【目次】
・はじめに
・何千人もの女性を撮影してきたカメラマンの言葉
・カメラマンが証言。女性の年齢が如実に現れるパーツBEST3
・【医師や美容のプロ監修】アンチエイチングについて聞いてみた
・【アンチエイジング入門】食事やお肌にいいアイテムを紹介
・最後に
はじめに
実年齢より若く見える女性は、一体どこのケアに力を注いでいるのでしょうか? 髪のコシや美しさ、お肌のハリ、着るお洋服などにこだわりを持つことは大切です。
しかし、長年、何千人もの女性を撮影してきたカメラマンさんは、ある部分に着目することで本当の年齢が分かると言います。つまり、そのパーツのケアをしっかり行えば、更に隙なく若見えさせることができるということ。
何千人もの女性を撮影してきたカメラマンの言葉
大人の女性をターゲットにしている雑誌の編集者が、この世界で何十年もの間、第一線で活躍しつづけているカメラマンと話していたときのお話です。
編集「実年齢より確実に若く見える女性が最近は多いですよね」
カメラマン「ぱっと見はね。よく年齢って肌や髪の毛に出るっていうけれど、それはものすごく個体差がある」
編集「え? そうなんですか? 誰でも年齢を重ねると肌はたるみが出て毛穴が開いてきたり、髪の毛は細くなってボリュームが減っていきますよね」
カメラマン「肌や髪はきちんと手入れをしていると、ある程度はキープできる。だから中高年になっても肌がものすごくきれいで、シワが少ないモデルもいるしね。髪の毛も同じ。若いうちからの丁寧なケア次第で肌や髪はかなりエイジングは食い止められる。それにスタイルも! 服の上から見たらパーフェクトなスタイルの50代モデルなんてざらにいるよ。だけどもっと近いところでパーツを見ると年齢がわかるんだ」
編集「なるほど。では肌や髪の毛以外に、年齢が隠しきれないパーツがあるってことなんですね」
カメラマン「その通り。僕は3つのパーツを見れば、若見え女性の実年齢をほぼ言い当てることができますよ」
編集「え? それはどこ?」
カメラマンが証言。女性の年齢が如実に現れるパーツBEST3
カメラマンさんの言葉に驚いた方もいるのではないでしょうか。ついつい髪やお肌に着目してしまいがちですが、他にも気を付けるべきポイントがあったのです。
次は、そのパーツについて詳しく紹介します。
◆1. 白目
カメラマン「若いときは、青みがかった透明感のある白さが特徴の白目部分。これが加齢とともに変化してくる。40代以上になると顕著なのが、白目が濁り始め、黄ばんでくること。さらに充血してたりね。ファインダー越しにどアップの白目を見ると、ああこの人はパッと見より年齢いってるんだなって一発でわかります」
編集者「あーーーわかります! 発売前の記事の写真チェックしているとき、モデル年齢が上のモデルであればあるほど印刷所への指示に“白目の濁りトル!”、“白目もっと白く!”と入れていますもん!」
◆2. ひじ
カメラマン「白目の次は、ひじですね」
編集者「ひじ… 自分では直視できないパーツ=ひじですね。クリームなどでケアをしているつもりでも、なかなか完璧にはできていないかもしれません」
カメラマン「年齢を重ねると、どうしてもひじの皮膚がたるむし、黒ずんでくる。正面から見ると姉妹のように見える母娘でも、後ろからひじを見比べれば、その年齢差は一目瞭然」
編集者「そういえば、直接本人から聞いたわけではないですが、かの君島十和子さんは机などに絶対にひじをつかない。どうしてもつくときはタオルなどを敷いてからという話を聞いたことがあります。美のカリスマは、ひじの加齢にもぬかりなく気を配っているってことですね」
◆3. 足首
編集者「足首に表れる年齢って?」
カメラマン「若いうちはくっきり見えたくるぶしやアキレス腱部分に、加齢とともに肉がのっかってくる感じといえばわかる? 足全体のラインにゆるみがでて、線が曖昧になってくる。瘦せ型で足が細くても確実に起こる変化。
だからね、年齢を重ねていても、痩せている自分は体型キープしている! 若い子と一緒って思ってても、やっぱり若い人とは違うって自覚したほうがいいと思うんだよね」
編集者「曖昧って… もう足首だけじゃないですよ! わたしなんてウエスト位置も行方不明で、おっぱいもラインくずれまくりだし… くぅぅぅー泣きたくなってきました」
