目次Contents
▼この記事の要点
- 「年上女性が恋愛対象になる」と回答した男性は、全体の約7割。包容力があり頼もしく、甘えられそうな年上女性が人気!
- 「年下男性が恋愛対象になる」女性は約6割。年下らしく可愛らしい一面と、頼もしさのギャップに魅力を感じる人が多い
- 年上女性×年下男性が付き合うときは、年齢にとらわれすぎることなく、お互いの本質的な魅力を大切にするのが◎
「年上女性が好きな男性」の割合は?
※アンケート20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数119名(未回答含む)。
20~30代の男性100人に、「あなたは年上の女性を恋愛対象として好きになれますか?」と質問。すると、73.9%の人が「はい」、26.1%の人が「いいえ」と回答しました。
およそ7割の男性は、相手の女性が年上でも恋愛対象だと回答しています。同い年や年下でなければ恋愛できないという人は少数派で、多くの人が年上女性を好きになりうるという結果に!
「男性が好きになる年上女性」の特徴とは

年上女性が恋愛対象だという男性は多いものの、年上なら誰でもいいというわけではないでしょう。どのような年上女性が男性にモテるのか、実際の意見を男性に聞いてみました!
包容力がある
「大人の余裕が好きだから」(30代・愛知県)
「包容力」(30代・東京都)
「包容力がありそうなところ」(30代・島根県)
「年齢からくる余裕を感じるから」(30代・山口県)
「精神的に余裕がある」(20代・茨城県)
「包容力があるところ」(30代・千葉県)
包容力という言葉を辞書で引くと、
過ちや欠点なども含め、相手のさまざまな点を受け入れることができる心の広さ。(小学館刊行・デジタル大辞泉より一部引用)
と出てきます。相手に完璧を求めることなく、「彼氏でしょ」「男なんだから」と一方的に頼りすぎることもない、おおらかで器の大きい女性が人気のようです。
年上女性は経験豊富で場数を踏んでいることが多いぶん、ちょっとやそっとの失敗で相手を責めることがないのかもしれません。男性が気落ちしているときに優しく励まして、失敗ごと受け入れてくれるような女性となら、末永く恋愛ができそう。
相手に包容力を感じさせるポイントについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
雰囲気が大人っぽい
「幼稚ではなさそうだから」(20代・東京都)
「大人っぽいから」(20代・大阪府)
「大人びてる」(30代・奈良県)
「大人の色気」(20代・東京都)
年上ならではの、〝大人の女性〟らしい雰囲気を魅力に感じるという人も。ただ可愛いだけではない、落ち着いた大人っぽい雰囲気を身にまとう女性がモテるようです。
年相応の魅力を最大限に引き出すためには、日頃のスキンケアや洗練されたファッションセンスなど、美容への意識が高いことも大事です。歳を重ねたぶん老けるのではなく、年齢ごとにどんどん輝いていけるような女性を目ざしましょう。
人生経験が豊富
「人生経験が多い」(30代・埼玉県)
「人生経験が豊富なので、おおらかである」(30代・兵庫県)
「経験が多いので不測の事態に対応できる」(30代・福島県)
「私より多く人生を経験しているので、悩みがあった際、体験談を交えて相談にのってもらえることが魅力的です」(30代・奈良県)
「自分の苦労を、本当の意味で理解してくれそうだから」(30代・青森県)
「経験の豊富さからくる理解」(30代・東京都)
経験が豊かな人は、さまざまな視点にたって物事を考えられる、視野の広さや器の大きさをもっていることも。経験不足で視野が狭い人に比べると、その意見や考え方に救われる場面も多いでしょう。
想像で的外れなアドバイスをされるよりも、実体験を交えた真摯な意見には説得力があります。年下の女性にはなかなかない、年上女性ならではの魅力といえそうです。
落ち着いている
「雰囲気が落ち着いている」(30代・東京都)
「落ち着いた恋愛観を持っていて、現実を見ている方。人間性を重視している方」(30代・岡山県)
「落ち着いているところ」(30代・高知県)
