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BEAUTY

2024.10.03

日焼け止めの塗り直し「頻度」と正しい「塗り方」! メイクの上からでもきれいに仕上げる

日焼け止めは日中何度か塗り直しが必要だとは言いますが、実際のところ何時間おきに塗り直しをすればよいのでしょうか? 働く女性は外出やメイクをしていることも多いですよね。そんなときはどう塗り直せばよいのかも悩みどころ。日焼け止め塗り直しの推奨頻度、メイクの上からでもきれいに塗布できる塗り直しの方法、塗り直しに便利なおすすめアイテムを紹介します。

日焼け止めはこまめに塗り直そう!

紫外線対策は、将来の美肌を守るためにも欠かせないスキンケアの一つ。日差しが強い日やアクティブに活動する日は、朝から顔や体に入念なUVケアをしていても、日中のこまめな塗り直しが必要なんです。

そこで、日焼け止めの塗り直しに関する適切な知識と塗り直しにも使いやすいおすすめのUVカットアイテムを紹介します。また、塗り直しできないときに役立つ便利グッズもピックアップ! 適切に日焼け対策をして、焼かない肌を目指しましょう。

〈POINT〉
・焼かないためには、こまめな日焼け止めの塗り直しが必要
・汚れを拭き取ってから塗ればムラをおさえられる
・メイクの上からはでも工夫次第できれいな塗り直しは可能

日焼け止めの塗り直し「頻度」は?

日焼け対策は、朝日焼け止めを塗ったら完璧という訳ではありません。汗や皮脂だけでなく、髪や服による摩擦でも日焼け止めは取れてしまいます。日射しが強い時間帯に外出したり、太陽の下で過ごしたりすることが多い日は、肌を守るためにもこまめな日焼け止めの塗り直しを意識しましょう。

とはいえ、どれぐらいの頻度で行うべきなのでしょうか。ここではまず、塗り直しの目安や塗り直し方のポイントを紹介します。紫外線の怖さを侮るなかれ、です。

顔にクリームを塗っている人の寄り写真
(c)Shutterstock.com

田場医院院長・田場史子(たば・ふみこ)先生によると、塗り直し頻度の目安は「3時間に1回」なのだとか。また、日焼け止めは「顔全体でパール玉2個分を3時間に1回程度塗り直しすることが推奨」されているそうです。

すなわち、一日中こまめに塗り直すことが大切とも考えられます。時間がないときも、頬や鼻など焼けやすい部分は重ねづけして紫外線ダメージを防ぎましょう。

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メイクの上からでもOK? 日焼け止めの「塗り直し方」

日焼け止めを塗り直したいけれど、メイクの上から塗布するとファンデーションがヨレたり取れたりして、汚くなってしまうとお悩みの方も多いでしょう。では、どのようにしてメイクした顔への塗り直しをすればよいのでしょうか。

メイクの上から塗り直すなら「液体」は避けたい

おすすめは固形やパウダーアイテムの使用。メイクの上からミルク状やクリームタイプの日焼け止めを重ねたら、油分と水分でファンデーションがヨレたり落ちたりしてしまいやすいからです。カバー力のある固形またはパウダーUVを使って、同時に美肌へと整えていきましょう。

スティック状アイテムを頬にのせている写真

まずは皮脂をティッシュオフ。固形UVなら顔全体にすべらせるように塗り、その後スポンジや手で軽くおさえてなじませましょう。

パフを肌にのせている写真

パウダーUVなら、極薄でお顔にオン。固形UVとの重ね技ならさらにUV膜の強化に期待できます。お粉をつけすぎないよう、いったんティッシュオフしてから肌にのせて。

溶けたファンデをなじませるのはほぼ不可能! 美肌を取り戻す【メイク直し】はこんなふうに!

UVカット機能付きの「クッションファンデ」も便利

メイク直しと同じタイミングでゆっくり日焼け止めの塗り直しもできればよいですが、外出先のような日焼け止めを塗り直すにはちょっぴりハードルが高いシーンでは、持ち歩きしやすいUVカット機能付きのクッションファンデーションが便利です。薄づきのものなら、塗り直しのたび重ねても厚塗り感なく美肌に!

