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LOVE

2017.10.13

彼氏と長続きしない女性へ「気をつけよう。白黒つけすぎること」|幸せな人生を生きるための恋愛方法

恋愛や結婚の酸いも甘いも経験し男性の心を熟知する恋愛アクティビスト・ミキによる「アラサー女子が人生を幸せに生きるため」の導き。

ミキ オナリ「かわいい修羅場」

恋愛はいちばんの人生勉強。他人は変えられないけれど、自分は変われる

ある女の子が喧嘩の最中、彼からこう言われたそうだ。

「なんでも白か黒に決めなきゃだめ?グレイッシュなときだってあるでしょ」と。

色で語るといえば、雨上がり宮迫さんのオフホワイトが記憶に新しいところですが、グレイッシュってなに? 女性は正義感が強いし、立場や立ち位置、未来のことなど、なんでもはっきりしてほしい、そんなふうに思うことが多い。だから、

「私たちって付き合ってるよね?」とか「私たちっていつが付き合った記念日?」とか、「前の彼女とは絶対会わないで」とか、「今言った意味はどういうこと?」とか、「私と会いたいのか会いたくないのかはっきりして!」とか、とかとか色々質問する場合があり…。

喧嘩する男女
(c)Shutterstock.com

曖昧を嫌うのはわかるのだけれど、なんでもかんでも自分が大事にされているか、自分の存在意義や立ち位置をマーキングしたいがために、彼氏を責めては彼も息が詰まってしまう。

恋愛上手な人は、瞬間瞬間を大切に楽しんでいる女の子。未来が不安でキリキリして、彼をすぐに追い込む女の子より、大らかで、一緒にいるのがいつも楽しい、そういう女の子に、知らず知らず男子はハマっていくものです。

せっかく彼ができても、なかなか長続きしたい人は、もしかしたら彼をとことん追い詰める癖があるのかも。点と点がつながって将来に向かうわけで、一番大切なのは彼と過ごす一緒の時間。

たとえ喧嘩をしたときも、「白? 黒?」「Yes?or No?」」と彼を攻め上げて勝とうとする女子は、彼を疲弊させてしまいます。抜け道や逃げ道を作ってあげないと彼にだってプライドはある。

もちろん言うべきことは主張すべきですが、高校生の恋愛と違って、今決められないことや、今はっきりさせるのが難しいことを白黒つけさせるのは、大人の場合、酷なときがあります。

悩む男性
(c)Shutterstock.com

たとえば、付き合って間もないときに、前の彼女(またはまだ切れてないかも?)との関係をしつこくしつこく詮索するのは逆効果。自分は新しい登場人物で、新しい方がいいに決まってる、そんなふうに前向きに考えて、白か黒か問いただすのは機が熟してからに。最初からあせって、あせりすぎてしまったら彼も逃げ腰になっちゃうよ。

モテる男性と付き合うなら、それなりに面倒なこともたくさんある。いろんな女性がまわりに登場するだろうし、嘘もつくかもしれない。でも、彼はしょせん他人。あなたが言った言葉でそうそう変わるわけがない。

なら、自分が大らかになるしかない。相手は変えられないけれど、自分は変えられるのだから、まずは人のせいにしないで自分自身をチェック。彼よりひと回りもふた回りも大きな器にならないと。

白と黒のTシャツ女性
(c)Shutterstock.com

でも、そんな中で大事なのはなめられないこと。大らかさとなめられることは全然違いますからね。要所要所、手綱はしっかり引き締めつつ、大きな器で対処する。攻めるときと引いて待つとき。その見極めが絶妙なオンナはいいオンナです。

これって仕事の進め方とも似ていますね! 恋愛はいちばんの人生勉強。恋愛上手はお仕事上手なのかもしれませんね♪

ミキ オナリ Miki Onali

恋愛アクティビスト。
数多くの女性誌やwebでライターとしてファッションやカルチャーの記事を手がけるかたわら、これまで200人以上の悩めるアラサー女子にアドバイスをしてきた恋の伝道師。自身は、恋愛、結婚、離婚、再婚をすべて経験してきた40代。アラサー世代の姉御的存在として、日々恋愛相談にのっている。

イラスト/(c)shutterstock.com

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