【目次】
・【結婚生活に疲れた】疲れたと感じている人の割合は?
・【結婚生活に疲れた】どのくらいの頻度で感じている?
・【結婚生活に疲れた】どんなことに感じている?
・【結婚生活に疲れた】妻の言い分、夫の言い分
・【結婚生活に疲れた】働く女性の約8割が「家事が仕事よりツラい!」
・【結婚生活に疲れた】「家事」を楽にする方法3
・【結婚生活に疲れた】100人に聞いた! 夫婦円満の秘訣とは?
【結婚生活に疲れた】疲れたと感じている人の割合は?
結婚生活に「疲れた」と感じている人はどのくらいいるのでしょうか? そしてその理由は?
そこで今回、「しごとなでしこサロン会員」(「しごとなでしこ」読者のための会員組織)の既婚者253名を対象にアンケート調査を実施しました。
■約半数が「疲れた」と感じることアリ!
「結婚生活で『疲れた』と感じることはありますか?」と聞いたところ、「はい(54%)」「いいえ(34%)」という結果となり、過半数が感じたことがあることが判明。
■「疲れた」と感じる人の8割が共働き
さらに、「結婚生活で『疲れた』と感じることはありますか?」の質問に「はい」と回答した人と「いいえ」と回答した人へ、それぞれ働き方を質問。
すると、「はい」と回答した人=結婚生活で「疲れた」と感じることがある人は、8割が「共働き」であることが判明。
一方、「いいえ」と回答した人=結婚生活で「疲れた」と感じることがない人は、「共働き」である人は55%にとどまりました。
【結婚生活に疲れた】どのくらいの頻度で感じている?
さて、「疲れた」と感じている人は、どのくらいの頻度で思っているのでしょうか?
■約3割が「ほぼ毎日」疲れたと感じている
「結婚生活で『疲れた』と感じることはありますか?」の質問に「はい」と回答した人へ、その頻度について聞いたところ、「ほぼ毎日(29%)」、「週1〜2回(23%)」と続く結果に。
結婚生活に「疲れた」と感じる人は、「ほぼ毎日」感じていることが多いようです。
【結婚生活に疲れた】どんなことに感じている?
それでは、どのようなことに「疲れた」と感じているのでしょうか?
■「疲れる」原因、過半数が「家事・育児」
「結婚生活で『疲れた』と感じることはありますか?」の質問に「はい」と回答した人へ、どのようなことに感じるかについて聞いたところ、「家事・育児の分担(51%)」、「価値観の違い・性格の不一致(24%)」と続く結果に。
〜結婚生活に「疲れた」と感じることは?〜
・共働きなのに、子ども達のお迎えも、子どもの役員も全て私で、休日も夫は子どもを置いて自分の趣味のサッカーやマラソンに行ってしまうこと。(46歳・女性)
・夫があまりにも勝手なことばかり言う時、そして家のことを何もしてくれない。(55歳・女性)
・どうしても価値観が合わないことってあると思うのですが、それを実感するときに疲れた、と感じます。(33歳・女性)
・夫と良好なコミュニケーションがとれないこと。(35歳・女性)
・義両親の精神的・物理的距離感が近すぎて干渉されているようでストレスが溜まる。(28歳・女性)
【結婚生活に疲れた】妻の言い分、夫の言い分
離婚する夫婦の5組に1組は、一緒に暮らし始めてから3年以内に別れる時代。
離婚には至らなくとも婚後3年ほどで、夫婦関係に不満や〝壁〟を感じ始める人は少なくありません。何がどうして、壁になるのか、妻と夫のリアルな声。
■妻の言い分1:「キャバクラ通いをやめなかった夫。こんな人の子供、産めません!」
妻の残業中に夜遊びしまくる夫。子供をつくろうと言われたけれど、妻が育児中でもほかの女の子と遊び歩くに違いない人の子を産み育てるなんて、どうしても考えられなかった。【結婚後2年6か月/乗り越えられず離婚】(39歳・専門職)
■妻の言い分2:「休みが合わなくて、常にワンオペ育児」
夫が平日休みで、週末は家事も育児もすべてひとりでこなすハメに。彼が休みの日は保育園があるので…。この不公平、気づいてる?【結婚後3年6か月/ただ今壁にぶち当たり中】(32歳・マスコミ)
■妻の言い分3:「3年間、毎晩靴下を脱ぎ散らかすのは、男のDNA?」
いくら注意しても直らない夫の「靴下ポイ」。最初は私もかいがいしく拾ってあげる〝妻〟役に酔っていたけれど、今は腹立たしいだけ。【結婚後3年4か月/ただ今壁にぶち当たり中】(33歳・メーカー)
■夫の言い分1:「俺が担当の風呂掃除、ちゃんとやってるのに、見もせず『掃除した?』って聞くのやめて!」
お湯も抜いてあるし排水口に髪も残ってない。これまで掃除当番を放棄したこともないのに。それはもはや〝家事ハラ〟です。【結婚後4年1か月/ただ今壁にぶち当たり中】(Cさん・28歳・商社)
■夫の言い分2:「義母の過干渉にげんなり。デートについてくるのってどうよ?」
一卵性母娘のごとく、義母の言いなりになり続けた妻。夫婦の外出にまで平然とついてくる姿に、だれと結婚したかわからなくなった。【結婚後2年6か月/乗り越えられず離婚】(Dさん・38歳・公務員)
■夫の言い分3:「出産後、妻の関心が100%子供に集中。俺は空気か? ATMか?」
子育てにかかりきりの妻。ごくたまに僕に関心を示したかと思ったら「ボーナス出た?」って何? 妻への愛情だってダダ下がりだよ!【婚後4年2か月/ただ今壁にぶち当たり中】(38歳・建築関連)
参照記事
▶︎結婚後3年に現れる夫婦の壁とは? 妻の言い分、夫の言い分
【結婚生活に疲れた】働く女性の約8割が「家事が仕事よりツラい!」
結婚生活に「疲れた」と感じている原因として多数を占めた「家事・育児」。
実際に、オイシックスドット大地株式会社が20~50代の有職女性394名を対象に実施した調査でも、家事に対してストレスを感じている人が多いことがわかっています。
「家事が仕事よりツラいと思う瞬間はあるか」という質問に対し、28.2%が「毎日のようにある」、48.2%が「時々ある」、23.6%が「ない」と回答。約8割の女性が「家事が仕事よりツラい」と感じていることが明らかに。
家事の中でも「ツラい」と感じるものは、「掃除をする(56.9%)」、「料理づくり」(51.0%)」という声が目立ちました。
【結婚生活に疲れた】「家事」を楽にする方法3
多くの人が負担に感じている「家事」をいまより楽にするにはどうしたら良いのでしょうか…?
