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LIFESTYLE

2024.05.14

あなたの「口癖」は大丈夫? 嫌がられる「口癖」と好印象な「口癖」とは

誰もがもつ「口癖」。実は口癖によって、その人の性格や心理が分かることがあるのです。また、使う「口癖」によっては人間関係を悪くしてしまうことも…? 今回は「口癖」の英語表現や、やめるべき「口癖」、好印象な「口癖」まで解説します。

そもそも口癖とは

誰しもつい言ってしまう口癖があるかもしれません。ではそもそも口癖とはどんな意味をもつのでしょうか。

【口癖】くちぐせ
《古くは「くちくせ」とも》癖のようにいつも言うこと。また、その言葉。
引用:小学館 デジタル大辞泉

漢字が表す通り、癖のように口にしてしまうことを意味していました。では、英語で表現するとどうなるのでしょうか。

「口癖」を英語表現にすると

文字入りの積み木
(c)Shutterstock.com

「口癖」は、英語ではなんと言うのでしょうか。以下に「口癖」の英語表現を3つ紹介しています。それぞれの意味と使い方をチェックしていきましょう。

favorite word/phrase(お気に入りの言葉、フレーズ)

気に入って使っている言葉やフレーズを表します。とっさに口から出てしまうというよりは、気に入って使うようにしているものだったり、憧れの人の言葉を引用している場合などに使えるでしょう。

「The Japanese word “pekopeko” is my favorite word, because its pronunciation is cute.(日本語の“ぺこぺこ”は発音が可愛いのでお気に入りの言葉である)」というような例文があります。

say 〜 a lot(〜を多く言う)

「口癖」ということは、その言葉を頻繁に使っているということ。

「He say “gotcha” a lot(彼は“gotcha(了解)”とよく言っている)」

「I say “I’ll pass” a lot(私は“遠慮する”とよく言ってしまう)」などのように使われます。

habit(癖、習性、習慣)

こちらは「口癖」を特定して指すものではありませんが、癖という意味で使われます。

「I often say “sorena” because of my habit(私は癖でよく「それな」と言ってしまう)」のように使うことで、「口癖」という意味で表現できます。

よく使われる「口癖」とその心理とは?

ボディーランゲージで会話をする女性
(c)Shutterstock.com

「口癖」は、その人の性格や考えを表している場合があります。最近は「口癖」による性格診断なども流行っているようですね。人それぞれ「口癖」は異なりますが、ここでは使われることの多い「口癖」を3つ紹介します。皆さんの「口癖」もあるかどうかチェックしてみてください。

「なんか」

「なんか今日こんなことがあって…」「なんかもう嫌になってきた」など、喋りはじめについ付けてしまうフレーズですよね。「なんか」を使う心理としては、何か不満を言おうとしている、あるいは話がまとまりきっていないまま喋っている、などが挙げられます。若者の間では、文頭に置くことで相手の関心を引いたり、会話の間を埋めるために使われることが多いでしょう。

「ちょっと」

「ちょっといろいろありまして」「ちょっと聞いてよ」など、何か言う時に「ちょっと」とつける人は多いですよね。「ちょっと」を会話の最初に置くことで、より柔らかい表現で相手に伝えることができます。例えば「ちょっと出かけてくる」と言えば、「出かけてくる」と言うより軽い感じがしますよね。しかし「ちょっと」は、本音を隠す時に使われる「口癖」とも言えます。

「ちょっとお願い」などと言われて、うまく口車にのせられないようにしましょう。

「かわいい」

これは女性に多い「口癖」かと思います。ショッピングで服やアクセサリーを選ぶ際など、つい「かわいい」を連発してしまうことはありませんか? 友人との会話で「かわいい」を頻繁に使っている人もいるかもしれません。「かわいい」を使う心理としては、その場を盛り上げようと思っている、とりあえず褒めたい、などが挙げられます。

いますぐやめるべき「口癖」

ストップを表すイラスト
(C)AdobeStock


「口癖」は人間関係にも影響を及ぼすことがあります。もしかすると「口癖」が原因で、「この人と一緒にいるのはしんどいな」と相手に思わせてしまっているかもしれません。もし以下の「口癖」を使っているのであれば、今すぐやめることをおすすめします。

「でも~」

「でも」を使いすぎてしまうと、相手は否定されているように感じてしまいます。一旦相手の話を受け入れて「そうだね」「そっか」などの相槌をしてから話し始めるのが良いでしょう。

「すみません」

一見礼儀正しいようにも思えますが、「すみません」と言い過ぎてしまうと、相手に気を遣わせてしまうことになります。また、距離感を詰めにくいという印象も与えてしまうかもしれません。「ありがとう」と言い換えられるところがあれば、少しずつでも言い換えてみましょう。

「自分なんて~」

何か褒められた時に、謙遜の意味で使ってしまうこともあるかもしれません。しかし、ネガティブな表現は相手を暗い気持ちにさせてしまいます。褒めてもらえた時は、素直に「ありがとうございます」や「嬉しいです」とポジティブな返しができるように心がけましょう。

好印象な口癖

明るい表情の女性
(c)Shutterstock.com

“いい「口癖」が幸せを呼ぶ”と言うように、口癖を変えることで、あなたの人柄や人間関係は変わります。ネガティブな言葉ではなく、ポジティブな言葉遣いを心がけましょう。この項では、印象の良い「口癖」を紹介します。ぜひ取り入れてみてください。

ストレートな感情

「嬉しい」「楽しい」「美味しい」「幸せ」など、感情をそのまま声に出してみましょう。感情豊かな人は周囲の人々を楽しませ、その場の雰囲気まで明るくすることができます。

伝える相手が恋人や友人の場合は、「もっとこの子を楽しませたい、色んな感情を見てみたい」と思ってくれることもあるかもしれません。もちろん、声に出す感情は選別する必要がありますが、ポジティブな発言はどんどん表に出していきましょう。

前向きな励まし

例えば「大丈夫」「絶対いけるよ」「私たちついてるね」などが挙げられます。ビジネスや普段の生活においてうまくいかない時、このような言葉をかけてくれる人の存在は大きな心のより所になるはず。また、前向きな言葉は相手だけでなく、発した自分自身をも明るくしてくれるでしょう。

素直な褒め言葉

周りから好かれる人の特徴として、褒め上手だという点が挙げられます。褒めてもらえると誰でも嬉しい気持ちになりますよね。「頼もしいね」「すごい」「優しいね」など、素直に相手を褒めることで良い印象を持たれるでしょう。

ポジティブな口癖で周りとWin-Winの関係に!

「口癖」は簡単な意識ですぐに変えることが出来ます。口は災いの元という言葉があるように、ネガティブやマイナスな発言は相手の気分を悪くさせるだけでなく、自分自身にも悪影響が及びます。日頃からポジティブな発言を心がけましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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