【目次】
・はじめに
・「停滞期」っていつからいつまで続くの?
・停滞期に筋トレは逆効果?
・経験者が語る! みんなはどうやって乗り越えた?
・おわりに
はじめに
ダイエット中に必ず訪れる「停滞期」。頑張っているのに、体重が落ちずに挫折してしまった経験があるという人も多いのでは? この記事では、停滞期の正体や原因、経験者が教える乗り越え方をご紹介していきます。正しい知識を身につけて、ダイエットの成功率をぐーんと上げましょう。
「停滞期」っていつからいつまで続くの?
ダイエットをしていると、「停滞期」という言葉をよく耳にしますが、そもそもどういう時期なのでしょうか? まずは、正確な意味を把握し、原因と停滞期間を把握しましょう。
ダイエットの停滞期とは?
ダイエットを始めて徐々に体重が減っていたものの、ある時から急に減らなくなる。これは、ダイエットの「停滞期」と呼ばれているものです。
停滞期の原因は?
そもそも、なぜ停滞期に入ってしまうのでしょうか。その理由は、体には防衛反応が備わっているから。およそ1カ月間に体重の5%以上が減ると、人の体は「餓死状態かもしれない」と判断し、守りに入ります。
体にはホメオスタシス(恒常性)という機能があり、生きるため・体を維持するために、それ以上体重を減らさないように危機管理を行なっています。これが停滞期の正体です。
停滞期はいつまで続くの?
停滞期は2週間~1ヶ月ほど続きますが、その体重に体が慣れることにより、自然にホメオスタシス効果がなくなってくるため、ダイエットを継続していればまた体重が減り始めます。
停滞期後の1ヶ月もやはり、体重減を5%以内にすることが大切。そうすることにより、ホメオスタシス効果を和らげることができます。
停滞期に筋トレは逆効果?
停滞期に、焦って食事量をさらに減らしたり、筋トレなどの運動量を増やしすぎたりすると、体に一段と危機感を与えてしまうため、逆効果です。
停滞期を終わらせるためには、栄養をきちんと摂ること。これまで通り栄養バランスを考えながらダイエットを継続し、停滞期が過ぎ去るのを待ちましょう。
情報提供/マイクロダイエットネット
経験者が語る! みんなはどうやって乗り越えた?
実際に、ダイエット経験者は、いつ停滞期を感じ、どのように乗り越えているのでしょうか? しごとなでしこサロンで実施した調査から、ダイエットの停滞期にまつわるエピソードをご紹介します。
停滞期に関するエピソード
■「ダイエットを始めて2週間目に停滞期…。落ち込まずに継続しました」(36歳/会社員)
■「停滞期を感じたのは、1~2キロ減った頃。間食をアーモンドにかえたり、夜ご飯の時間を早めにしたりしながら乗り越えました」(32歳/会社員)
■「1ヶ月位経ってから停滞期を感じました。食べるYouTubeを見て想像でお腹を満足させています」(39歳/会社員)
■「2~3ヶ月経った頃、停滞期に。停滞期をあまり気にせずに、たまに好きなものを食べたり、新しいことにチャレンジしたりしながら乗り越えました」(29歳/会社員)
■「生理前から生理中にかけて停滞期に突入。この時期は仕方ない、と割り切って気にしないようにしています」(27歳/会社員)
■「停滞期はダイエットにつきものだと割り切っていましたが、毎日体重計にのって今日こそは減ってる! と祈りながらダイエットを継続。ある日、脱出できる日がくるんです! ガクッと落ちたときが快感。あきらめないでよかった♡ って思えます」(32歳/エステティシャン)
■「挫折しがちな停滞期に、彼氏から励ましてもらってました。『もっとできる、もう少し痩せたらもっとかわいい!』と言い続けてくれるよう頼みました。彼はやせてもやせなくてもよかったみたいですが、私はこの応援で停滞期を乗り切れました」(36歳/旅行会社勤務)
調査:しごとなでしこ サロン会員 アンケート
【ダイエットの停滞期あれこれ】なぜ起きるの!? いつまで続くの!? みんなはどう乗り越えた!?
おわりに
ダイエットの挫折の多くは、「停滞期」にあるといっても、過言ではないかもしれません。しかし、その存在を理解していれば、体重が減らなくなっても、「停滞期に入っただけだ」と割り切ることができるのではないでしょうか。ダイエット経験者の声も参考にして、ダイエットを成功に導きましょう!
初出:しごとなでしこ