「It’s still open.」ってどんな意味?
こんにちは。英語講師のmachiです☆
今回ご紹介するのは、簡単な単語の組み合わせから成り立つこんなフレーズ!
「It’s still open.」
え、「それはまだ開いている」という意味じゃないの? と思った方も多いはず!
もちろんそのように訳せますが、実は別の解釈もできるんです!
物事が“open”の状態とはどういうことなのか、ぜひ考えてみてくださいね^^
前回の記事>>「So be it.」と言われたら… どんな意味? 【連載 大人の英語塾】
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正解は?
「It’s still open.」で「それは未解決だ」という意味にもなるんです!
「開ける」という意味でお馴染みの“open”という単語ですが、実にさまざまな意味合いがあるんですね。
そのひとつが、「(問題などが)未解決の、未決定の」という意味。
ビジネスで案件が終了したことを「クローズした」なんて言ったりしますが、その反対語の“open”には、「まだ終わっていない」「決着がついていない」というようなニュアンスがあるわけですね。
ちなみにここでは、動詞ではなく形容詞として使われています。
ex. 「The problem is still open.」(その問題は未解決のままです)
形容詞としての“open”は他にもいろいろな使い方をしますが、身近な表現を簡単にご紹介します!
◆開いた、開いている
ex. 「The door is open.」(ドアが開いている)
ex. 「The book is open.」(本が広げられている)
ex. 「Cherry blossoms are open.」(桜の花が咲いている)
◆店などが開いていて(営業中の)
ex. 「The restaurant is open from eleven to nine.」(そのレストランは11時から9時までやっている)
◆公開の、門戸を開いている
ex. 「The temple is open to the public.」(そのお寺は一般に公開されている)
◆空きがある、欠員がある
ex. 「The job seems to be still open.」(その仕事はまだ空きがあるようだ)
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この連載「大人の英語塾」では、意外と知らない英単語の意味や、勘違いしやすい英語のイディオムなどを、サッと隙間時間にでも読める内容でお届けしています。思わずクスッとしてしまう英語ならではのユニークな表現から、海外ドラマでよく登場するあのセリフまで盛りだくさん! Oggi.jpにて定期的に配信していますので、ぜひ覗いてみてくださいね♡
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machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。