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2022.01.13

集中できない原因って? 気が散ってしょうがないときに試したい3つの対処法

勉強や仕事、どう頑張っても集中できないときってありますよね。いっそのこと止めてしまいたいと思いつつ、やらなきゃいけないことだからとダラダラ続けてしまっていませんか? 今回はそんな集中できない原因や、そうなってしまったときに試したい対処法についてまとめてみました。

【目次】
人が集中できる限界ってどれくらい?
集中を妨げやすい原因とは
集中できないときに試したいこと

人が集中できる限界ってどれくらい?

人の集中力は90分が限界

人の集中力は90分が限界
(c)Shutterstock.com

人間の集中力は15分サイクルといわれていて、かつ最大でも集中力の持続は90分だとされているそう。

そのため、小学校では45分、中高では60分、大学では90分が一般的な授業時間として設定され、その間に10分程度の休憩時間があります。

WEB会議の所要時間に適しているのは… 集中力が発揮される○分!

嫌いなことはなかなか集中できない

嫌いなことはなかなか集中できない
(c)Shutterstock.com

書籍『30秒集中法ーいきなり一点にすべての能力を集め、持続させるー』の著者 森 健次朗さんによれば、人間は好きなことはスムーズに集中状態を作り継続できるものの、嫌いなことはなかなか集中できないのだそう。

仕事や勉強において集中するためには、「集中の波をなるべくなくし、平均して高い集中状態をつくること」が大事だといいます。

「集中するために大切なことは、メンタルによって集中を妨げないことです。つまり、『気分は乗らない、だけど、目の前のことには集中して向かうことができる』というパターンをもつことが大変重要になります。

では、どうすればいいのでしょうか。

まずは、『気分が乗る』→『集中する』という流れをつくってはいけないということです。これではなかなか集中力は高められません。

誤解を恐れずに言ってしまえば、『やるべきことに集中する』必要はないのです。そうではなく、『集中状態をつくる』→『やるべきことをやる』という流れをつくればいいのです。

こうすると、感情や気分に関係なく物事に没頭していくことができます。つまり、集中のルーティンを行うことこそ、集中して仕事や勉強を効率的に進められる秘訣なのです」(森さん)

仕事を効率的に進められる人はできている!【集中のルーティーン】って? 集中力に特化するプロが解説

集中を妨げやすい原因とは

気が散ってしまう環境

例えばデスクの上が散らかっていたり、すぐ手の届く場所にスマホがあったりすると、気が散って集中できないといわれています。

他にも不快な音がうるさい場所や、座り心地の悪い椅子など、身の回りの環境、使用するアイテムによっても左右されることがあります。

寝不足など身体の不調

寝不足など身体の不調
(c)Shutterstock.com

寝不足などで身体が不調な状態は、日中の集中力や注意力が低下してしまう原因になるのだそう。

とくにいびきをよくかく人など熟眠感が足りない人は、睡眠時間をしっかりとっていても質のいい睡眠ができていない可能性も。

集中力を高めるにはまず、身体が不調であってはいけないようです。

今夜から実践! 女医が教える睡眠の質を上げる方法

集中できないときに試したいこと

“いついかなるときも”ひとつのことに集中できる「一点シール法」

“いついかなるときも”ひとつのことに集中できる「一点シール法」
(c)Shutterstock.com

『30秒集中法ーいきなり一点にすべての能力を集め、持続させるー』の著者 森さんによると、気が散って仕方ないときは、仕事を始める前に「一点シール法」という集中の技を試してみるといいそう。

「一点シール法」の手順は以下。

“いついかなるときも”ひとつのことに集中できる「一点シール法」

まず、100円ショップなどで売られている、直径5mmほどの円形のシールを準備しましょう。そしてその中心にマジックなどで点を書いておきます。

“いついかなるときも”ひとつのことに集中できる「一点シール法」

それをパソコンのモニターの端や、手帳、ノート、名刺入れなど、目につく場所に貼ります。

“いついかなるときも”ひとつのことに集中できる「一点シール法」

深呼吸をし、息を吐きながらシールの中心の点に注目しましょう。その一点にピントを合わせ5秒凝視し、意識を集中させます。

“いついかなるときも”ひとつのことに集中できる「一点シール法」

その後、やるべきことを始めましょう。

「以上が『一点シール法』のやり方です。この方法は、直径5mmほどのシールを使うだけなので、いろいろな場所に貼って簡単にできます。つまり、どんな場所でも、集中状態をつくることができるのです。

仕事や勉強をする空間はもちろん、トイレや洗面所、携帯電話など、普段よく使う場所や物にシールを貼り、見つめるという行動をとってみてください!」(森さん)

100均のシールで! 仕事の集中力がぐーんとアップする魔法の技

読解力を高める「1文字1秒法」

読解力を高める「1文字1秒法」
(c)Shutterstock.com

社会人にとって文章を読む力は非常に大切。資料、契約書、報告書、書籍など、すべては文字情報の集合体ですよね。

この文字情報に集中できないときは、文章を読むスピードを上げ、読解力を高める「1文字1秒法」を試してみましょう。

「1文字1秒法」の手順は以下。

まず一気に読みたくなる気持ちをグッと抑えます。その上でメールの文言や資料の文字の最初の1文字に焦点を合わせ1秒間凝視。その後2文字目、3文字目、4文字目、5文字目と、各文字に焦点を合わせて、それぞれを1秒ずつ凝視していきます。

その後通常通り読んでいきましょう。

読解力を高める「1文字1秒法」
(c)Shutterstock.com

「カメラ撮影時、ピントが合っていないときにシャッターを押すと、ピンボケ写真になりますよね。

同様に、目の焦点が文字に合っていないと、正しい文字情報を受信できず、ケアレスミスの原因となります。

特に目が疲れてくると、文字を読み間違えたり、同じ行を2度読んでしまったりと、ケアレスミスを起こしてしまいがち。そうなると、内容や文章を読み飛ばしてしまい、時間をかけて読んでも結局自分の中になんの情報も残らないことになってしまいます。

慣れないうちは『少しめんどうだな』と思うかもしれませんが、これを行うことで集中力を高められ、文章を読むスピードも理解力も高まります。

一日の仕事を効率的に、生産性を高く行うために、ぜひ今日から実践してみてください!」(森さん)

社会人なら身につけて! 文章がスラスラ読め読解力がつく【1文字1秒法】

仮眠を取ったり適度な運動をするのも大切

仮眠を取ったり適度な運動をすることも大切
(c)Shutterstock.com

人間の集中力は長く続かないということは冒頭でお伝えしました。どんなに集中していてもその集中は途中で途切れてしまう可能性があります。

そこで仮眠をあえて入れて頭をリフレッシュさせる、という方法を試してみるのもおすすめ。

15~30分程度の短時間仮眠でも、眠気の防止や作業能率の改善に有効的だといわれています。

集中できない状態で無理に頑張るよりも、サクッと仮眠をとってしまった方が、その後の頭の回転がよくなるそうです。

仮眠を取ったり適度な運動をすることも大切
(c)Shutterstock.com

また、適度な運動も集中力を向上させるコツ。

運動することで血行が良くなります。すると脳に必要な酸素をふんだんに届けることができ、頭の回転が復活。勉強や仕事の効率もアップするサイクルができるそう。

デスクにかじりついているだけではなく、合間に適度な運動を挟むこともおすすめします。

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