「落ち着きがある」(20代・東京都)
精神的にも、纏う雰囲気という意味でも、落ち着いている人は女性として魅力的。誠実に相手と向き合う年上女性も多いようです。
若い頃はダメな男に騙されたり、人を見る目がなく傷つけられてしまったりしたような女性も、経験を積み精神的に成長していき、やがては落ち着いた年上女性になっていくもの。その成熟した状態を魅力的だと感じてくれる年下男性もいると覚えておきましょう。
しっかりしている
「しっかり者だと思うから」(30代・福岡県)
「しっかりしている」(20代・東京都)
「頼れる」(30代・島根県)
年上女性にとって頼もしく思ってもらえることは、信頼関係を築いていくうえで重要です。しっかりした相手であれば、いつか結婚して夫婦関係になったとしても、お互いに頼り合えそう。
なかには、〝こちらの金銭管理を担当してほしい〟という回答もありました。自分のだらしない一面を自覚している男性ほど、しっかりしていて頼りがいのある、大人の年上女性を求めているのかもしれません。
リードしてくれそう
「引っ張ってくれそう」(30代・北海道)
「リードしてくれる」(30代・奈良県)
自分が彼女を引っ張るのではなく、彼女にリードされたいという男性もいます。奥手で恋愛スキルが高くない人にとっては、自分よりも年上で、グイグイ引っ張ってくれるようなお姉さんが魅力的なようです。
デートのプラン決めや記念日のお店選び、プロポーズなど、一般的に男性が先導すべきと思われている行動も人によっては重荷になります。ときには女性側から行動をおこし、男性の負担を軽くして挙げることも大事です。
〝世話焼きなおばちゃん〟になるのではなく、〝相手の気持ちを察して、さりげないフォローやリードをしてあげられる〟女性を目ざしたいもの。
甘やかしてくれそう
「母性」(30代・大阪府)
「わがままを聞いてくれそう」(30代・埼玉県)
「甘やかしてくれそう」(20代・福岡県)
「世話してくれる」(30代・千葉県)
とあるアンケート結果によると、男性に甘えられて嬉しいという女性は意外に多く、全体の約7割ほどのようです。
それにもかかわらず、男性から甘えることに抵抗を感じる男性や、甘えられることが苦手という女性も少なくはなさそう。その点年上女性×年下男性のカップルならば、需要と供給がうまくかみあいそうです。
甘えるという行為は、相手に自分の弱みや素を見せることでもあります。誰にでもとれる行動ではありませんし、甘える側も甘えられる側も、自分にとって特別な相手にしかそうできないことが多いでしょう。優しく甘やかしてくれる年上女性が彼女なら、その包容力に心が癒されそうですよね。
優しい
「優しいところ」(30代・宮崎県)
「優しくて包容力のあるところ」(20代・愛媛県)
人と人が関わるうえで、優しさ以上に大切なものはそうそうありません。たとえ相手が年上女性でなかったとしても、彼女に優しさを求める男性は多いはず。意地悪で他人に厳しい女性よりも、心優しい女性を彼女にしたいという男性がほとんどでしょう。
色気や気品がある
「色気」(20代・宮城県)
「綺麗」(30代・東京都)
「仕草にかっこよさや気品を感じる点」(20代・沖縄県)
年上だからこそ醸しだされる、年相応の色気や気品が魅力だという回答も。若い女性にはなかなか出せないしっとりとした雰囲気や、気品ある仕草や話し方なども、年上女性だからこその落ち着きによるものでしょう。
若くて元気のいい女性をセクシーだと思う男性もいれば、真逆の女性を素敵だと思う男性もいます。好みは人それぞれであり、女性にとっても、歳をとるのはなにも悪いことばかりでもありません。若さこそがすべてに勝るものだと、思い込まないように気をつけて。
年齢は気にならない
「魅力的であれば年齢は関係ない」(30代・神奈川県)
「上でも下でもいい」(30代・香川県)
「年齢は特に気にしていない」(20代・東京都)
「年上でも魅力的な相手なら関係ないから」(30代・埼玉県)
年上女性×年下男性が付き合うと、最初のうちは気になることもあるかもしれません。世代による価値観の違いや、妊娠や出産のこと、男性が年下がゆえの経済的な不安など、女性のほうが年上であるがゆえの悩みを、それぞれが抱える可能性もあるでしょう。
