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2022.06.28

コロナ禍のアメリカで出産… 私以外の妊婦は全員陽性!?<元テレビ朝日プロデューサー転職実録#48>

仕事と自分の人生を見つめ直す社会人10年目。今回は、コロナ禍のアメリカで出産した話。元バラエティ番組の女性プロデューサー 古瀬麻衣子が考える「理想の人生」への近づき方。

古瀬麻衣子

これまでの連載はこちら

不安と感動のはざまで… アメリカで出産するということ

2022年もあっという間に半分が過ぎ去ろうとしていますね。

あまりにもご無沙汰しておりました、古瀬麻衣子です。

前回のコラムを書いたのは2021年の年末。臨月の大きなお腹を抱えながら、未知すぎる未来に期待と不安を寄せて、パソコンを打っていたことを鮮明に覚えています。

あれから半年。出産を経て、面白いほどに人生が新しい方向に回り始めたことを感じずにはいられません。

そんな私の姿を見て、某有名新聞社の敏腕記者の知り合いがこう表現しました。

「古瀬さんって、本当に身軽に生きられる人だよね」と。

出産で体重は11kg増えましたが、彼には私がそう映ったそうです。

これから、その真意を数回に渡って書いていけたらなと思っています。

それでは、まずアメリカでの出産についてお話していきます!

息巻いて病院へ向かうも、出鼻をくじかれる

(c)Shutterstock.com

急激なオミクロン株が大流行し、2021年の暮れ、ニューヨークは1日に数万人の感染者が確認されるほど、新型コロナの恐怖に包まれていました。

私は全く人と会うこともなく、日課のウォーキング以外は自宅に篭り、仕事を片付ける日々。出産前にファンシーなレストランにたくさん行きたかったのに、全く叶えることはできませんでした。

出産予定日の5日前に夫がようやく日本から駆けつけまして、5ヶ月ぶりの再会を楽しむのも束の間。あっという間に計画出産のために入院する日がやってきました。

12月28日20時が入院の予約日程だったので、19時には家を出てUberを走らせていたところ、病院の目の前に来たタイミングでスマホが光りました。

「緊急の妊婦さんが来てしまって、あなたの出産する部屋が空いていません。1回自宅に戻ってください」

さすがアメリカ。もう少し早く連絡出来たと思うのですが、悪びれる様子もなく、用件だけ伝えられて電話が切れました。

「産むぞ!!!」という凄まじい気合と共に出陣してきたのに、こんな形で出鼻をくじかれるとは、、、先行きが思いやられました。

さらに、部屋が空いたら連絡すると言われたものの、朝4時まで連絡は来ず。

私が気になってなかなか眠れず、モゾモゾしていると、夫が「病院に念のために電話してみたら?」と。

さすがにまだ空いていないんじゃないかなと思いながらも、夫に急かされ電話。

すると、「Labor Room空いてるから、来ていいよー!」と。レストランの席が空いたよ! くらいのノリでした。

腹が立つ気持ちと、今日中に産むぞという謎の焦りを抱え、慌ててシャワーを浴びて病院に向かいました。

本当に無事に産めるのか、巨大な不安に飲み込まれそう。しかし、なぜかその後はスムーズ過ぎて、これまた予想外。あと10人産めると思うくらい楽な出産となりました。

出産までの道のり

朝6時 病院着。

朝7時 PCR検査が陰性で安堵(その日、私以外の妊婦さんが全員陽性だったらしい。信じられない事実)。

難しい医療用語があるので、常に日本語の通訳と電話で繋ぎ、看護師さんと話していました。

朝8時 担当女医がやってきて、子宮に何か入れられる(バルーンですね)。

「今日は私があなたの担当よ」と言っていた男性看護師がその後一回も病室に来なかった。

昼12時 陣痛らしきものが来て、「もう無理」と思う(自然分娩の痛みの2割くらいじゃなかろうか)。

午後1時 「とっとと無痛麻酔を入れた方が楽だ」といなされ、快諾。

麻酔医界の仙人のような風貌の人が現れ、背中に針を刺されるも痛みが1mmもない。無痛分娩でした。

アメリカでは無痛分娩が主流なので、麻酔科医が24時間常駐しており、いつでも入れられます。午後6時くらいまで夫婦ともども昼寝。

子宮口はまだ5センチしか開いてない(今日中には産めないかもなと思い、また寝る)。

午後9時半 麻酔を入れているのに微妙に痛いな〜と思っていたら、子宮口全開。

赤ちゃんが降りてきて、骨盤を押している痛みだった。先生が「じゃあ、産むよ〜。準備しよ〜」とめちゃ呑気に言う。

午後10時半 医師1名、看護師1名という少人数体制で、Ready Go!

無痛のせいで感覚がないので、いきむもののよく分からない。

麻酔を入れていない夫が一緒にいきんでしまい、途中でウン○したくなり、病室中が爆笑。

午後11時18分 出産。

おそらくこの流れは日本の分娩とさほど変わらないと思いますが、その感動的な瞬間に、周囲に吹き荒れる英語での祝福の言葉に、妙にアメリカで産んだことを実感しました。

しかし、アメリカでの出産を身をもって実感するのはこの後からになります。

なぜなら、36時間しか入院させてもらえず、お股が崩壊している状態で大晦日に帰宅、、、その詳細は次回。

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古瀬麻衣子

1984年生まれ。一橋大学卒。テレビ朝日に12年勤務。「帰れま10」などバラエティ番組プロデューサーとして奮闘。2020年、35歳で米国拠点のweb会社「Info Fresh Inc」代表取締役社長に就任。現在NY在住。日本人女性のキャリアアップをサポートする活動も独自に行なっている。

Instagram:@maiko_ok_
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