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2019.04.27

婚活がうまくいかない理由を改めて考える。合コン100回・婚活パーティー200回のプロが分析

婚活がうまくいかないとき、「もう婚活に疲れた…」と、男性でも女性でも悩むことはあるはず。そこで、平均的な結婚までの期間や婚活がうまくいかない理由、結婚にたどり着くために心掛けたいことなどについて、婚活のプロにお伺いしました。

【目次】
【男女別】婚活がうまくいかない理由とは?
そもそも婚活開始から結婚までの期間は?
それぞれの婚活のメリット・デメリット・成婚率
ずばり、成婚率の高い婚活は?
安全で成婚率の高い婚活を見分ける方法は?
「婚活に疲れた…」と感じている人へのアドバイス

【男女別】婚活がうまくいかない理由とは?

うまくいかない
(c)Shutterstock.com

【1】男性の場合

男性の場合は、一般的には女性の気持ちが分かっていないことが一番多い理由です。

たとえば女性が「仕事が忙しくて大変なんだ。」と話すと、男性は何とか解決してあげないと…と考え、効率よく仕事する方法や改善策などをアドバイスをして女性の悩みを解決しようとします。

しかし、それは女性からすれば逆効果であることも。女性はただ単に「お仕事忙しくって大変なんだね。」と共感してほしいだけであったりするのです。

これは一つの例ですが、このように男性は女性の本心が分からず間違った頑張り方をしてうまくいっていないことが多いように思います。

【2】女性の場合

女性がうまくいかない一番の理由は、婚活の現状を知らないことだと思います。

希望するお相手の男性に「同世代、身長○○cm以上、大卒以上、年収○○万円以上」と、平均以上の男性を求めます。

しかし、このように女性が結婚相手に望む“普通の男性”は決して普通ではなく、実際にはとても少ないということを知らないのです。

男性の年収と未婚率のデータによると、年収300万円未満の男性の未婚率は60%~45%に対して年収が上がるほど下がっていき年収500万以上の男性の未婚率は18%、年収800万以上は10%と年収が上がれば上がるほど未婚率が下がります。(年収1000万以上では未婚率が13%あがりますが、余裕があり結婚願望がない独身貴族が増えるということです。)

さらに、アラサー女性の多くが希望する素敵な男性は、一般的には早くから婚活を始めている若くてキレイな女性を求めているのも現実。

普通だと思っている男性と結婚することが容易ではないので、婚活がうまくいかないと思ってしまう方が多いのだと思います。

そもそも婚活開始から結婚までの期間は?

結婚
(c)Shutterstock.com

私がやっている結婚相談所での実績では、入会から平均8ヶ月で成婚されています(全成婚者の平均値)。成婚相手との交際期間の平均は約2ヶ月です。

いままで一番早かった方は、入会から約1ヶ月半で成婚されました。

早く成婚しすぎると本当にうまくいくの? とよく聞かれますが、出会うべくお相手に出会うと期間って関係ないんですよね。

友人でも職場の同僚でも、相性が良い人とは1日で仲良くなれるけれど、合わない人とは1年間一緒に仕事したからといって仲良くなるわけじゃないですよね?

結婚相手を探す場でも同様で、この人だというお相手に出会うと驚くほどトントン拍子に進んでいきます

それぞれの婚活のメリット・デメリット・成婚率

【1】合コン

合コンのメリットは、多くの異性と出会い話すことができるので、異性と話すのに慣れることができるということ。

特に異性と1対1で話すと緊張して何も話せなくなるタイプでしたら、一度合コンに行ってみるのも良いかもしれません。

一方、デメリットは、ほとんどがその場だけになることです。合コンから結婚に進展させるのは極めて難しいです。

また、結婚相手を真剣に探している人は年齢が上がれば上がるほど少なくなります。30代男女の合コンで既婚者が混ざっていることも稀ではありません。

それくらい合コンで結婚までたどり着くのは難しいもの。

ただし、年齢が25歳まででしたら出会える可能性はあるでしょう。なぜなら20代半ばまでは、結婚願望をもってはいるものの、どこで結婚相手を探せば良いのか分からず合コンに参加している異性に出会える可能性があるからです。