■方法1:夫婦間で役割分担を決める
まずは、夫婦の間で家事の役割分担を決める方法。「名もなき家事」も含めてすべての家事を見える化して仕事のようにきっちりと担当を分ければ、不公平感も軽減。
ただし、役割分担をする際には、少々注意が必要なのだとか。そう警鐘を鳴らすのは、心理学者・臨床心理士の杉山崇先生。
「役割分担は確かに合理的で、日々の仕事や暮らしを考えればとても現実的な解決策です。しかしながらそこに過度の期待や責任を求めるのは間違い!
時間があるほうがやる、またはふたりで一緒にやるなど、フレキシブルな役割分担にしたほうが、不仲にならずにすみます」(杉山先生)
参照記事
▶︎心理学者が提言! 結婚や同棲がもっとうまくいく♡ 喧嘩にならない家事分担の成功の法則
■方法2:時短アイテムを活用する
【アイテム1】お風呂掃除がとっても楽になる防カビビッズ
コジットから発売中の「パワーバイオお風呂のカビきれい」は、お風呂場の天井に貼る(またはフックで掛ける)だけでカビを抑制。掃除の回数を減らすことが可能に。
参照記事
▶︎お風呂掃除の回数激減!? この防カビグッズ画期的! しかもコスパ抜群♡
【アイテム2】億劫なトイレ掃除がはかどる便利アイテム
Joseph Joseph(ジョセフ ジョセフ)から発売中の「フレックストイレブラシ」は、柔軟性と水切れの良さが魅力のトイレブラシ。億劫なトイレ掃除を快適に。
参照記事
▶︎2ヶ月で約4万個売れた! 億劫なトイレ掃除がはかどりインテリアにもなる超便利なアイテム
【アイテム3】100均で見つけた調理時間短縮グッズ
100円ショップで見つけたアク取りブラシ。鍋の中の有用な水分を捨てるハメにもならず、キレイにアクだけすくえ、時短にも繋がる優秀なグッズ。
参照記事
▶︎調理時間がぐんぐん時短できる!【100均】で見つけた神キッチングッズ3選
■方法3:“シェアサービス”を利用する
そもそも「家事」を自分たちだけでやろうとするのではなく、「人の手」を借りるのも一つの手。そこで提案したいのが、日々進化し続ける「シェアサービス」を活用する方法。サービスの種類も豊富で、より便利に利用できるようになっています。
参照記事
▶︎独身女性にも既婚女性にも! 家事の“シェアサービス”は利用価値大♡【働く女性の時短術】
【結婚生活に疲れた】100人に聞いた! 夫婦円満の秘訣とは?
最後に、結婚生活に不満を感じないためにはどのようなことを心がけたら良いのか、夫婦円満の秘訣について「しごとなでしこサロン会員」に聞きました。
■「感謝・思いやり」をあげる人が最多
「なんだかんだ思いやり・感謝の気持ちを忘れないこと」(37歳・女性)
「よく話す、笑う、謝る、感謝を述べる」(51歳・女性)
「思いやる。相手に求めすぎない」(32歳・女性)
■「ほめる」コミュニケーション派も多数
「良いところをちゃんとほめる」(35歳・女性)
「相手のどんなところを好きかを伝える」(29歳・女性)
「かっこいいかわいいとベタぼめ(笑)」(24歳・女性)
■「自立した関係」も秘訣
「干渉しないこと」(41歳・女性)
「相手の考え方や生き方を尊重して応援すること」(33歳・女性)
ほかには「毎日笑顔で接する」「行ってくるとき、帰ってきたらハグは絶対する」「毎日話す。夫婦としうことを意識しすぎず、親友のようなスタンスで接する」「嘘をつかない」などの声が挙がりました。
参照記事
▶︎100人に聞いた! 夫婦円満の秘訣と心得
縁があって結婚した夫婦。でも、元々は赤の他人同士、育ってきた環境も違いますよね。そんな2人が一つ屋根の下で一緒に暮らしていれば、ぶつかり合うことがあったって当然と言えば当然。
それでも、気持ちに折り合いをつけて、愛する人と気持ちよく過ごしていけたら良いですよね!
【アンケート概要】
2018年10月6日~10月26日
しごとなでしこサロン会員(既婚者、結婚経験者)にアンケート調査
回答数253(女性249/男性4)
★アンケートにご協力くださったしごとなでしこサロン会員のみなさま、ありがとうございました★
初出:しごとなでしこ