【目次】
・結婚できない女性に共通する特徴とは
・同性から見た「結婚できない女」とは?
・とはいえ結婚が本当に必要かも考えてみよう
結婚できない女性に共通する特徴とは
真面目すぎる
真面目な人は交際する男性に対しても、相応の“常識”を求めるもの。
きちんと好きになり、おしゃれなデートをして、男性側から告白をもらい、結婚する…。こんなステレオタイプの段階を踏むことを、心の奥底で望んでいます。
でも、実際はそんな段階を踏もうとする男性は今や希少種。なんとなくいい人だから付き合ってみる、そんな軽いノリで男女交際に踏み切った方が、結婚できる確率も上がるのではないでしょうか。
「普通」の基準が高い
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女性が結婚相手に望む“普通の男性”は決して普通ではないことをご存知ですか?
婚活で希望する相手の男性に「同世代、身長○○cm以上、大卒以上、年収○○万円以上」と、平均以上の男性を求める女性が多いようですが、その結婚相手に望む普通の男性は、実際にはとても少ないのです。
男性の年収と未婚率のデータによると、年収300万円未満の男性の未婚率は60%~45%だそう。それに対し、年収500万以上の男性の未婚率は18%、さらに年収800万以上は10%と年収が上がれば上がるほど未婚率が下がっています。
また希望する素敵な男性ほど、一般的には早くから婚活を始めている若くてキレイな女性を求めているもの。
自分が求めている〝普通の男性〟と結婚することは、実は容易ではないことに気づいた方がいいかもしれません。
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常に受け身姿勢
例えば、結婚したいからとパワースポットに行くような行為。これは直接的に異性にアクションしていないので、受け身の行動です。
こういった男性にアクションを起こさずに、ただアプローチを待っている受け身の女性はとても増加しているのだとか。
たしかに、受け身の姿勢は楽。でも、ただじっとしていても状況は好転しないし、傷つくことを恐れていては、自分の望む幸せを取り逃してしまいます。
結婚して充実した日々を過ごしている女性の恋愛スタイルを聞くと、自分からプロポーズしたり、付き合ってほしいとか浮気しないでほしいとか、男性に意見をきちんと伝えたりと、攻めの姿勢で恋愛している人が多いようです。
彼氏がほしい! “受け身” or “攻め”…モテも幸せも手に入れる人とは?
不倫経験がある
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不倫経験がある女性は、どうしても遊び相手止まりになりやすいよう。
「不倫経験がある女性はナシだと思う。モラル面はおいといて、不倫している女性は受け身体質な人が多いし、何か裏があるような気がするんですよね。年上の男性から大切にされることに慣れ、同世代の男子とゼロから新しい生活を始める気持ちが薄いと感じたこともあります。まあ、キレイな人が多いのは感じますが」(35歳・金融関連会社勤務・独身)
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結婚願望が曖昧
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「いい人がいたら結婚したい」と漠然と思っていませんか?
こんな人は、自分がなぜ結婚したいのか、その理由が明確になっておらず内心では「結婚を経験したい」と思っていることが多いよう。
そもそも「いい人がいたら」の「いい人」男性像もあやふや。結婚したらどんな結婚生活を送りたいのかも、具体的に考えていません。
こんなぼんやりとした結婚願望では、「結婚したい」という思いを実現させる行動が伴いません。
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同性から見た「結婚できない女」とは?
20〜30代女性のアンケート結果とは
女性から見た「結婚できない女性」とはどんな人なのか、20〜30代の女性にアンケートを行ったところ、興味深い答えが!
