先輩から「書類に、読点が抜けまくってたよ!」と指摘されたら「ヤバい! ちゃんとチェックして直さなくちゃ」って思いますよね。
ところでこの「読点」って、どんな符号だかわかりますか?
日本語の文書には「、」や「。」を使うけれど、それぞれの符号の読み方、ちゃんと覚えていない人もいるかも!?
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】文末につける「。」あなたは、どちらで呼びますか?
1.句点
2.読点
正解は?
1.句点
口語でよく言う「まる」も間違いではないけれど、「句点(くてん)」が正解です。
冒頭にあった先輩から読点抜けを指摘された書類には、きっと「、」が著しく抜けていたというわけ。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では73%が正解していましたが、26%つまり約3割の人が、誤った読み方を正しいと思ってしまっています(2018年1月15日現在)。
く‐てん【句点】
文の終わりを示す「。」の記号。まる。
※ ※
文の途中で使う記号「、」は読点(とうてん)といい、二つを合わせて句読点(くとうてん)と呼びます。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