ですが実際に付き合って深く愛し合い、仲睦まじい時間が経過していけばやがて、〝年齢は大きな問題にならない〟ことに気がつく人も多いはず。年齢というステータスを取り払った、お互いの本質的な人間性こそが、愛を育むうえではとても大切な要素なのです。
年齢を壁に感じてしまうような出来事があったら、しっかり話し合い、より深く理解しあえるようにつとめるのが◎。お互いを大切にしあうために、誠実に向き合い対話を重ねていけば、年齢に関係なく素敵な交際ができそうです。
「年上女性が好きではない男性」の意見

年上女性が好みだという男性もいれば、そうではない男性もいます。女性は〝好きではない派〟の意見にも目をとおして、年下男性に魅力を感じてもらうための参考にしてもよさそう。
話があわないから
「話が合わなそう」(30代・愛知県)
どれくらい年齢差があるのかにもよるとはいえ、10歳、20歳と相手との差がひらくほどに、ジェネレーションギャップも大きくなります。世代が変われば共通の話題も減るので、話が合わずつまらないと感じる男性もいるのでしょう。
親子ほど年が離れている場合はもちろんのこと、たとえ3~4歳離れているだけでも、トレンドが大きく異なっていることがあります。自分よりもはるかに年下の男性を好きになった場合、女性側も若者の文化を理解し、共通の話題をもてるように意識したほうがよさそうです。
ジェネレーションギャップについては、こちらの記事でも詳しく解説。気になる人はチェックしてみましょう。
実体験があるから
「付き合いにくいから」(30代・茨城県)
「今まで恋愛対象になった相手は全て年下だった。何故かはわからない。対象者がたまたま年下だったので自分はそういう運なんだろうなと思うので」(30代・東京都)
実際に、年上女性とのお付き合いにいい思い出がなかったり、今まで年下しか好きになったことがなかったり…という男性の声も。過去の経験に基づき〝年上女性が好きではない〟と感じている男性を振り向かせるのは至難の業かもしれません。トラウマを払拭しうる年上女性の魅力を感じさせ、鮮烈な印象を与える必要がありそうです。
興味がないから
「興味ないから」(30代・茨城県)
年上女性に興味がないのか、それとも恋愛自体に興味がないのか…。詳細はわかりませんが、とにかく年上女性との恋愛に〝興味がない〟という人も。
まずは興味が湧かないと相手のことを深く知ろうと思うきっかけも訪れにくいもの。自分に、あるいは恋愛に興味がなさそうな年下男性に恋をしたときは、まずは人としてのコミュニケーションを大切に、交流を重ねるのがよいでしょう。
性的にみられないから
「抱きたいと思えない」(30代・大阪府)
「必然的に40歳以上になり、性的魅力を感じる可能性が低いため」(30代・東京都)
正直に、年上女性に性的な魅力を感じられないと答えた人もいます。恋人になるのであれば、キスやセックスをしたり、ハグをしたりなど、彼女とは性的にも深い関係をもちたいという男性は多いもの。しかし趣味や嗜好は人それぞれなので、こればかりは難しい問題といえそうです。
若さが女性の魅力のすべてではないといえど、年下男性を好きになった場合は自分磨きを怠らないようにしましょう。なるべく美しい自分でいられるよう、アンチエイジングや美容に力をいれてみるのも◎。
若いほうがいいから
「若いほうがいいから」(30代・群馬県)
「年下がいいから」(30代・東京都)
元も子もない意見とはいえ、年上女性よりも若い女性のほうがいいという男性もいるようです。好きな年下男性が「若い子のほうがいい」なんて言っていたら、年上女性としてはショックを受けるかもしれませんね。
ですが女性として、美容や内面の自分磨きを経ることにより、実年齢よりも若く見えるような雰囲気を演出することならばできます。年齢を変えることは不可能でも、より若く見えるようにふるまうことは可能です。
無理な若づくりをするのではなく、自分の若々しさや美しさを引き立てるようなメイクやファッションを意識してみましょう。「私なんてもうおばさんだから…」と卑下せずに、周囲から「何歳になっても素敵な女性だよね」と思われるような装いを目ざして!
