1.「さっきの態度はなんなの?」
かなり気まずい空気感になっているカップルたちは、仕事中にもわざと他人っぽくよそよそしく接するようになりがち。しかし、自分がよそよそしい態度をするのはよくても、相手に露骨な言動をされるとイラッとしてしまう人もいるようで……まだ完全にジ・エンドしているわけではないので、相手の態度に“いちゃもん”をつけたくなるものなのかも!?
2.「はいはい。今度は隣の部署の●●ちゃんですか」
社内不倫相手が、別の異性にちょっかいを出していると、いきなり闘争心をむき出しにする人も。すでに“社内不倫”の実績があるので、次も社内不倫すべく、お相手が先手を打って物色しているようにも見えやすいのでしょうね。
自分たちがそろそろ終わりそうな気配を感じているからこそ、社内の同性全員がライバルになっているかのような錯覚に陥ってしまうのかも!? ちょっとした嫉妬心でしょうか。
3.「あなたと不倫なんてしなきゃよかった」
不倫を始めるときには「毎日好きな人の顔を見られるなんて、幸せ!」と思っているのかもしれません。しかし、別れが近づいてくるにつれ「あの人と今後も顔を合わせなくちゃいけないなんて……。
しかも、不倫だったから周りに相談もできないのに……」などとモヤモヤを抱え始めるのも、社内不倫カップルにありがちな苦悩。そんな苦悩をそのまま吐露して、相手と共有し合います。
「あなたと不倫なんてしなきゃよかった」と、ここへきて初めて気付く人も少なくないのかも!? もっと早く気づいていれば、泥舟に乗らずに済んだのに!
末期のふたりは、会社で顔を合わせるのも苦痛に。
ラブラブ期には周りの目もはばからずに目配せしあったり笑顔を向けあったりしていたくせに、末期ともなるとあからさまに気まずい態度で周囲を困らせるだけでなく、業務時間中のLINEでも戦慄のメッセージをやりとりしているみたいです。
みなさんの周りにも、末期に近づいている社内不倫カップルはいませんか?
初出:しごとなでしこ
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。