さまざまな業務を同時進行で行う広報部・藤原さんの手帳活用法
前回、「手帳は高橋」のキャッチコピーで知られる、高橋書店の書籍編集部で働く山下さん(31)の手帳を拝見し、効率的な手帳の使い方をご紹介しました。
今回は、広告・広報部で働く35歳・藤原さんの手帳を拝見!
藤原 布沙絵さん(35歳)広告・広報部
「手帳カタログや販促物、広告作成などを担当しています。高橋書店の認知度を上げて商品を購入していただくために、売り場での販促物、商品カタログや広告での商品の見せ方を考える仕事です。
デスクワークがメインですが、社内外の人との打ち合わせも多いです。さまざまな業務を同時進行で行っていることが多いので、効率的に、でも最大限いいものを作れるようにと心がけています」
■藤原さんは、仕事用とプライベート用、2つの手帳を使い分け!
「No.94 デスクダイアリーと、No.274 リベルプラス4の2つを併用しています。手帳のレイアウトと薄くて軽いサイズが気に入っていて、両方とも8年ほどリピート愛用している手帳です。
仕事とプライベートを分けて使っていて、お仕事用のNo.94は「バーティカル式」。1日の時間軸が縦にレイアウトされたスケジュール形式になっているので、1日の流れがわかることと、メモスペースも大きいので目標管理や部署の他の人の予定などを記入するのにも使えます。
8年前までは、プライベート用もバーティカル式を愛用していたのですが、書くことがなくて…プライベートは「カレンダー式」のNo.274に落ち着きました。基本的にプライベートの予定しか書かないので、予定をシンプルに管理しています。
服ではかわいらしすぎてあまり着ないのですが、カバンの中には暗い色が多いので、ピンクだとすぐに見つかるし、実はピンクが好きなので小物類はピンクが多いかもしれません。
仕事用のダイアリーは会社に置きっぱなし。プライベート用はカバンに入れていつも持ち歩いています」
■黒&赤ペンで、アポと目標を徹底管理!
「お仕事用のNo.94には、目標と結果を書くようにして、その週出来なかったことを赤で囲んで翌週の目標を書くときにわかりやすくしています」
「アポがある部分も赤で囲み、あいている時間がひと目でわかるように管理しています」
「また、〝時間を決めているわけではないけれど、その日中にやらなきゃいけないこと〟、〝その週のうちにやらなきゃいけないこと〟のチェック項目を、フリースペースに書き留めて管理しています」
■使うペンの色は、多くても「3色」程度に。
「No.274のプライベート用には、自分の予定・子どもの予定・保育園の予定をなんとなく色分けしています。
自分の予定(大まかな仕事の予定も含む)は黒、子どもたちの予定はピンク、保育園の予定は緑で記入しています。色分けは毎月変わったりもしますが、多くても3色くらいで分けるようにしています。多すぎるとなにを何色にしたのかわからなくなってしまうので…。
子どもと出かけたときにスタンプを押したり、暇なときにいたずら書き用にしたり、ぐちゃぐちゃになってますけど、それも思い出です」
2冊手帳を持つのは大変そう…と思いきや、仕事用は会社に置きっぱなし・プライベート用は気分の上がるピンクのものを選んだりと、それぞれ使い分けることで「オンとオフ」をしっかり分けることができそう!
疲れたときに、プライベート用手帳に描かれた娘さんのイラストを見返してほっこり癒される…そんな藤原さんのステキな手帳でした♡
取材/サワダユキコ
初出:しごとなでしこ