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2022.09.20

キャリア、家族、拠点… 頭がもげるくらい悩みオオタニサンに感謝した日<元テレビ朝日プロデューサー転職実録#54>

仕事と自分の人生を見つめ直す社会人10年目。今回は、自分の目標達成に対してどうアプローチするのか、悩みに悩んだ話。元バラエティ番組の女性プロデューサー 古瀬麻衣子が考える「理想の人生」への近づき方。

古瀬麻衣子

これまでの連載はこちら

頭がもげるくらい悩んだ、家族と拠点とキャリアのこと

こんにちは。古瀬です。

今原稿を書きながら、頭の中を占領していること、、、それは電話が来ない!

そう、今日は保育園に何処か内定していれば区から電話が来る日なのですが、現在14時半。一向にスマホが光らない。いわゆる待機児童ってやつかと遠い目になりながら、原稿を勢いで書いています。

というわけで、前回のコラムで書かせて頂いた通り、現在は東京に拠点を完全に移し、家族3人での生活を数ヶ月前にスタートさせました。2022年8月からは新しい仕事もスタートさせています。

あの夜、夫からの言葉を聞いてからしばらくの間は頭がもげるほど悩みました。

ニューヨーク、会社経営、日本、家族、今優先すべきこと、未来に先延ばししてもいいもの、そして私のキャリア。

どう判断していいか分からなくなり、大谷翔平選手が高校時代に実践したというマンダラチャートなるものを使い、頭を整理しました。

私が人生において設定しているいくつかの目標がどうやったら達成されるのかを考え続けたのです。

そのチャートは、目標をマス目の真ん中に置き、その周囲を囲むマス目に、目標達成に必要な要素を書き入れていくものです。

出来上がったそのチャートを私はじっと眺めました。だいぶ長い間眺めていたと思います。

そして気がついたことは、私が今目標にしていることの達成にはアメリカに住んでいることが絶対条件ではないということでした。

その一方で、家族と一緒に毎日を大事に過ごしていくことが仕事を順調に進める上でも欠かせないことであることも改めて明確になりました(ありがとう! 大谷さん!)。

メモをする女性
(c)Shutterstock.com

“自分の力で生み出した場所で、いつか多くの人にとって価値のあるものを作り出したい”

ただ、当然ニューヨークの会社や社員への責任があります。私をニューヨークに連れて行ってくださったオーナーに大きな恩義もあります。

それゆえに、考えは何度も行ったり来たりしたのですが、最後は不変的なものなんてないと開き直りました。3年という月日が経って、私も大きく変化したのだと。

さらに、経営者として雇われて、初めて感じた想い。

“自分の力で生み出した場所で、いつか多くの人にとって価値のあるものを作り出したい”

私は素直な気持ちを正直に夫に話し、有難いことに理解を得ることができました。奇跡的な運と縁で出会ったニューヨークの会社のことは一生忘れません。感謝で胸がいっぱいでした。

出産後にこのコラムを再開した時、冒頭で書いた、ある新聞記者の知人から言われた一言。

「古瀬さんって、本当に身軽に生きられる人だね」

身軽なのかは分かりません。頭がもげるくらい悩んでいますから。

ただ、この大きな変革があった3年間のおかげで、現状にこだわらずに、今の自分に最適な場所に動いていくことが私には難しいことではなくなりました。

社会の変化が激しい時代に、こんな私の姿が日本人女性のキャリアアップやキャリアチェンジの少しでも後押しになっているとしたら、54回もコラムを書き続けてきた価値があると心底思えます。

新卒から働いている会社が今の自分に最適な場所かは分かりません。

死ぬほど努力してきたのにこの目標が達成されないなら、人生失敗だと考えるのも時期尚早です。

キャリアチェンジの際は転職サイトやエージェントを通して行うことが絶対ではなさそうです。

キャリアブレイクが長いことや、その業界でのバックグラウンドがないと新たな仕事を得られないというのも手軽な言い訳かもしれません。

今、私は身軽に変革を遂げ、また奇跡的な運や縁に導かれて、新たな場所に辿り着きました。

そのお話はまた次回。

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古瀬麻衣子

1984年生まれ。一橋大学卒。テレビ朝日に12年勤務。「帰れま10」などバラエティ番組プロデューサーとして奮闘。2020年、35歳で米国拠点のweb会社「Info Fresh Inc」代表取締役社長に就任。現在NY在住。日本人女性のキャリアアップをサポートする活動も独自に行なっている。

Instagram:@maiko_ok_
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