【2】婚活パーティー

婚活パーティーは、合コンより真剣度は上がる分、成婚率も少し上がります。良いパーティーに参加するには、タイトル選びが大切

基本的には恋人探しが主流ですので、タイトルが「1年以内に結婚したい人のパーティー」のような具体的なタイトルのものを選びましょう。

しかし、真剣度が高いパーティーをあえて狙って参加する詐欺やサクラもいるので要注意。

特にパーティーは身分証のみで参加できるところがほとんどですので、カップリングしてもお付き合いする際は慎重にお相手を見定めるようにしてください。

また、一度に10人から20人と同時に出会い、順番に一人ひとりと話をしていくので、コミュニケーションを取るのが好きな方には向いている一方、慣れないと、ただたくさんの人と話しただけで疲れてしまい、お相手の印象にも残らずカップリングできなかったということもよくあります。

加えて、婚活パーティーは人気がある方に集中するため、気になる方には自分からかなり積極的にいかなくてはいけません。

コミュニケーションに自信があり、積極的に突き進んでいける人は婚活パーティーに向いているでしょう。

【3】ネット婚活

ネット婚活は、低価格で気軽に活動できるので登録されている方もかなり多いです。

ワンクリックで登録できる手軽さの代わりに、真剣に結婚したい人に出会うにはかなりの人数とやり取りしていかなくてはなりません

ネット婚活ではネットでのメッセージのやり取りからスタートしますが、実際にお会いするまで1人あたり平均10回ほどメッセージのやり取りをしていきます。また、やり取りの途中でフェードアウトされることも多いです。

比較的時間に余裕があり、マメでメッセージのやり取りが苦にならない人は向いていると思います。なかにはメッセージのテンプレートを作る方もいるようです。

また、ネット婚活のデメリットは、プロフィールを自分でコントロールできるため、プロフィールの情報をどこまで信じて良いのか分からないところ。

年収が高い男性がお金目的で申し込みが来るのを避けわざと低い年収にしたり、逆に条件の良くない人が良い条件で書いたりすることもあるので注意が必要です。

【4】結婚相談所

結婚相談所は、真剣に結婚したい男女しか登録できず、身元の審査や書類の提出などがあるため、一番安心して婚活ができる場所です。

デメリットは、費用が高いこと。担当カウンセラーが一人ひとりの成婚まで手厚くサポートしてくれるため、成婚料もかかります。

逆に言えば、成婚料がかからない婚活では成婚率が低いということでもあります。

真剣に結婚したい人と出会いたい、危ない思いをしたくない、婚活の相談に乗ってほしいと思う方は、結婚相談所が向いています。

ずばり、成婚率の高い婚活は?

さまざまな婚活の場があり、とても悩まれる方は多いと思います。私も婚活をしていたときはパーティー、ネット婚活、合コン、結婚相談所と多くの婚活の場を渡り歩きました。

その経験から断言できるのは、一番手堅く成婚率が高いのはやはり結婚相談所です。

まず結婚相談所に登録される方は、100%独身者で真剣に結婚をしたい方ばかりです。

婚活をしているのだからそんなの当たり前だと思った方もいるのではないでしょうか? しかし、合コン、ネット婚活、パーティーなどその他どの婚活でも独身者が100%とは限りません。

そのように既に恋人がいる人や既婚者でも活動できる場所では、素敵なお相手かを見極める前に、結婚できる人なのかどうかを見極めなくてはなりません

よほど恋愛力が高く、人を見抜くことができるタイプでないと、この見極めはかなり難しいでしょう。

実際に多くのご相談の中で、「ネット婚活やパーティーで出会ったお相手が既婚者だった」というケースはよくあるものです。

素敵な人は他の人から見ても素敵ですから、誰かに選ばれ結婚をされた既婚者を魅力的に感じてしまうことが多いのでしょう。

また、結婚相談所では全員が真剣に結婚をしたいと思っているうえ、登録する際に職業、学歴、年収などの身元の証明を必ず取っています。(身分証、社員証、源泉徴収票、卒業証明書、独身証明書など)

(c)Shutterstock.com

結婚ですから、お相手の身元はとても大切ですよね。

好きになればお相手の年収や学歴は関係ないと思える人なら不要かもしれませんが、それでもお相手の身元や独身かどうかの証明がないのはやはり怖いもの。

このような理由から、本当に真剣にお相手を探している方が集まる結婚相談所のほうが成婚率が高くなるのは当然なのかもしれません。

結婚したいなら、身元の確認ができ、真剣に結婚したいと思っている人に出会える場所で活動することがなにより大事なのです。

安全で成婚率の高い婚活を見分ける方法は?