UVカット機能付きの「クッションファンデ」も便利

▲クレ・ド・ポー ボーテ タンクッションエクラ ナチュレル SPF25・PA+++ 全6色 ¥11,550

なめらかなつやを演出しながら、極上の薄美肌に。

テカリやアイシャドウのよれ… 夏メイクのお悩みに人気ヘア&メイク笹本さんが答えます!

メイクヨレに強いアイテムなら「液体」でもOK

たとえば摩擦や擦れに強いもの、リタッチ設計によるメイクヨレが気にならないものなら、液体UVでも塗り直ししやすい傾向にあります。

ほほに手を当てている人

液体の日焼け止めを塗り直しに使うときは指で無理にのばさず、タッピングするよう優しく叩き込むようにして塗布しましょう。

【外勤派】におすすめ! 美容家・大野真理子さん厳選〝最新スキンケアアイテム〟

簡単! 塗り直しに便利な日焼け止め「アイテム」

パルファム ジバンシイ スキン PFCT UV スティック SPF50+・PA++++ ¥7,370

パルファム ジバンシイ スキン PFCT UV スティック SPF50+・PA++++ ¥7,370

ワンハンドで塗れるスティックタイプの日焼け止め。肌を紫外線から守りながら、血色感と明るさをほんのりプラス。

日焼け対策&アウトドアメイクのお悩みQ&A|きれいめシンプル派の【休日アウトドア】これが正解!

アディクション スキンケアUV タッチアップ クッション SPF45・PA+++ 001 ¥4,400(レフィル)

アディクション スキンケアUV タッチアップ クッション SPF45・PA+++  001 ¥4,400(レフィル)

メイクの上から日焼け止めの塗り直しが可能な、クッションコンパクト。色がつかないトランスルーセントで、スキンケアをするようにタッチアップ。

オンリーミネラル 薬用ホワイトニングファンデーション ライトオークル [医薬部外品]SPF50・PA+++ 5g ¥4,950

オンリーミネラル 薬用ホワイトニングファンデーション ライトオークル [医薬部外品]SPF50・PA+++ 5g ¥4,950

ミネラル100%の薬用有効成分・ビタミンC 誘導体(リン酸L- アスコルビルマグネシウム)と酸化亜鉛を、ミネラルパウダーにブレンド。紫外線から肌を守りながら、スキンケアまでカバーするファンデーション。

〈レビュー〉
「粒子が非常に細かく、ふんわりしっとりと肌に密着してくれます。自然なツヤ感がありながらテカらず、仕上がりはとてもきれい! マスクをして過ごしても汚く崩れることもありません。強い紫外線にも対応する日焼け止め機能がありながら、紫外線吸収剤不使用。メイク落としを使わず石けんで落とせるところもポイント」(エディター・川原莉奈さん)

買って正解! 敏感肌にも使いやすい日焼け止め・UVケアアイテム

絶対焼きたくない! 日焼けを防ぐ「基礎知識」

うっかり焼けてしまった…、シミが増えてしまった… とならないよう、ここで日焼けを防ぐための基礎知識もおさらいしておきましょう。知っていると知らないでは、数年後の肌が変わるかもしれません。

朝、適切な量を適切に塗っておこう

塗り直しも大事ですが朝、スキンケア後に塗布する日焼け止めも正しいステップで塗れているかも大切です。十分な量を、ムラなく塗る方法を見ていきましょう。

1. 塗る量は直径1〜1.5cm程度が目安

手のひらに日焼け止めクリームをのせている写真

塗る量が少なかったり塗りムラがあると、防御効果が弱まってしまいます。この量をしっかり塗るようにして。

2. 日焼けしやすい部分から丁寧に塗る

頬に日焼け止めクリームののせた写真

手にとった日焼け止めを少しずつ指にとり、頬から塗りはじめます。その後、額、鼻、あご、細かい部分の順に塗って。

3. 手に残ったものを首筋にも塗る

首に日焼け止めクリームののせている写真

最後に、手に残ったもの(足りなければ足す)を首筋にも塗り広げ、首の日焼けやエイジングを防ぎます。

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目的や自分に合うUVアイテムを選ぼう

\皮膚科医の山崎まいこ先生に教えていただきました/

皮膚科医の山崎まいこ先生

「SPF・PA」とは紫外線の種類ごとの、防御力の指標

「SPFはUV-B波による肌の炎症を防ぐ指標で、1で約20分肌を守れるとされています。PAはUV-A波による肌の奥のダメージを防ぐ指標。+の数が多いほど防御力が高いとされています」(山崎先生)

