角栓がやばい! 考えられる原因とは?
鼻やあご、おでこなど、至るところにできてしまう角栓。なぜこんなに角栓が発生してしまうのでしょうか。考えられる代表的な原因を紹介します。
過剰な皮脂分泌
皮脂の過剰分泌は、ホルモンバランスの乱れや生活習慣の乱れ、乾燥、過剰な保湿などさまざまな原因が考えられます。もともと遺伝的な要因で皮脂の分泌が多い人もいるでしょう。
スキンケアでオフできなかった過剰に分泌された皮脂は、メイク汚れや古い角質と混ざり、角栓となって毛穴を塞いでしまいます。
落とし切れていないスキンケア
皮脂が多くても、メイクをしていても、しっかりと落とすケアができていれば角栓が気になることは防げます。
クレンジング剤の洗浄力が弱かったり、落ちにくいメイクアイテムを使ったりしていると、しっかり洗っているつもりでも汚れが落ち切っておらず、角栓を作る原因になってしまいます。
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角栓を放置すると引き起こるトラブル
角栓を放置すると、さまざまな肌トラブルが引き起こされます。角栓をケアせずそのままにした場合、どんなトラブルが想定できるのか解説します。
黒ずみ毛穴と開き毛穴
できてしまった角栓を放置すると、角栓の表面が酸化して黒くなります。これが黒ずみ毛穴の原因となってしまいます。
また、汚れが溜まっていき、角栓がどんどん大きくなることで毛穴が広がって、開き毛穴の原因にも…。
毛穴は一度開くと、スキンケアだけで小さくするのは難しいと言われているため、そうなる前に対処が必要です。
どんよりくすみ肌
肌のくすみには紫外線や摩擦などで作られたメラニン色素の沈着、血行不良、乾燥などいくつか原因がありますが、最近では角栓も肌のくすみの原因になり得るといった研究結果があります。
鼻やあごといった皮脂が多いパーツにできるイメージのある角栓ですが、加齢とともに角栓は増えていき、角栓の大きさも大きくなっていくと言われています。
これが顔全体のくすみへとつながるため、角栓の量を減らす日常的なスキンケアの継続が重要です。
ニキビの発生
角栓が詰まることでそこに炎症が起き、悪化。これがニキビの原因になります。
角栓が多く、ニキビがよくできる人は、角栓ケアによって改善する可能性があるため、正しい方法でしっかりとケアを続けていきましょう。
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やばい角栓の除去方法【NG例】
洗顔だけではケアできなくなっている角栓。ついつい引っこ抜きたくなりますが、無理やり角栓を引っ張ったり押し出したりするのはNGです。
〈間違った角栓の除去方法〉
・ピンセットで抜く
・無理やり押し出す
・ゴシゴシ力を入れて洗う
・何度も洗顔する
・毛穴パックやスクラブを過剰に使う
これらの行為は肌を傷つけ、かえって毛穴にダメージを与えてしまいます。一気にきれいにしたいと思うかもしれませんが、「少しずつ」「溜めないケア」を意識した除去がおすすめです。
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やばい角栓の除去方法【OK例】
引っこ抜いたり押し出したりできないのなら、いったいどうやって角栓を除去すればよいのでしょうか。できるだけ肌に負担をかけず、きれいにケアをする正しい角栓除去方法を紹介します。
オイルやバームクレンジングで角栓を浮き上がらせる
刺激が強いからと避けている人も多いかもしれませんが、角栓ができやすい人には、オイルやバームタイプのクレンジング剤がおすすめです。
今日はメイクをしていないからと洗顔だけで済まさず、クレンジングでしっかり角栓を浮き上がらせてオフしましょう。
これだけでも普段取りきれていない汚れがすっきり落ちる感覚があるはずです。
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頑固な角栓を溶解してくれるオイルクレンジング。洗うたび毛穴の目立たない肌へ。
専用の角栓ケアコスメで根こそぎ除去する
角栓除去に特化した、専用コスメを使って残った角栓にアプローチしてみましょう。もし、一度にすべて落ち切らなくても大丈夫。スペシャルケアを定期的に取り入れることで、角栓は徐々にきれいに、そして溜まりにくくなっていきます。
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高密着な黒ジェルが、肌に負担をかけずに毛穴汚れを崩壊して除去。黒ずみ・ざらつきをしっかりオフし、つるんとしたなめらか肌へ。
ビタミンC美容液でケア後の肌を引き締める
角栓は取ったら終わりではありません。次に新しい角栓が発生しないようにするところまでが、角栓ケアです。
角栓の原因のひとつは「過剰な皮脂分泌」でした。ビタミンCには皮脂を抑える効果があります。さらには毛穴の引き締め・肌のハリを維持・シミやそばかすの抑制・ニキビ予防など、マルチな効果が期待できます。
「角栓を取った後はビタミンC」と覚えておきましょう。もちろん、最後は保湿を忘れずに。
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毛穴・ハリ・透明感・小ジワと1本でケアが可能な美容液。高密度&高浸透処方。
日常的に角質ケアも取り入れて
古い角質が溜まらないよう、角質ケアを定期的に行うことも重要です。
角質ケアというと、ピーリングやスクラブなど攻めのスキンケアといったイメージがあるかもしれませんが、最近では毎日使用できる、穏やかな角質ケアコスメも増えています。
角質ケア成分である「AHA」や「BHA」が配合されたアイテムを、ぜひ日々のスキンケアに追加してみてください。
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角質ケア成分「サリチル酸」と、美白有効成分を配合した美容液。ダブルのケアで、キメの整った明るい肌へ。
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