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2021.03.09

正しく使えてる?「促す」の正しい意味や使い方、類語をまとめて解説

「促す」という言葉は、ビジネスシーンでも使用頻度が非常に高いといえます。そのため、正しい意味を理解し適切な使い方をしたいもの。本日は、意外と間違えやすい「促す」の正しい意味や使い方、類語などをまとめて解説していきます。

【目次】
「促す」の意味や間違えやすい言葉とは?
「促す」の使い方を例文でチェック
「促す」の類語や言い換え表現とは?
「促す」の対義語にはどのようなものがある?
「促す」の英語表現とは?
最後に

「促す」の意味や間違えやすい言葉とは?

(c)Shutterstock.com

まずは、「促す」の意味から解説していきます。

「促す」の意味

「促す」の正しい読み方は「うながす」です。「そくす」と読んでしまいがちですが、間違わないように気をつけましょう。

「促す」とは、「物事を早くするようにせきたてる」、「ある行為をするように仕向ける」、「催促する」、「物事の進行をすみやかにさせる」、「促進する」という意味。物事が早く行われるように急がせたり、催促したり、また相手に対してそのように仕向けるような状況で使われる言葉となります。また、良い状態に物事を動かすために、「ある方向に駆り立てる」、「追い立てる」という意味も持ち合わせています。

「促す」と催促の違い

「催促」とは、「物事を早くするように促すこと」という意味。依頼したことを早く進めてもらえるように、再度お願いすることです。「促す」と同じ「促」の字が使われていることからも類語であることがわかりますね。

「促す」は、「成長を促す」や「理解を促す」など、良い状態に物事を動かすために追い立てるという意味もありますが、「催促」には、そのような意味はありません。あくまでも、何らかの行動を人に対して推し進める言葉ですので、注意してください。

「促す」と喚起の違い

「喚起」は、「かんき」と読みます。注意喚起などといいますが、「呼び起こすこと、呼び覚ますこと」という意味です。「促す」より「物事を進める時に、より能動的な意味合い」が強いです。

「喚起」で呼び起こすものは、注意や自覚、良心といったメンタルと関わることになります。相手の心に訴えかけるときに使われるので、寝ている人を起こすなど、人や物事を物理的に起こすときには「喚起」は使われませんので注意してください。

「促す」の使い方を例文でチェック

(c)Shutterstock.com

「促す」の使い方をみていきましょう。

1:「引っ込み思案な彼に、月に一度は飲み会に参加するよう促した」

「促す」には「相手をそのように仕向ける」という意味があります。しかし、決して強引にさせるという意味ではありません。「促す」は、相手に物事を強要して、無理やりにさせるというニュアンスはありません。むしろ、相手が自発的に行動したくなるように勧めるという意味で使われます。

2:「市長は、都市の発展を促すために、物産展を定期的に開催することを決めた」

「促す」は相手を言葉や行動などによって「その気にさせる」という意味合いが強く、ある目的やゴールに向かって効率的に進行させる意図がある時に、用いられることが多い表現となります。

3:「この方法は、ダイエットを促すというよりは、半ば強制的な要素があるやりかたである」

ときに、「促す」手段が相手にとって不快に思われる場合もあるでしょう。あくまでも受け手の解釈次第となりますが、基本的には好意的に「上手にそうさせる」という意味合いで使うように注意しましょう。

「促す」の類語や言い換え表現とは?

「促す」の類語をご紹介します。

1:「促進」

「促進」は、「そくしん」と読みます。「物事がはやくはかどるように促すこと」という意味。目的とする計画や運動などの進み方が早まるよう、力をくわえることを指しています。速度を速めるニュアンスがありますので、ゆっくり促進、徐々に促進、という使い方はしません。

例文:「各店舗の売り上げを促進するために、新聞広告を刷ることにした」

2:「推進」

「推進」は、「すいしん」と読みます。「物を前へ推しすすめること」、「事業や運動などが達成されるよう努めること」という意味。ある物理的な存在を前方へ動かすことと、ある目的があり、それが実現されるよう、努力を払うことを指しています。

「推進」は、事業や計画など比較的大きい物事が目的に向かって進むようにすることや、その努力をすることに重点がおかれ、速度はあまり問題にならない場合が多いです。

例文:「空気汚染が悪化する中、環境運動の推進が求められている」

3:「煽る」

「煽る」は、「あおる」と読みます。「煽る」は、さまざまな意味を持つ言葉ですが、「促す」の類語としては、「おだてたりして、相手がある行動をするように仕向ける。たきつける」という意味があります。

たとえば、「不安を煽る」というと、「相手が不安になるように仕向ける」「相手が不安になるような行動をとる」という意味になります。不安や嫉妬など、人の気持ちに対して使うことの多い表現です。

例文:「不安を煽ることにもつながるので、下手な言葉をかけるわけにはいかない」

「促す」の対義語にはどのようなものがある?

(c)Shutterstock.com

「促す」の対義語をご紹介します。

1:「妨げる」

「妨げる」は、「さまたげる」と読みます。「物事の進行や遂行に支障が起こるようにする。邪魔をする。妨害する。阻害する」、「差し支える、禁止する」という意味。「促す」は、物事を進めるという意味であるのに対し、「妨げる」には物事が進むのを止める、邪魔をするという意味があります。

例文:「彼女の会社は同業者によって営業が妨げられ、業績が悪化している」

「促す」の英語表現とは?

「促す」を表す単語は「urge」です。海外のニュースを見ていると「urge」という単語を多く用いられています。実際に、国の政策やプロジェクト、市場における海外との取引など、あらゆる物事を「駆り立てる」「追い立てる」の場面で非常に多く使われていますので、覚えておくと良いですね。

最後に

「促す」とは「物事が早く進行するように急き立てること」「相手をその気にさせて仕向ける」ことを表し、周囲から急き立ててそうさせる、という意味で使われます。ビジネスシーンでは、よく用いられる表現なのですが、相手が不快に感じる可能性もあります。シチュエーションによって「促す」を「促進する」「推進する」などと言い換えられるよう、正しく理解しておきましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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