カメラマン「まぁまぁ(汗)。服から出ているパーツで年齢が出やすいところをケアするのを優先してみてよ。白目は目薬とか、ひじや足首はマッサージを欠かさず続けてみるとかね。少しはよくなるんじゃないかな?」
【医師や美容のプロ監修】アンチエイチングについて聞いてみた
第一線で活躍するプロから聞くお話は、リアルで説得力がありますね。では、次にどのようにアンチエイジングを行うのが効果的か、プロ監修のアンチエイジングについて紹介します。
日常で5つのことに気をつける
国立がん研究センター研究所・がん幹細胞研究分野分野長の増富健吉先生によれば、アンチエイジングなどそもそも不可能なのだそう。
しかし、歳を重ねても若々しくいるための医学的に合理的な方法はあるのだとか。それが以下の5つ。
1. 高タンパク低カロリーの食事を心掛ける
2. 運動をする
3. 睡眠をとる
4. お化粧を含め、肌に直接塗るものはそれなりの効果は期待できる
5. 日々のオシャレに留意する
タンパク質は筋肉の源になる栄養源。さらに運動をすることで筋力の維持ができれば、若々しくいられるのだそう。また、睡眠を取ることで成長ホルモンが分泌されますが、この成長ホルモンはそもそも「若者のホルモン」。
体にいいものを食べ、運動し、寝ることが基本のようです。その上でアンチエイジングに効果的なスキンケアを行ったり、おしゃれでいることを心がけたりして、若々しい見た目を維持できるよう努力するのが良さそうです。
アンチエイジングの意味って? 医師や美容のプロに聞いた効果的な方法や化粧品まとめ
【アンチエイジング入門】食事やお肌にいいアイテムを紹介
最後に、更に具体的なアンチエイジングを紹介します。何をしたら良いか分からないという方は、参考にしてみてください。今回は、目元のシワやたるみが気になる方向けのアイテムです!
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◆アンチエイジングにおすすめな食事
スキンケアをエイジングケアアイテムに変更したら、次は普段の食生活にも目を向けてみましょう。自分の体を作ってくれる食事を、エイジングケアを意識したものに変更してあげることでストレスなく続けることができますよ。
栗
渋皮にはポリフェノールがたっぷりと含まれており、アンチエイジング効果を体に存分に取り入れることが可能。他にも幅広く効能のある栗は、食べるマルチビタミン剤。デスクワークのお供には甘栗がGOOD!
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山芋
山芋は、老化を予防するのに役立つとされているアンチエイジング食材。その他にも効能が幅広く、潤肺のほか、気力を補ったり、胃腸を養ったりと、体を内側から潤してくれます。
くこの実
高い抗酸化作用で、アンチエイジングにも疲労にも効くくこの実。甘味があるのでそのままでも、スープや炒め物などの料理、デザートのトッピングなどにも◎。くすみをとって血色の良い肌色にしてくれます。
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甘酒とブルーベリーのスムージー
飲む点滴と言われる栄養豊富な甘酒は、抗菌作用・抗酸化作用があり、アンチエイジングにも効果あり。甘酒(100ml)とブルーベリー(50g)を、ミキサーに一緒に入れて攪拌するだけでおいしく飲めて、ヘルシーに。
【美容家・神崎 恵さん直伝】おうちで簡単! 美人ドリンクレシピ4
鮭
老化を早める活性酸素のダメージから体を守るアスタキサンチンが多く含まれていて、鮭の抗酸化作用はトップレベル。更に鮭の皮には、老化を進行させる過酸化脂質を分解し、皮膚の成長を促すビタミンB2が多く含まれているので、アンチエイジング効果を高めるなら丸ごと料理がオススメ。
準備10分あとは待つのみ。おいしい鮭のホイル蒸しで美肌へ【管理栄養士の美活レシピ】
最後に
「アンチエイジング」というとネガティブなイメージを抱きがちですが、そんなことはありません。シワやシミ、たるみなどが気になりはじめる前に行うのがベストです。簡単にはじめられるものからコツコツと、楽しみながら続けることで、10年20年先の自分に自信が持てるはず! 参考にしてみてください。
初出:しごとなでしこ
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