「年下男性が好きな女性」の割合は?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数117名(未回答含む)。
今度は20~30代の女性100人に、「あなたは年下の男性を恋愛対象として好きになれますか?」と質問。すると、62.4%の人が「はい」、37.6%の人が「いいえ」と回答しました。
年下男性が恋愛対象になるという女性は、約6割ほどという結果に。年上女性が恋愛対象だという男性に比べると、女性側はやや少ないようです。女性よりも男性のほうが、恋愛対象になりうる相手が幅広いのかもしれません。
「女性が好きになる年下男性」の特徴とは

女性にモテる年下男性には、どのような特徴があるのでしょうか? 思わず「わかる!」と頷いてしまいそうな、年下男性の魅力をご紹介します。
かわいい
「かわいい」(20代・宮城県)
「かわいい」(30代・千葉県)
「かわいらしい。活発」(30代・愛媛県)
「かわいい、癒される、優しい」(30代・東京都)
「かわいいと思ってなんでも許せる。相手への期待値が高くならないで済む」(30代・東京都)
「ちょっとかわいいけど、不意に見せる男らしいところのギャップがいい」(30代・静岡県)
「かわいくて一生懸命の様子は、見ていて好感がもてる」(30代・千葉県)
「子供っぽいところ」(20代・北海道)
やはり、年下ならではのかわいらしさに関する回答が多いようです。自分よりも相手のほうが若いぶん、なにかに懸命に取り組む姿や子供っぽさが大きな魅力に。
なかには、かわいらしさと男らしさのギャップがいいという声も。〝年下っぽさ〟を感じさせる男性がふと見せる大人びた姿には、グッときてしまいそう。
甘えん坊
「甘えてくれること」(30代・神奈川県)
「甘えられるのが可愛く感じる」(30代・長野県)
「甘えん坊」(20代・群馬県)
「頼ってくれる」(20代・千葉県)
「甘えん坊でかわいい」(30代・埼玉県)
「守ってあげたくなる」(30代・東京都)
「母性が刺激される」(20代・静岡県)
かわいらしさのさらに上、甘えん坊な一面が好きだという声も。母性本能がくすぐられて、女性側が男性を守ってあげたい気持ちにさせられるようです。
甘えん坊な彼氏はもともと年上女性を好む一面があるようで、年下男性が好きな女性とは相性抜群。大好きな彼女とはいつも一緒にいたい…と考える人もいるので、ラブラブな関係になれるかも。
しっかりしている
「意外と頼りになるところ」(30代・愛知県)
「自分をしっかりと持っていて、尊敬をできる人も数多くいるから」(30代・兵庫県)
「年下だけど、逆に守ってくれようとしたり、頼りがいがあるとき」(30代・茨城県)
「期待していないのに頼りになったとき」(30代・神奈川県)
「頼りになることです」(30代・千葉県)
こちらは対照的に、〝頼れる〟一面や〝しっかりしている〟姿が、年下男性の魅力だという回答です。
男性側も相手が年上女性となれば、釣り合うように大人びた態度をとろうとしたり、頼れる存在になろうと努力したりするのでしょう。年下だからといって頼りがいがないわけではなく、むしろ〝年下なのにとても頼れる〟という一面が、とびきりの魅力になるようです。
付き合いやすい
「年下でも気の合う人はいるから」(30代・長野県)
「気を遣わなくて済む」(30代・新潟県)
「楽」(20代・岩手県)
「たとえ出来なくても、自分より年下だからこそ目をつぶることができるから」(20代・東京都)
女性側が最初から「自分のほうが年上だし…」「彼はまだ若いからなぁ」という価値観を前提としていると、相手に求めることのハードルが下がり気楽な関係が築けます。
少しの失敗ならば目をつむることもできますし、歳を重ねて経験を積めばもっと立派な人になるだろう…という、未来への希望的観測ができる部分も。自分も肩肘張らずに気を抜いて接することができるぶん、付き合いやすくて楽だと感じられるようです。
素直
「素直」(30代・神奈川県)
「無邪気なところ。甘えてくるところ」(30代・静岡県)
「元気で健気に見える。かわいい」(30代・茨城県)
まるで少年のように無邪気で素直な姿を見せてくれるのは、年下男性ならでは。自分よりも年上の落ち着いた男性とはひと味違う、フレッシュな魅力がありますよね。
