【目次】
・「大人の恋愛」ってどういう恋愛?
・「大人の恋愛」の特徴を紹介
・「子どもの恋愛」との違いとは?
・「大人の恋愛」をする上で注意する事とは?
・「大人の恋愛」をした人に聞いた切ないエピソード
・最後に
「大人の恋愛」ってどういう恋愛?
映画や小説の広告などで「大人の恋愛」というキャッチコピーを見たことはありませんか? 「大人の恋愛」とそうじゃない恋愛は、どう違うのでしょうか。また、「大人の恋愛」に憧れる! してみたい! と思っている方もぜひ参考にしてみてくださいね。
「大人の恋愛」とは?
「大人の恋愛」とは、どういう意味なのか、まず端的に説明します。一言で表すと、「お互いを尊重できる」ことが、「大人の恋愛」です。「大人の恋愛」をするには、お互いが自立していて、依存していない関係が重要になります。
相手の気持ちが気になって、自分勝手な駆け引きをしたり、相手を試すようなことをしたりはしません。
また、学生の頃は同じ学校内やバイト先で出会い、恋愛が始まることが多く、年齢が近い場合が多いかと思いますが、「大人の恋愛」はより様々な恋愛の始まり方があります。
「大人の恋愛」の特徴を紹介
続いては、「大人の恋愛」の具体的な特徴について迫っていきましょう! 「大人の恋愛」とは、「お互いを尊重」していて、「自立した」恋愛関係であると紹介しましたが、それはつまりどういうことなのでしょうか。
1:精神的にも経済的にも自立している
「大人の恋愛」は、男性・女性関わらず「自立している」ということが大きな特徴です。学生のころと違い、社会に出て自分で生計を立てます。どちらかの収入に頼りすぎてしまったり、精神的に相手に依存してしまうと、「大人の恋愛」はできません。
加えて、例え一緒にいられる時間が減ったとしても、相手の目標や挑戦を心から応援できる強さを持っているということも「大人の恋愛」をする上では重要です。
2:相手を信頼している
「大人の恋愛」は、パートナーとの信頼関係の上に成り立っています。浮気を疑ったり、気持ちが離れていないか不安になって、常に相手のことが頭から離れなかったり、ということがありません。ですので、仕事の時は仕事、自分の時間は自分の時間、というように自分のペースで生活することができます。
お互いを信頼することで、気持ちに余裕ができるため、生活のさまざまな部分がうまく回るのです。
3:連絡の頻度に拘らない
大人になると、毎日会ったり、連絡したりする時間ってなかなか取れないですよね。しかし、常に連絡を取ったりしなくても、信頼関係があるため、不安になることはありません。確かに、連絡の多さは、自分への気持ちの表れだと思われる場合もあります。
しかし、それぞれの生活スタイルを尊重し、相手の状態に寄り添ってあげられるのが「大人の恋愛」です。つまり、連絡の頻度と愛情の度合いは比例していないということになります。
「子どもの恋愛」との違いとは?
「大人の恋愛」と「子どもの恋愛」の違いとは何だと思いますか? 「大人の恋愛」も「子どもの恋愛」もそれぞれにドキドキするポイントや楽しいポイントがあるかと思います。一緒に見ていきましょう。
1:自分中心になるか、相手中心になるか
「子どもの恋愛」は、相手から何かをしてもらうことを期待したり、自分中心で物事を考えたりします。言い換えるならば、「求める恋愛」といえるでしょう。一方で、「大人の恋愛」は、「相手のために、何かしてあげたい」というように、相手の状況を思いやったり、相手のために行動できる「与える恋愛」です。
2:依存するか自立しているか
先に「大人の恋愛」の特徴で紹介したように、「大人の恋愛」は「自立」という言葉がキーワードです。「子どもの恋愛」は余裕がなく、相手に見放されたくないあまりに依存してしまいます。
また、「子どもの恋愛」は、恋人の存在を自分の存在価値にしてしまうこともしばしば。そして、恋愛を最優先にしてしまうのです。
ですので、恋愛以外の、周りが見えなくなり、破滅的な行動をしてしまう恐れがあります。
3:今を優先するか未来を考えるか
その時の楽しさを優先するのが、「子どもの恋愛」の特徴です。一方、「大人の恋愛」は、相手との未来を思い浮かべながら一緒にいる恋愛。つまり長い目で付き合うのが、「大人の恋愛」になります。ですので、すぐに会えなかったり、沢山連絡が取れなかったりしても、大丈夫なんです。
「大人の恋愛」をする上で注意する事とは?
「大人の恋愛」をしてみたいけど、どうしたらいいのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか? 「大人の恋愛」は、ただ自立していればいい訳ではありません。「大人の恋愛」をする上で注意する事について、チェックしていきましょう。
1:感謝の気持ちを伝える
相手のことを思いやりながら、感謝の気持ちを常に忘れないようにしましょう。「大人の恋愛」をする上で大切なのは、お互いを尊重すること。ぜひ、態度だけでなく、言葉でも感謝や気持ちを表すようにしましょう!
2:パートナーを束縛しない
相手のことが好きすぎるあまりに、相手のことを束縛してしまうこともあるかもしれません。しかし、過度な干渉や、束縛はかえって相手との関係性を崩しかねません。
3:素直な気持ちになる
一緒にいることの出来る、限られた時間を大切にするためには、素直な気持ちを伝えることが一番効果的です。分かりにくい駆け引きで時間や気持ちを無駄にしないために、素直な気持ちを伝えて、心の距離を縮めましょう。
4:リフレッシュできることや熱中できることを持つ
相手に執着しないためにも、恋愛以外に集中できる趣味を持つのがおすすめ。自分のために時間を使い、リフレッシュすることも必要です。そうすることで、心に余裕を持つことができます。余裕が生まれることで長続きする恋愛ができるのです。
また、それだけでなく、仕事や友人関係などのストレスを解消することもできます。
「大人の恋愛」をした人に聞いた切ないエピソード
大人になると、背負うものが増えたり、言葉以外の部分で気持ちを察しなければならなかったり、恋愛することが難しいと感じる方が多いようです。
「ふたりきりで食事に出かけて、思わせぶりな態度をとってくるにも関わらず、恋愛的に気があるわけではないと言われてしまった」というエピソードも度々耳にします。
逆に、沢山考えるあまり、「自分の気持ちが分からなくなる」ということも。
最後に
「子どもの恋愛」は、今を重視しているため、その時はとても楽しいものです。ドラマチックで燃え上がるような恋愛もできます。「大人の恋愛」は、「子どもの恋愛」と比べると、落ち着いていて面白みがないと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、お互いがお互いを想い、確実な信頼関係の上に成り立つ恋愛です。
「大人の恋愛」をしてみたいけれど、うまくいかないという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
TOP画像/(c)Shutterstock.com