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「よりを戻す」の意味とは?
「よりを戻す」には、実は2つの意味があります。1つは、糸などをねじってからみ合わせた「縒り(より)」をほぐして元通りにするという意味。もう1つは、離れてしまった男女の関係を元に戻すという意味です。皆さんに親しみがあるのは後者の意味ではないでしょうか。
本来は縒りをほぐすという意味で使われていたのですが、江戸時代後期から男女の関係について使われることが多くなったそうです。復縁と同じ意味で使うことができるでしょう。
「よりを戻す」の英語表現
「よりを戻す」の意味について理解したところで、次は英語表現を解説していきます。「よりを戻す」の英語表現には、主に以下の2つが挙げられるでしょう。
1:get back together
過去形にすると「got back together(よりを戻した)」というように表現できます。「Tom and Rei got back together(トムとレイがよりを戻した)」や「He got back together with Miki(彼はミキとよりを戻した)」のような例文が作れるでしょう。
2:return to ~
よりを戻す、復縁するという意味で使われます。「He proposed that I return to him(彼は私によりを戻さないかと持ちかけた)」というように使うことができますよ。
「よりを戻す」べきかどうか悩んでいるあなたへ
「好きな気持ちはあるけど、よりを戻したいと言うべきなのかな…」もしくは「復縁を提案されたけど本当に上手くいくのだろうか…」と悩んではいませんか? ここでは、「よりを戻す」判断基準となるポイントを3つ紹介します。悩んでいる方はこれらの点をふまえて、慎重に考えてみましょう。
1:彼のことを本気で好きかどうか
まずは大前提として彼への好意があるかどうかが大切になってきます。初めて付き合う人とは違い、復縁の場合は、好きな気持ちがなければまたすぐ別れに繋がってしまう可能性が高いです。他の男性への興味があったり、そこまで彼への気持ちがないのならば、違う人との恋愛をスタートさせる方が良いでしょう。
2:別れた原因が何だったのか
別れた原因を明確にした上で、それを克服できたかどうかが「よりを戻す」時の大きな判断基準となるでしょう。例えば、友達感が強く、どうしても恋愛対象として見ることができなくなってしまったのであれば、それを乗り越えて復縁するのは難しいかもしれません。
一方で、お互いの時間の使い方や恋愛観など、変えることの出来る部分が原因なのであれば、それを克服したタイミングで「よりを戻す」のが良いのではないでしょうか。
3:よりを戻した後の未來が想像できるかどうか
「よりを戻す」という行為は、過去にとらわれすぎてしまうと上手くいかないものです。彼との新しい未來を想像できるかどうかがポイントになるでしょう。そこでもし、不安の方が勝ってしまうのであれば、復縁はまだ早いということかもしれませんね。
「よりを戻す」ための方法
「しっかり考えた上で、やっぱり彼とよりを戻したい!」と決心が付いたのであれば、行動に移しましょう。よりを戻すためには以下の4つのことが重要になってきます。
1:別れてからしばらく期間をおく
よりを戻そうとして焦ってはいけません。別れてからは、しばらく距離を置いてお互いに冷静になる時間が必要です。焦って連絡を取ってしまうと、むしろ相手にしつこい印象を与えてしまうかもしれません。時間を置いてから徐々に連絡を取り始めるのが良いでしょう。
2:相手に分かるように変化を見せる
別れた原因が自分にある場合は、そこを変えないと「よりを戻す」ことはできません。自分が思ってるよりも大げさに変化を見せて、相手に変わったということをアピールしましょう。
3:ネガティブオーラを出さない
自分が振られてしまって別れた場合は、やはりネガティブ思考になってしまう傾向があります。しばらく期間を置いてから相手と連絡を取り始めることができたとしても、ネガティブなオーラを出してしまうと相手は不安になることでしょう。前向きになって、新しい自分に自信を持つことが大切です。
4:自分磨きをする
気になる彼にもう1度振り返ってもらうためには、やはり自分磨きをすることが効果的です。自分磨きをすることは自分の外面だけでなく、内面も成長させることに繋がるでしょう。
よりを戻した後も上手くいくカップルの特徴
よりを戻せたとしても、またすぐ別れてしまうと意味がないですよね。せっかくもう1度手にしたチャンスを簡単に手放したくないあなたへ、よりを戻したあとも上手くいくカップルの特徴を紹介します! 以下のことを心がけて、今度こそ長続きを目指しましょう。
1:自分と違う部分を否定的にとらえない
人にはそれぞれの価値観や考え方があり、それが全て一致することはとても難しいです。相手と自分が違うことを否定的に捉えず、当たり前だというように認識してみましょう。自分の中にはなかった、新しい考え方を発見できるというように考えることができれば、より前向きに捉えられることができるはずです。
2:思ったことを溜め込まない
お互いの言いたいことを我慢してストレスを溜めてしまうと、別れに繋がってしまいます。2回目の交際なのであれば尚更、少しでも違和感に感じたことはすぐに伝えて、改善できるうちに改善しておきましょう。
3:愛情表現を忘れない
カップルにおいて1番大切と言える愛情表現。よりを戻せたからといってそこで安心してしまってはいけません。長続きさせるためにも、定期的な愛情表現は大切にしましょうね。
最後に
「よりを戻す」ことは簡単なことではありません。相手の気持ちも自分の気持ちも整理がついた上で、「よりを戻す」ことが重要になってくるでしょう。何事もタイミングが大切ということですね。
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