人生やキャリアへのモチベーションを維持するために大事なことは?
あっという間に梅雨から夏に突入しそうな気候ですが、みなさんパワフルに毎日生活されていますか? オリンピックやら、ワクチンやら、何だか日本の未来も不安な気持ちになりますが、私はこの数週間多忙な日々を送っておりました。
なぜかというと、以前このコラムででアナウンスさせて頂いた、キャリアに関するイベント開催後に沢山の方々からリアクションを頂き、マンツーマンでキャリア相談に乗らせて頂く機会が激増したからなんです。なんとありがたいことでしょうか(涙)。
「Stop your life Stop your career Today」というテーマで、忙しい毎日の中で一瞬立ち止まり、自身の人生やキャリアを見直すきっかけを伝えたいという目的の元に私が独自にプログラムを作成し、オンライン開催しました。
平日の夜ってすごく多忙で、少しでも休息を取りたい方が多いと思うのですが、50名近くの方がご参加くださり、私の勢い余った爆裂トークにお付き合いくださいました。
キャリアを見つめ直すために必要な2つの大きな総論をお話した後に、今からでも実践できる具体的な行動様式を4つほどご紹介し、あっという間の1時間だったのですが、私がそこで一番気をつけたことがあります。
キャリア相談で私が気をつけていること、感じること
それはありがちな精神論や自己啓発的な壮大なワードを使うことなく、具体的かつ確実に誰でも実践できるやり方を明確に伝えることでした。
その場で一瞬、様々なワードに触発されて、やる気を出したとしても、そのモチベーションを継続することは本当に難しいことです。
明日になったら、あっという間に日常に戻ります。そんな経験を繰り返していても、新しい挑戦や思考は形成されていかないので、確実に実践して欲しいことだけを必死に伝えたわけです。
「火は付けてあげるから、あとは自分で頑張れよ!」というやり方はどうも好きではなく、もはや無意味だとすら思っておりますもので。
その結果と言っては何ですが、イベント後に行動を起こそうと立ち上がった方が多く、直接ご相談を頂き、定期的に伴走をしながら、キャリア形成の一歩をお手伝いすることが増えたというわけなんです。
本当に相談者によって、悩みの色合いも違い、方法や考え方もカスタマイズする必要があるので、私自身も勉強が必要ですし、時間も要します。
しかし、その作業は全く苦痛でもなく、一緒に変わっていける気がして、“可能性を感じる”ってこういう事なんだなと実感する日々です。
悩んで立ち止まっている今こそ進化のタイミング
そんな必死に、集中する時期を迎えているので、ちょっとだけこの連載を休憩させて頂こうと思っております。本当に一瞬ですが(笑)。ネタをがっつり仕込んで、また書きまくりますので、少々お待ち頂けますと嬉しいです。
キャリアの途中で、どこに向かおうか自然と立ち止まってしまっている方。それがあなた自身のタイミングだと思いますので、大いに悩んで頂き、ここで進化に繋がるステップを踏んで頂きたいなと思います。
もし、ひとりで考えることが難しくなったら、いつでも私までご連絡ください。私も現在、進化中ですので、一緒に進化しましょう。
◆これまでの連載はこちら
古瀬麻衣子
1984年生まれ。一橋大学卒。テレビ朝日に12年勤務。「帰れま10」などバラエティ番組プロデューサーとして奮闘。2020年、35歳で米国拠点のweb会社「Info Fresh Inc」代表取締役社長に就任。現在NY在住。日本人女性のキャリアアップをサポートする活動も独自に行なっている。
Instagram:@maiko_ok_
HP