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2024.03.03

頑固な人の特徴と上手な付き合い方のコツをまとめて解説!

「頑固」という言葉を聞くと、必ずしも良い印象だけでなく、悪いイメージを浮かべてしまう人もいるのではないでしょうか? そんな良い面、悪い面ある、「頑固」な性格の特徴から上手な付き合い方について解説していきます。

「頑固」の意味を知ろう

頑固者、頑固オヤジなどという言葉があります。いいイメージでしょうか、それとも悪いイメージでしょうか。

頑固というのは、人の性質ですから、いいとか悪いとかいう2つだけでは語れないところがありますが、ちょっと困った面もあるような気がします。今回は、「頑固」の特徴や上手な付き合い方を考えてみたいと思います。

まず、最初は「頑固」の意味のおさらいです。

(c)Shutterstock.com

◆頑固の意味

1:かたくなで、なかなか自分の態度や考えを改めようとしないこと。また、そのさま。「―な職人」「―おやじ」
2:取りついて容易に離れようとしないこと。また、そのさま。「―な汚れ」「―な水虫」
(小学館 デジタル大辞泉より)

「頑固」とは、「人のいうことを聞き入れず、自分の意見を押し通そうとする様子」のことをいいます。意思が固く、ちょっとやそっとでは自分の意見を曲げない、そんな人のことを「頑固」といいます。

◆頑固の類語

「頑固」の類義語としては、「意固地」「強情」などが挙げられると思います。「意固地」とは、かたくなに意地を張ること、という意味です。「強情」とは、意地を張って、なかなか自分の考えを変えないこと、という意味です。

◆頑固の対義語

「頑固」の反対は、「素直」です。性質・態度などが穏やかでひねくれていないさま、を言います。穏やかでひねくれていないさま、というところでは、「従順」も対義語だといえるでしょう。

また、頑なであることの反対を考えた場合には、逆に柔らかいことを示す「柔軟」も、「頑固」の対義語と言えるでしょう。

「頑固な人」の長所と短所

では、「頑固」のいい面と悪い面を考えてみましょう。

(c)Shutterstock.com

◆長所:意思が強い・はっきりしている

「頑固」な人は、常に自分の意見を明確に持っています。そして、どんなシーンであっても、それをきちんと言葉にします。

これはなかなかできることではありません。自分の意見を述べたくても、恥ずかしくてできない、自信が持てない、などの理由から言葉で示さない場合も多いのではないでしょうか。

「頑固」な人は、自分の意見をはっきりと明確に他人に対して示すことができるのです。

◆短所:人の意見を聞かない

一方で、「頑固」な人は自分の意見・考えに自信を持っており、人の意見を軽んじる傾向があります。聞き入れないばかりか、聞きもしない場合もあります。

これは周囲にとっては困ったことです。その時々の状況で最善の策を取りたいと周囲が考えていても、「知らん、これでいいのだ!」と言い放たれてしまっては周囲は何にも言えなくなってしまいます。

「頑固な人」の特徴・行動

「頑固」な人の特徴を挙げてみましょう。あなた自身や身のまわりの人を診断・チェックしてみてください。

(c)Shutterstock.com

新しいことが苦手

たとえば、スマホやSNS。新しいものが次々と出る中、「頑固」な人はなかなか新しいものに手を出さない傾向にあります。「そういうのは好きじゃないから」と最初から遠ざけてしまうのです。

口癖は「~べきだ」

自分の考えに確固たる自信を持っているので、語尾に「~べきだろう」ということが多いのが「頑固」な人。「そんなこと当たり前だ」「当然だ」などともよく言います。

謝らない

「頑固」な人は素直に謝ることが苦手。たとえ、物事が今一つな結果に終わったとしても、「お前が~するからだ!」と責任を他へ転嫁してしまうことがあります。

おせっかい

「頑固」な人は、案外おせっかいです。いつでも「自分は正しい」と思っているので、「それはこうしたらいいよ」などと意見を押し付けられてしまいます。「いいの、自分でできるから」とやんわり断っても聞き入れてもらえないことも。

弱音を吐かない

「頑固」な人は、あまり弱音を吐きません。自尊心が高く、常に正しい自分でありたいからでしょう。

身内にはどこまでもやさしい

「頑固」な人は、自分が認めた人にはとことん親切です。基本的に、自分がいちばんで、人には厳しいので、自分以外を認めることはあまりしませんが、一度認めた人には絶対的な信頼をおき、やさしく接します。

負けず嫌い

「頑固」な人は、プライドが高く、いつも自分が正しく、そして強くあろうとします。負けることを好まない傾向にあります。たとえ、明らかに負けというシチュエーションでも、簡単に認めたりはしないということも。

マイペース

「頑固」な人は、協調性に欠けるということも。人に合わせる、ということが苦手で、その必要性をあまり感じていません。ゆえに、いつもマイペース。自分の思うようにことを運ぶのです。そして、ペースを乱されると激しく怒ったりもします。

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動物が好き

「頑固」な人は、他人に対してだけでなく、自分に対しても厳しいという特徴があります。とはいえ、「頑固」な人もときには弱音を吐いたりしたいもの。でも、「頑固」であるゆえに人に対してはなかなかそうはできません。そこで、癒やしを求めるのがペットや動物ということがあります。

「頑固な人への接し方」とは?

いかがでしたか? あなたは「頑固」でしたか? 「頑固」な人はちょっと扱いづらく感じることもありますが、コツをつかめば、案外こちらの思い通りになったりするものです。ちょっとしたコツをお伝えしますね。

相手のペースに巻き込まれない

「頑固」な人と付き合うには、程よく距離を置くことがポイントです。相手のペースに巻き込まれてしまうと、常に諭されたり、叱られたり、ときには命令されたりしてしまいます。

「頑固」な人が持論を持ち出したら、「また始まった」くらいの気持ちで、少し離れてみておきましょう。そうすると、相手の熱も下がってきて、クールダウンしてきます。

褒める

常に「自分が正しい」と思っている頑固者は、褒められることに弱いのです。「頑固」な人が「~するべきだろう」と言い始めたら、「そんなにしっかり考えてるなんてすごい」とおだててみましょう。気を良くして、頑なだった心が少し柔らかくなります。

事前に一声かけておく

「頑固」な人は、事後報告を好みません。自分がないがしろにされたと感じてしまうのです。大きい買い物をするとき、友人と旅行に出かけるときなど、いつもとちょっと違うことをするときは、事前に伝えておきましょう。そうすることで、その後がスムーズになります。

頑固な人とは距離感をうまく保って接する

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頑固者は面倒に感じてしまうこともありますよね。でも、距離をとりつつ付き合うことができれば、「かわいい人」と思えることも多いはず。性格は人それぞれですし、誰にでも困ったところはあるものです。過剰に反応せず、上手につきあっていきましょう!

TOP画像/(c)AdobeStock

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