なにげない日常をハッピーに過ごすためにもカフェ風ドリンクは必須です
「家族が多いので、家にいてもキッチンにいることがほとんど。でも、ふと、ひとりの時間ができたとき、大切にしたいのが飲み物。仕事場と家の行き来のみになることも多いので、カフェで友人とお茶することもままならず、それなら自分でそういう空間をつくってしまえばいいと発想を切り替えました。むしろ、自家製のほうが体調のことを考えてアレンジできて好都合です。
なめらかな声をキープするため、のどに優しい大根ドリンクをつくったり、特にこの季節、体重が気になったらおやつ代わりにアーモンドミルクを使ってみたり。そんな自家製ドリンクと一緒に、絶景を集めた写真集や大自然の映像を観ながら脳内トリップを楽しむのが私的なくつろぎタイム。
自分の気持ちしだいでどんな場所でも快適に過ごすことができれば、自分の生活が底上げされて、常時ご機嫌でいられるはず。自分なりのリラックス空間を演出して、この自家製ドリンクでひと息ついてみてくださいね」(美容家・神崎 恵さん)
【レシピ1】甘酒とブルーベリーのスムージ
飲む点滴〝甘酒〟を使った優しい甘みに癒される
甘酒(100ml)とブルーベリー(50g)を、ミキサーに一緒に入れて攪かく拌はんするだけ! 甘酒の優しい甘みとベリーの酸味が見事にマッチして、朝食用のスムージーとしてもぴったり。エネルギー代謝を高めるともいわれる甘酒は、朝に飲めば一日の基礎代謝も上がって、脂肪や糖を効率よく燃焼してくれる効果も。
【レシピ2】しょうがとハチミツ入り、大根ドリンク
乾燥しがちなこの季節、のどを労わる優しい一杯を
大根のしぼり汁(すりおろしてしぼったもの/50ml)としょうがのしぼり汁(小さじ1)、ハチミツ(大さじ1/2)、お湯(100ml)をすべて混ぜ合わせる。しょうがと大根のピリッとした優しい辛さが効いたドリンクです。大根おろしのしぼり汁には殺菌作用もあるので、風邪のひき始めに飲んで、こじらせないようにしたり、冬は体調管理にも役立ちます。
【レシピ3】ガスパチョ風冷製スープ
火を使わずにつくれる超絶簡単スープ!
カゴメ『濃厚あらごしトマト』(150ml/またはトマトホール缶をつぶしたもの)に酢(大さじ1)、水(大さじ2)、タバスコ(適量)を加えて混ぜ、器に注いだらオリーブ油(小さじ1/3)を回しかける。神崎さんはオリーブ油の代わりに、MCTオイルを愛用中。MCTオイルはダイエットや脳の活性化などの効果も期待できて、無味無臭のため食生活に取り入れやすいと話題の美容オイル。
【レシピ4】抹茶入り、ホットアーモンドミルク
甘いドリンクが飲みたくなったらヘルシーなこの一杯!
アーモンドミルク(250ml)を小鍋で温める。小さなボウルに抹茶(小さじ1/2)と小鍋のアーモンドミルク(大さじ1)を入れてよく溶き混ぜ、残りのアーモンドミルクに加える(一気に混ぜるとダマになるので注意)。香ばしくて自然の甘みを感じられるので、小腹が空いたときのおやつ代わりにするのも最適。
2018年2月号「冬は自宅が最高!」より。
本誌掲載時スタッフ:撮影/よねくらりょう イラスト/森 絵麻 構成/佐々木怜菜、宮田典子・矢野絵梨佳(HATSU)
再構成:Oggi.jp編集部
美容家/神崎 恵さん
ビューティライフスタイリストとして活動するほか、著書は累計100万部を超える。本の執筆をはじめ、雑誌出演やトークショー、セミナーなどで全国各地を飛び回る日々。