誰だって、好きな人には元気で楽しく過ごしていてほしいと思うもの。年下男性の無邪気な姿には、安心感をおぼえられるのかもしれません。
年齢は関係ない
「年齢は関係ない」(30代・奈良県)
「年齢は関係ない。 ただの数字」(20代・埼玉県)
「年齢は関係ないと思う」(30代・千葉県)
男性側の回答にもありましたが、やはり〝年齢は関係ない派〟も少なくありません。どちらが年上だろうと、年下だろうと、年齢はただの記号に過ぎないと考えることもできるでしょう。血液型や干支、星座と同じように、〝それ自体が恋愛に大きく影響をおよぼすことはない〟という、相手の本質を見ようとする考え方はとても大事です。
年下男性との恋愛は、相手の若さに刺激を受け、自分自身も若くいられるなどのメリットも。今まで年上や同い年の人としか付き合ったことがないという女性も、一度視野に入れてみてはいかがでしょうか。
「年下男性と付き合ったことのある女性」の割合は?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数117名(未回答含む)。
実際に、年下男性との恋愛経験がある女性はどれくらいいるのでしょう。「実際に年下の男性と付き合ったことがありますか?」という設問では、29.1%の人が「ある」、70.9%の人が「ない」と回答しました。年下男性との恋愛経験者は、約3割にとどまっています。
年上女性が好きという男性も、年下男性が好きという女性も多数派にもかかわらず…実際に年上女性×年下男性のカップルが成立するケースはそう多くないようです。とはいえきっかけさえあれば、相性のよい素敵なカップルになれる男女は多そう。
年上の彼女がほしいと感じている男性の声は、こちらの記事でも詳しくまとめています。やはり〝年上女性が好きなのに、今まできっかけがなかっただけ〟という声があがっているので、ぜひチェックしてみてください。
年上女性×年下男性で実際に付き合った体験談

今度は、年上女性×年下男性の恋愛体験談をみていきましょう。胸キュンエピソードから、彼が年下ゆえの問題点まで、さまざまな回答が集まりました。
かわいらしさと頼もしさが両方あった
「甘えてくるところがかわいかった。私がしっかりしていないので、逆に相手がしっかりしていたところ」(30代・茨城県)
「甘えてくれたときにかわいいし、ときに頼れる部分が見られるとそこにも惹かれる」(30代・千葉県)
「年下なのに引っ張ってくれるとキュンとする」(30代・長野県)
甘えん坊でもときには頼りがいがあったり、しっかりしているようで天然だったりと、年下男性のギャップにキュンとする女性が多いようです。「私のほうが年上なんだからしっかりしなきゃ」という気持ちがある人はなおさら、彼の頼もしい一面がかっこよく思えそうですね。
一生懸命でかわいかった
年上の自分に敬意をはらって、丁寧に接してくれたという声も。失礼のないようにといい意味で気を遣ってくれている態度からは、誠実でまっすぐな印象を受けますよね。年下といえど、人として立派で成熟している彼氏であれば、パートナーとして信頼できるようにも思えます。
甘えん坊で癒された
「世話を焼いてあげたくなる瞬間がときどきある」(30代・新潟県)
相手も自分が年下だという自覚があるからこそ、強がらずに素直に甘えてくれるのでしょう。母性本能がくすぐられるような甘えん坊の一面こそが、年下男性最大の魅力なのかもしれません。
まるで赤ちゃんのような言動は、人によっては嫌悪感があるかもしれませんが…そんな一面すらも〝かわいい♡〟と思えるのであれば、ふたりの相性は最強だといえそうです。
ハードルを上げずに済んだ
「楽」(20代・岩手県)
相手が自分より若いという前提があると、たとえ期待通りに動いてくれなかったとしても、完璧なエスコートができなくとも、〝それで当たり前〟と思えて肩の力が抜けるようです。
人によっては「男性にエスコートしてほしい」と思うデート中でも、「彼は年下だしうまくできなくても仕方ない」と思えたり、むしろ「これからどんどんいい男に育てるぞ!」と思えたりするかも。
今後の伸びしろにおおいに期待できそうな点も、年下男性ならではの魅力。最初から完璧を求めずに、あたたかい目で見守ってあげる姿勢が大切です。
自分が主導権を握れた
