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2022.05.14

ほめ上手になるには、相手が喜ぶ「ほめポイント」を見つけるのが近道!

コロナ禍や震災など、“何が起きるかわからない正解のない時代”を生きている私たち。そんな私たちにとって、“ほめること”は大切なコニュニケーションツール。でも、どんなほめ方をすればいいのか分からないという人も多いはず。ほめ上手になるために必要な、ほめ方の心構えや実践テクニックをプロ2人に伺いました!

今日からできる! “ほめ上手”になるための実践Tips

「好きなこと」「大切なこと」「継続していること」を聞けば、相手の喜ぶ“ほめポイント”がわかる

「人には、『自分のこんな部分を理解してほしい』『自分なりに頑張ったところに気づいてほしい』という気持ちがあり、それらをほめてもらえるとうれしいもの。『好きなこと・大切にしていること・継続していること』を聞くのは、そのポイントを探るための問いかけです。たとえば『英語が好きで、昔からコツコツ勉強している』などと聞き出せれば、相手に響くほめポイントも見えてくるはず」(原さん)

どんな人にも“ほめポイント”は必ずある!

「たまに『部下や後輩のほめるところが見つけられない』と聞きますが、それは間違い。どんな人でも、ふだんの行動を観察してみると、“スケジュールはきちんと守る”、“元気な声で挨拶する”、“電話の応対が丁寧”など、いいところはたくさんあるはず。小さなことでも相手の長所を伸ばすことで自信がつき、成長につながります」(船見さん)

「事実」を「具体的」にほめる

「単に『よかったよ』などと抽象的に伝えるのはNG。たとえば『いつも誤字脱字のない資料をつくってくれて助かる』など、どんな点がどんなふうによかったのか、具体的な内容に触れて伝えること。相手も努力した点についてほめられれば納得感が増します」(原さん)

「自分が相手の仕事ぶりをちゃんと見ているというメッセージにもなり、結果的にお互いの信頼度も上がります」(船見さん)

たとえ失敗しても、「頑張ったプロセス」は認める

「失敗したのは、チャレンジしたからこそ。結果はともかく、アクションを起こしたことをきちんと認めましょう。努力はムダではなかった、頑張ってよかったと思うことで、次に向かう力になるはず」(船見さん)

「ただし、仕事の場面に関しては“いずれ結果につながる”プロセスをほめるよう意識すること。手当たり次第に、成果につながらないプロセスまでほめては、本人のためにもなりません」(原さん)

相手のモチベーションを上げるには、「あなたならできる」が有効

「教育心理学では、『人は期待されることで成長が高まる』という法則があります。相手に頑張ってほしい、成長してほしいなら、『きっと目標を達成できる』と期待を込め、先回りしてほめるのが◎。もちろん、本人の性格や能力に応じた期待値を設定する必要がありますが、相手の可能性を信じることが、やる気を引き出すきっかけに」(船見さん)

教えていただいたのは…

ほめ育グループ代表 原 邦雄さん

はら・くにお/世界18ヶ国に広がる教育メソッド「ほめ育」創始者。「教育立国推進協議会」有識者。世界的スピーチ大会TEDxに2度登壇を果たすなど海外でも活躍。著書は『100点のほめ方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)ほか多数。

心理カウンセラー 船見敏子さん

ふなみ・としこ/青山学院大学卒。出版社に勤務後、フリーライターを経て現職。現在は企業や自治体などでメンタルヘルス支援や講演などを行う。著書に『職場がイキイキと動き出す 課長の「ほめ方」の教科書』(左右社)など。

2022年Oggi5月号「『ほめ方』次第で仕事が回り出す!」より
イラスト/omiso 構成/佐々木 恵・酒井亜希子・島田七瀬(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部

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