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WORK

2022.04.25

「私たち、こんなふうにほめられても困ります…!」座談会レポート

仕事でも人間関係においても、“ほめること”は大事なコミュニケーションツール。でも、その“ほめ方”は本当に大丈夫? Oggiブレーン3人に、職場の上司や先輩の〝ほめ方〟について、正直な思いを語ってもらいました。

座談会に参加してくれたのはこの3人

「私たち、こんなふうにほめられても困ります…」座談会

適当な“ほめ”はあくまでも挨拶…!?

――みなさん職場では若手の立場ですよね。率直に言って、ほめられるのはうれしいですか?

A:そうですね、基本的にはありがたく受け止めます。

B:あんまり謙遜するのもおかしいし。

C:たとえば上司と移動中に話が途切れたとき、「そのバッグかわいいね」って言われたりすると、場をつなぐため、コミュニケーションを円滑にするためなんだな、とは思いますけど(笑)、それはそれで。

A:こちらもそこまで本気で受け止めないというか… 挨拶のようなもの?

外見をほめられるとナーバスに…

B:外見のことなんかをほめられるのって、結構ナーバスになりませんか? 飲み会で男性の上司から「今どきこんなこと言ったらダメだけど、きれいだよね」と言われたり。

A:前置きすれば何言ってもいいってわけじゃない!

B:女性の先輩でも、「ウエスト細いね~」と言われたときは微妙でした。仲のいい友達に言われたらうれしいけど、「職場の先輩がそんなことチェックしてたの?」と思ったら、その日着ていたぴったりめのニットは、もう会社に着て行きづらくなっちゃった。

根拠のないほめ方は、プレッシャーや過大評価になりがち

C:「そんなトレンドも知ってるの! 私の歳になるともう…」って、自分を引き合いに出して“若さ”をほめられても反応に困ります。

あと、転職直後にクライアントにプレゼンすることになって… 前職での経験がなくて、不安だと上司に相談したら、「入社の自己紹介もしっかりしてたし、大丈夫!」って太鼓判を押されたんです。「自己紹介とプレゼンは違うから不安なのに… 失敗したらどうするの!?」って、プレッシャーを感じてしまいました。

A:その的外れ感、わかる…! 私も何十人もいる同じ部局の、1年ぶりくらいに話した先輩から、私の仕事に対して「本当にすごい! 尊敬してる」と過大評価されて。私の働きぶりを近くで見てきたわけでもないのに、「適当なこと言うな!」って思っちゃった。「機嫌をとろうとしてる? 急に距離詰めてきた」って警戒すらしました。

些細なことでも、きちんと見てほめて!

B:相手との関係性によりますよね。些細なことでも、自分が頑張ったり意識したりしている行動を、きちんと見てほめてくれれば喜べるんですけど。出社が必要な業務を、リモートワークの先輩に代わってヘルプしたら、「助かったよ」と言ってくれたり。

A:数年前から直属の上司が、ほめるのがすごく下手なんです(笑)。仕事が成功しても「よかったと思います」のひとことで終わり。ずっと「実はあまり評価されてないかも」と疑っていたんですが、この1~2年でようやく本心なんだと信じられるようになった。

B:その読み解きは難しい! もう少し感情をのせて~(笑)。

C:でも、そういうシャイな人がチャットで「グー!」みたいな絵文字を送ってくれると、ギャップ萌え♡ ちなみにメッセージは短いほうがうれしいです(笑)。長々とほめられると、こちらも長文でお返事しなきゃ、と思うから。「いつもありがとう」の「いつも」という言葉も、日ごろの働きを認めてくれている気がします。

B:上手にほめてくだされば、もっと頑張りたい! って思えるから… どうぞよろしくお願いします!

2022年Oggi5月号「仕事ができる! の近道は『聞く力』だった」より
イラスト/omiso 構成/佐々木 恵・酒井亜希子・黒田七瀬(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部

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