「高飛車な態度を取ることがあるのに、いざ目の前に恋する男性が現れると自分からアクションを起こせない。常に“待ち”の態勢でいる女性」(まぁまぁさん・派遣社員)
「結婚したいオーラが出すぎている人」(パドメさん・会社員)
「何に対しても細かすぎる人」(めぐみさん・会社員)
「すっぴん至上主義の女性。友人にふたりいます。ひとりは面倒くさがり屋。もうひとりは“メイクは肌に悪い”と信じています。ふたりともデートとか、いざという時だけ化粧すれば良いしと言っていますが、職場だって出会いの場なのに! 私は同期に取引先の人を紹介して貰って結婚しましたし…。結局二人とも“いざ”のお誘いもなく、もう30代後半なのでシミも目立ち、同じフロアの20代女性と並ぶと辛いものが…」(パンダさん・会社員)
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「これは明確です! 清潔感がない人です!」(GAGAさん・公務員)
「口では『彼氏ほしーい』『結婚したーい』と言うくせに何の行動も起こさない人。せめて『いい人いたら紹介して』くらい言えばいいのにと思う。自分を変える覚悟のない人は、結婚は無理」(マルティナ・会社員)
「趣味を満喫していて、ひとりで完結している」(ちえさん・会社員)
「酒好きはモテない!」(さいちゃんさん・会社員)
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「自分に自信がなく、ネガティブな人」(hitochan・会社員)
「友人と婚活パーティーに行ったら、椅子に座って動かない! みんな立って喋ってるからみんなの所に行こうって誘ったのに、“自分から行くとか嫌じゃない?”とめっちゃプライド高かった…」(みるくさん・アルバイト)
「わがまま、しゃべりすぎ」(のんたんさん・会社員)
「自分の市場価値を高めに見ている」(ウ茶さん・会社員)
「金使いの荒い女」(リッチたんさん・会社員)
「素直じゃない人」(えみゅさん・会社員)
「自分と同じような人しか認めようとしない女性」(あかねさん・自営業)
「ネガティブワード頻出・上から目線&発言・身の程を知らない人」(muuさん・会社員)
同じ同性のコメントはやはり鋭いですね…! このままじゃ結婚できないかも… と焦っている人は、これを機会に自分を見直してみてはいかがでしょうか?
とはいえ結婚が本当に必要かも考えてみよう
結婚=幸せではない
「結婚できない」と焦りを感じている女性が多いですが、そもそもどうして結婚したいのでしょうか?
みんながしているから? 結婚適齢期だから? ひとりだと寂しいから?
社会学者の古市憲寿さんは、結婚することが当たり前だと思っている考え方を、一度問い直すことを提案してくれました。
「孤独死がイヤ、老後が不安などと言うけれど、結婚したって離婚するかもしれないですよね。熟年離婚は30年前に比べると約2倍近くになっていますし。それに、女性のほうが平均寿命は長いんだから、最後はひとりの可能性大。結婚にこだわる意味、ありますか?」(古市さん)
ちなみに、50歳まで一度も結婚しない人の割合を示す、生涯未婚率は女性で約14%なのだそう(2015年)。そして、これはこれからも増え続ける見込みなんだとか。
「独身の友達はたくさんできるだろうし、無理やり結婚するより、友情を育んでおいたほうが幸せになれるんじゃないでしょうか。人の気持ちなんてどう変わるかわからないのに、そんなに長い間ひとりの人と一緒にいるのは無理があるし。死ぬまで愛し合う夫婦なんてレアケース。それを美化しすぎるのは気持ち悪い」(古市さん)
さらに、古市さんは続けます。
「結婚はもっとカジュアルになっていいと思うんです。何度も結婚する人がいてもいいし、もちろん結婚しなくてもいい。これまでは結婚する相手ひとりに『一緒に住む相手』『性的な関係をもつ相手』『子供を育てる相手』のすべてを求めてきたけれど、それぞれがバラバラでもいいのでは?
たとえば、子育てをする相手と恋愛をする相手が別々にいたり、もっといろんな生き方があっていい。よく一度は結婚してみたい、という人がいるけれど、結婚しない人生だって経験してみないとわからないでしょう? どっちが尊いとか偉いとかなんてないと思います」(古市さん)
古市さんの話を聞くと、そもそも私たちが結婚したい理由はなんなのか、結婚できないのではなく「しない」という選択肢があってもいいのではないか、という気持ちにさせてくれますね。
みなさんも自分の気持ちや本音に気づき、結婚への道を進められるといいですね。