日焼け止めの「ノンケミカル」とは合成のUVカット剤不使用という意味

「UVカット剤には天然由来の『紫外線散乱剤』と合成の『紫外線吸収剤』があります。肌が弱く紫外線吸収剤でかぶれる人がまれにいるため、吸収剤不使用を示すこの言葉が使われるように」(山崎先生)

また、乾燥肌or混合肌、肌タイプに合うテクスチャーを選ぶと快適に使えるでしょう。肌状態を問わず使いやすいとされているのは「しっとり&さらさら」タイプ。また、肌状態がわかっているのであれば、肌タイプに合ったものを選ぶのが◎

目的や自分に合うUVアイテムを選ぼう

◆乾燥肌→「こっくりリッチ」タイプ
◆混合肌→「さらり軽やか」タイプ

「室内で過ごす日や通勤する日なら、SPF30・PA++程度あればOK。アウトドアやドライブにはSPF50・PA++++を。肌にトラブルが起きなければ数値が高いものを毎日使うのもOKです」(山崎先生)

目的や自分に合うUVアイテムを選ぼう

目的別で日焼け止めを選ぶ場合は、以下を参考にしてみましょう。

◆美肌に見せたい
→ 色付きor下地効果のある日焼け止め

◆日中もスキンケアしたい
→ スキンケア効果が高い日焼け止め

◆肌がゆらぎがち
→ 花粉やホコリといった外的ダメージも防ぐ日焼け止め

◆美容に時間をかけたくない
→ 多機能&時短な日焼け止め

日焼け止めは「肌タイプ」と「目的」に合わせて選ぶ! 美容プロが語る【働く私たちのUVケア】

日焼け止めの塗り直しができないときの「お役立ちアイテム」

UVケアとして塗り直しをしないといけないとわかっていても、シーンによっては塗り直しをすることが難しい場合も…。そんなときは、日焼け対策に役立つアイテムを駆使して少しでも紫外線を防ぎましょう。

◆日傘

日傘
(c)adobe stock

春夏のUV対策として、欠かせないアイテムとなってきた日傘。紫外線の強い季節には、日焼け止めを塗るだけでなく、UVカット効果の高い日傘を使うことも大切です。

特に外に出る機会が多い・時間が長いのに、日焼け止めを塗り直すことができないという日は、なるべく日傘を使って日差しを防ぐようにしましょう。

日傘を選ぶ際のポイントは以下の通りです。

・UVカット率が高いものを選ぶ
・表が白、中が黒のものなら、UV対策の効果が高いとされる
・UV遮蔽効果や照り返しを考慮すれば大きい傘がおすすめ
・機能性で選ぶなら、晴雨兼用タイプ

UVカット率が高くて涼しい【日傘】は何色! 遮光率が100%でない理由とは?

◆UVカット効果のある長袖アイテム

UVカット効果のある長袖アイテム

UVカット機能付きの服は、日焼け止めの塗り直しができない日や、太陽に当たる場所に行く機会が多い時に頼れるアイテム。カットソーに限らず、カーディガンやアウターなど羽織れるものがあると便利です。

【ユニクロ】UVカットが♪ 今買って春まで活躍するこなれカットソー〈スタイリスト 槇 佳菜絵〉

最後に

徹底的な紫外線対策を施していくためには、日焼け止めの塗り直しが重要になってきます。紫外線は、肌の老化を速める美肌の大敵。季節問わずUVケアをしていく必要がありますが、特に紫外線の強い日には、こまめな塗り直しで肌を守っていきましょう。

トップ画像:(c)Shutterstock.com

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