1:「あのー、本当に会議ってあるんですか?」
「同僚男子の奥さんは、鬼嫁だとは聞いていましたが、多少、話を盛っているんだろうなくらいにしか思っていませんでした。
ところがこの前、会社に奥さんからかかってきた電話を私が出たときに、その鬼嫁っぷりを確信。
その日は夕方から会議が入っていたんですが、どうやら奥さんは会議が嘘だと思っていたようで、私に対して『あのー。今日の夕方に、本当に会議ってあるんですか?』とキツい口調で尋ねてきました。
こっちは悪いことをしているわけじゃないのに、私が思わず『すみません。本当に会議なんです』って謝っちゃうくらいの剣幕で、同僚男子に心底同情しました…」(30歳女性/システム)
浮気疑惑でもあるのかもしれないけれど、職場に電話をしてきて夫の予定を確認するとなれば、かなり本格的に鬼嫁な予感がしますよね…。
2:「家に帰してもらえませんか?」
「予想外のトラブルが発生して、急遽、みんなが残業になった日のことです。
職場の電話が鳴り、同僚の奥さんからだったのですが、私が出たところいきなり『すみません。〇〇の妻ですが、夫を家に帰してもらえませんか?』と言われました。
かなり強い口調で一方的に言ってきたので『みんなで必死に作業しているのに、この奥さん、なんなの!?』って思いました」(32歳女性/IT)
この妻は、本人のスマホに連絡して埒があかなかったから、強硬手段で職場に電話したのかもしれませんが…。第三者である同僚に「帰してもらえませんか?」と告げるのは、確かに鬼嫁っぽいですよね…。
3:「私は悪くないと思うんですけど、どう思いますか?」
「同僚男子が離婚も視野に入れた夫婦喧嘩中と聞いていたある日、職場に妻を名乗る女性から電話がありました。
最初は、夫である同僚男子に代わってほしいとのことだったんですが、あいにく外出中だったのでその旨を伝えると、いきなりその女性は私に、同僚男子の愚痴を言いだしたんです!
正直、よその夫婦事情に首を突っ込みたくないし、超絶迷惑だと思ったのですが、相手はエキサイトしているから途中で切るわけにもいかず20分くらい話を聞かされました。
同僚男子が戻ってきたときに報告をすると、平謝りされましたが、あんな奥さんだったら離婚したくなっても無理ないなぁ…って同情しましたね」(34歳女性/保険)
離婚などネガティブなことにパワーを費やしているときには、メンタルも不安定になりがち。とは言っても、第三者に夫の愚痴をとうとうとこぼすとなると、鬼嫁感は否めません…。
スマホの普及とともに、職場に家族からの電話がかかってくる機会は少なくなっていますよね。そんな背景もあるなかで、わざわざ職場にキツい電話をかけてくるとなれば、その時点で鬼嫁っぽさが出てしまう引き金にもなりやすいのかも…。
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