません。
プレゼントを素敵に仕上げるアイデア
勤労感謝の日のプレゼントを贈るときは、プレゼントを渡すことだけでなく、相手にとって素敵な日にできるように配慮することが必要です。例えば、次のようにちょっとしたアイデアをプラスすることで、忘れられない良い日にすることができます。
・メッセージカードを添える
・手作りする
・「ありがとう」の言葉を添える
それぞれのアイデアについてご紹介します。
メッセージカードを添える
プレゼントにメッセージカードを添えることで、感謝の気持ちを伝えることができます。長文にする必要はありませんが、気持ちを込めて丁寧な字でメッセージを書きましょう。
例えば、「いつもありがとうございます」「おいしいパンをありがとうございます」「ありがとう!」などの短文で問題ありません。相手との関係性に合う言葉を選び、メッセージを仕上げましょう。
手作りする
家族などの親しい間柄であれば、手作りしたものも喜ばれるプレゼントになるでしょう。例えば、クッキーなどのお菓子を子どもと手作りして祖父母に渡すこともできます。
また、メッセージカードを手作りするのも1つのアイデアです。イラストを描いたり、筆でメッセージや水墨画を仕上げたりしても、喜ばれるプレゼントになります。
「ありがとう」の言葉を添える
プレゼントを渡すときに、「ありがとう」の一言を添えることも、相手の1日を素敵な日にするための大切なポイントです。しっかりと目を見て笑顔で、プレゼントを渡しましょう。
大勢にプレゼントを渡すときも、できれば一人ひとりに「ありがとう」の言葉を添えます。人数が多くて難しいときは、メッセージカードで「ありがとう」を伝えましょう。
勤労感謝の日はプレゼントで感謝を伝えよう
勤労感謝の日は、働いているすべての方へ感謝を伝える日です。仕事を頑張っている方だけでなく、家事や育児を頑張っている方、笑顔や優しい気持ちで癒してくれる方など、周囲の方すべてに気持ちを伝えましょう。
プレゼントがあると、より感謝を伝えやすくなります。相手の好みなどを考え、素敵なプレゼントを選びましょう。
TOP画像/(c)Shutterstock.com