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2022.04.10

よく聞く「メガバンク」ってどんな意味? 大手3行の特徴や将来性ついて解説

新聞やテレビでよく目にする「メガバンク」。実際には、法律などで定められたはっきりとした定義はありませんが、一般的に「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」「みずほ銀行」の大手銀行3行のことを指します。本記事では、それぞれの特徴や気になる将来性について徹底解説していきます。

「メガバンク」ってどんな意味?

「メガバンク」という言葉を聞いたことがある人は多くいるかと思いますが、これは一般的に「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」「みずほ銀行」の大手3銀行を指す言葉。これら3行は、普通銀行の中でも、東京や大阪の大都市に本店を構え、日本全国の主要都市に支店を持っている「都市銀行」にあたりますが、その中でも特に資金や規模が大きいことが特徴です。

この「メガバンク」3行に加え、同じく都市銀行である「りそな銀行」と、「三井住友トラスト・ホールディングス」を加えると「大手5行」、さらに「あおぞら銀行」と「新生銀行」の2行を追加すると「大手7行」と呼ばれます。

「メガバンク」以外の銀行はなんて呼ぶの?

「メガバンク」3行とりそな銀行は、一般的に「都市銀行」もしくは「都銀」などと呼ばれ、大企業や上場企業を顧客に多く持ち、グローバル展開も積極的に進めているのが大きな特徴です。

一方、特定の地域を営業基盤とし、その地域の中小企業や個人のニーズに特化した多様な金融取引を行う銀行のことを「地方銀行」もしくは「地銀」と呼びます。「地方銀行」は、地域振興や地元企業の成長、住民の生活を金融面で支援していくといった重要な役割を果たしているんです。

「地方銀行」の中でも、特に資産や運用額が大きい「横浜銀行」「千葉銀行」「静岡銀行」を「3大地銀」、さらに「常陽銀行」「京都銀行」「福岡銀行」を加え「6大地銀」と呼びます。

(c)Shutterstock.com

「メガバンク」3行の特徴は?

数多くある銀行の中で、特に膨大な資産と収益規模を誇る「メガバンク」3行。次は、それぞれの特徴について解説します。

三菱UFJ銀行

国内最大の金融グループである三菱UFJフィナンシャル・グループの中核を担う三菱UFJ銀行。また三菱グループの中でも重鎮である三菱商事、三菱重工業と並び「御三家」と呼ばれるうちの一つでもあります。

三菱UFJ銀行の強みは、そのグループ総合力はもちろんのこと、そのネットワークを生かした海外事業にも力を入れており、海外収益率が他の2行に比べ高いことが特徴の一つです。その背景には、米国大手金融のモルガンスタンレーとの戦略的な資本提携や、M&Aなどでタイやベトナム、インドネシアといったアジア圏の大手銀行数行をグループ化し、市場拡大を進めるなどが要因にあります。

三井住友銀行

三井住友銀行は、住友グループの住友銀行と三井グループのさくら銀行とが合併して2001年4月に発足した「メガバンク」の一つです。三井住友フィナンシャルグループの中核にあたり、その効率性と収益性の高さが特徴的。個人や法人の顧客ニーズに応じたサービスを提供するための戦略を強化、それと並行し、支店の統廃合と人員見直しなどでコストカットを図り、効率的に利益を上げています。

また、海外戦略にも積極的で、インドやベトナムといったアジア圏での大型投資や、2021年7月には米国大手金融のジェフリーズ・フィナンシャル・グループとの資本業務提携を発表、米国でのM&Aや日本企業の米国事業支援などを強化する見込みです。

みずほ銀行

みずほ銀行は、みずほフィナンシャルグループの中核企業です。みずほ銀行の大きな特徴は、“One MIZUHO戦略”の推進。銀行、信託、証券、アセットマネジメント、リサーチ&コンサルティングの各機能が一体となり、最高品質の金融サービスの提供を目指した運営をグループ全体で取り組んでいます。

また、47都道府県すべてに支店があり強固な基盤があるため、自治体業務に強く、中小企業や個人との取引数も多いです。そのネットワークを活かした産業調査をはじめとするリサーチ力なども高く、「非金融分野」にも強みを持っています。

(c)Shutterstock.com

「メガバンク」の気になる将来性は?

日本経済の基盤を支えている「メガバンク」ですが、長期化している超低金利環境やゼロ金利政策の影響により、預金業務の利益率低下は続き、これまでの収益構造が崩れ始めています。また世界経済に大きな打撃を与えた新型コロナウイルスにより、今、銀行業界は変革の岐路に立たされているといえるでしょう。

このような厳しい環境の中で各社が力を入れているのは、店舗改革による経費削減と、デジタルトランスフォーメーションによる、時代にあった新ビジネスモデルの創出です。各社とも、将来的に現店舗数を削減する計画を発表しており、物件費、人件費の削減に取り組んでいます。

また、AIを活用したスマートフォンでのコンサルティングサービスやキャッシュレス決済の促進。加えて、三井住友銀行では、グループ内にクラウドサイン事業を担う企業を置き、電子契約サービスを推進し事務コストの削減に大きく寄与しています。

「メガバンク」で働く魅力は?

大きな変革期を迎える「メガバンク」ですが、そこで働く魅力について解説します。

1:高い給与水準

気になる「メガバンク」での年収を見ていきましょう。「メガバンク」の収入は、900万~1000万とされ、金融業界の中でも高い給与水準になります。各社とも、IT導入による業務効率化や経費削減により、新卒採用人数は年々減少傾向にありますが、他業界の大手企業と肩を並べる高い給与水準といえますね。

(c)Shutterstock.com

2:新規事業に携われる可能性が高い

上述したように、業界全体がこれまでのビジネスモデルでは大幅な収益が見込めない変革期に来ているため、各社すべて積極的に新しい事業にチャレンジする姿勢です。最近では他業界からの参入やネット銀行も増えており、銀行業務における競争は激化、より差別化したサービス展開が求められているため、今後新しいプロジェクトに携われる可能性が高いといえるでしょう。

3:今後より期待されるコンサルティング業務

「メガバンク」3行とも、グループの一体運営を掲げ、より顧客に最適なサービス提供を強化しています。ですので、今後は銀行員として一つのサービスを売るという営業手法ではなく、顧客の持つ課題を特定し、グループの横のつながりを活かし柔軟にニーズに応えるというコンサルタント的なアプローチが求められるでしょう。

最後に

「メガバンク」のそれぞれの特徴や、今後の将来性についての理解は深まりましたでしょうか? 各社ともにビジネス変革が求められている中、様々な経営戦略や海外展開に力を入れています。今後新しいビジネスモデルの創出に貢献したい、お客様一人ひとりに向き合った営業スタイルをしたいと考えている人にとって、「メガバンク」は魅力的な職場かもしれませんね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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