年上である自分が主導権を握れる、という声もありました。好きなデートコースを考え、自分の好きな店に行き、リードするような形で自由にふるまえるというのは魅力かもしれません。
彼に頼りたい・つねにリードされていたい…というわけではなく、自分主体で恋愛を先導したいという人にとって、まだ未熟な一面もある年下男性とは相性がよいのでしょう。相手も、「彼女のほうが経験豊富な年上だし」という前提ありきで付き合えるので、プライドを傷つけられることなく素直に向き合えるのかも。
若さゆえのギャップを感じた
「聴いていた音楽に少しズレがある」(30代・奈良県)
「彼氏の友達には会いづらい」(30代・東京都)
相手が年下男性であるがゆえの、デメリットともいえるエピソードもありました。若さゆえの非常識な一面やジェネレーションギャップ、彼の友人と付き合いにくいという声が寄せられています。
年下らしいかわいらしさは魅力といえど、子供っぽい部分が多すぎるとうんざりしてしまう可能性も。仕事や会食などのきちんとした場では、紳士的なふるまいを意識してほしいところ。
また、彼と年の差が大きい場合には、トレンドや盛り上がる話題が噛み合わず、世代間のギャップを感じいてしまうことがあるようです。しかしそれを欠点ととらえすぎずに、お互いの好きなものをシェアしたり、教え合ったりできたりするのもよいでしょう。
【番外編】年上女性×年下男性の芸能人夫婦

華やかな芸能の世界にも、年上女性×年下男性のおしどり夫婦がたくさんいるようです。ここではその一部をご紹介。思わず憧れてしまうような、すてきな夫婦を見習いたいところですね。
◆工藤静香さん×木村拓哉さん
言わずと知れた超大物カップルであるおふたりも、実は工藤静香さんのほうが年上です。最近では愛娘のKokiさんとCocomiさん姉妹のご活躍も目ざましく、あこがれの素敵ファミリーとしてとりあげられることも多いですよね。
一途で誠実なイメージの強い木村拓哉さんは、結婚当時も堂々と交際を認め、多くの厳しい意見を受け止めながらファンの前で真摯に結婚を発表したそうです。何年経っても仲睦まじい夫婦の姿は、日本を代表する年上女性×年下男性カップルといってよいでしょう。
◆小雪さん×松山ケンイチさん
結婚当時、松山ケンイチさんは26歳、小雪さんは34歳だったそう。若手俳優として人気絶頂のなか、同じく人気の実力派俳優であった小雪さんと入籍した松山ケンイチさんには、誠実さと男らしさを感じた人も多いのではないでしょうか。
◆大島優子さん×林遣都さん
2021年に結婚を発表したお二人は、大島優子さんのほうが2歳上のカップルです。イケメンであるだけでなく、〝かわいい系男子〟としても人気の林遣都さんは、まさに魅力的な年下男性代表ともいえそうです。
◆みはるさん×Mr.シャチホコさん
おふたりの年齢差は23歳。それぞれものまね芸人としての地位を確立しているということもあり、互いをリスペクトされている素敵な夫婦です。いまでも恋人同士のように仲がよい姿からは、真実の愛には年齢など関係ないことがよく伝わってきます。
年齢にとらわれすぎない、お互いをリスペクトしあえる恋愛を
年上女性×年下男性で付き合うことになったときは、「私のほうが年上だからしっかりしなきゃ」「俺が年下だから頑張らなくちゃ」と気負い過ぎずに、なるべく自然体の魅力をわかちあうことが大切です。どちらかが引っ張っていかなければならないものだという、固定観念に引きずられすぎないようにしましょう。
年齢はあくまでも、その人が生きた年数を示す記号のようなもの。人としての魅力は、年齢によってのみ決まるものではありません。誠実に相手と向き合いながら、彼女・彼氏をお互いがリスペクトできるような関係を築けばきっと、年齢にとらわれすぎない素敵な恋愛ができるはず。
「年齢的に早く結婚しないと…」「彼の年齢では、まだ将来を考えられないかも…」という焦りや不安はいったん置いておき、まずは目の前の相手をまっすぐ見つめ、「これから先も一緒にいたい」という素直な気持ちを大切に。そうすればきっと、お互いの魅力をより深く感じられ、末永く一緒にいられるパートナーとしての道が拓けていくはずです。
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ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。