婚活パーティーの場合、真剣にお相手探しをしたいなら、人数が多すぎるパーティーを避けるのも手。

たとえば人数が男女50人ずつ合計100人の場合ですと、全員とお話するのはかなり厳しいです。

このくらいの規模のパーティーですと、基本的にフリータイムしかありませんので、捕まった人としか話せず50人の異性がいても実際にお話できるのは2,3人になってしまうのでカップリング率も下がります。

フリータイム中心のパーティーではなく、最初に一人ひとりとお話ができる着席型のトークタイムがあるものがおすすめ。

1対1着席型トークタイムがあるパーティーの場合、参加人数も合計で20人ほど(男女10人対10人)までになることが多いです。

一人ひとりと少しずつお話できるので、第一印象や趣味などの共通点も見つけることができるでしょう。

また印象チェックシートなどお相手にアピールできるシステムがあると、気持ちを伝えることができますからカップリング率も上がります。

少人数制で気持ちを伝える仕組みなどシステムもしっかりしているパーティーを選ぶと成婚まで進みやすいと思います。

婚活サイトを利用する場合は、パッと見でいかにも…というサイトは、一見婚活サイトのように見せかけた出会い系の可能性がありますので気を付けてほしいと思います。

素敵そうなお相手ばかりの写真が最初から見ることができたり、条件が良いことばかり書かれているサイトも疑った方が無難。

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そのようなサイトのうたい文句に惹かれ登録したものの、実際には異性に会えず追加料金がどんどんかかってしまったというご相談もありました。

さらに、手軽に登録しやすいサイトにも注意が必要です。

優良なサイトほど審査が厳しいので、サイト内の審査内容を確認することと、審査の厳しさや登録までの手間がかかるのかどうかで判断できると思います。

費用が安すぎるサイトや男女の値段差が激しいサイトもおすすめできません。

安くなればなるほど、真剣度が低い(遊び目的の)人が登録しやすいからです。

つまり、真剣にお相手を探すのであれば、婚活サイトでも有料で男女の値段差が近く、審査がしっかりされているサイトに登録しましょう。

「婚活に疲れた…」と感じている人へのアドバイス

婚活は、たった1人の人を見つければゴールですが、そのたった1人の人と出会うまで、手ごたえを感じることができずこのまま結婚できないのでは…と、不安になったりモチベーションが下がってしまったりすることも多いはず。

また、お会いしてすぐに断られたり、交際まで進んだのに振られてしまったりと、気持ちが上がったときに断られて落ち込んでしまうということを繰り返すことで、メンタル的にとても疲れてしまう活動だと思います。

ですが、やめてしまったら、出会えないままですよね。

大事なことは、疲れても頑張って続けていくこと。

(c)Shutterstock.com

婚活は、マラソンに似ています。辛くても、ペースを落としても、走り続けることで気づくとゴールにたどり着くことができるのです。

「疲れたけれど今月は頑張って2人の異性とお会いしてみよう。」「今月頑張れたから来月までひとまずやってみよう。」と、疲れたときには、近い目標を立てて進んでいくことがおすすめ。

また、一人で悩んでいると八方塞がりのようになって、どうしたら良いのか分からなくなってしまう方も多いので、そんなときこそ、ぜひ婚活のプロに相談してください。

ご相談者さんから「話を聞いて頂けて、自分の方向性がハッキリしました。」や「こんなにすっきり前向きになれるんだったら早く相談すれば良かった。」という言葉もいただいています。

一生に一度の婚活です。最短で運命の人と出会うために、いまできることを精一杯していただきたいと思います。

教えてくださったのは… 茂木 由理香さん(あおぞらマリアージュ)

合コン100回以上、婚活パーティー200回以上、ネット婚活、結婚相談所などありとあらゆる婚活を自ら経験。リアルな婚活の現状から身をもって婚活がうまくいく方法を見いだし、婚活メソッドを作り出す。その後バツイチ、子持ち、無職のハンデを乗り越えハイステータス男性と2ヶ月のスピード婚。6年前に結婚相談所を開業、特に短期成婚を得意とし多くの会員様をスピード成婚へ導きだしている。

■婚活のアドバイス:
婚活では素直さ、前向きさ、そして感謝の気持ちをもち、愛され体質になることで活動がうまくいきやすくなります。一生に一度の人生、“攻めの婚活″で素敵なお相手とのご縁を掴みましょう!

公式HP:あおぞらマリアージュ

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