最近は、業務的な連絡でも簡単なものならLINEでやりとりする時代になりつつあります。メールに比べるとカジュアルなツールだけに、ちょっとしたマナーを欠いてしまう女子も!?
■1:勢いでLINEしちゃったけど取り消しまくり(でもポップアップでバレてる)
「明日の案件、めんどくさいから先輩に相談しちゃおうかなー。LINEも知ってるし」と、勢いで愚痴を送信した後輩女子。送ってから「やっぱ、内容的にまずかったかも。でも今は、送信取り消せるから大丈夫だよねー」と、早まって送ったLINEを急いで取り消し。しかし先輩からは内容を知っているかのような返信が!
送信者から見て画面に“既読”が付いていなくても、先輩のスマホでポップアップ通知の設定がしてあると、消したメッセージもバッチリ見られちゃうんです! 「この子、取り消し機能があるからって、何を送っているんだか……」と先輩はギョッとしちゃいます。
■2:業務連絡をしたらノリノリの「了解です!」
先輩としてちょっとした業務連絡を送ったら、後輩からノリノリで「了解です!」の返信。そもそも「了解です」は目上の人に使うべきではない言葉だけに、その時点で「えええっ!?」となる先輩女子も多いのですが、「メールじゃなくてLINEだから、ちょっと可愛く返信しなくちゃ」なんてテンションで、絵文字やらスタンプやらをまるで友達に送るかのように盛り盛りにすると、さらなる「ギョッ!」を誘います。
ふだんからカジュアルなLINEし合うほどの仲にある先輩ならまだしも、まれに届く業務連絡にはメール並みの丁寧な返信が無難! 「了解です」って書いてあるスタンプも多いけど、同様に気をつけて。ちなみに、先輩など目上の人へは「かしこまりました」や「承知致しました」が正しい返答ですよ。
■3:マジメな指摘をしているのに「ペコッ」とお辞儀のスタンプ
急ぎで後輩に指摘しなければならない事項が生じた先輩女子。「本当はメールか対面がいいけど、急ぎだしLINEで指摘しよう」と業務的な連絡をしたところ、なんと後輩からの返信には「すみません!」の言葉とともに「ペコリ」とお辞儀をしているスタンプが……。
マジメな先輩ほど「ええっ!? マジメに指摘しているのに、ここでスタンプを送ってくる!?」と驚くとともに「なんて非常識な後輩!」などの憤りを感じる場合も。「LINEだからスタンプでいいよね」は、先輩への返信では危険。日頃の距離感や先輩の性格をよーく見極めて!
LINEで送られてきた業務連絡でも、相手が先輩ならば礼儀は尽くしたほうが賢明。先輩の性格によっては「なんて非常識な後輩なの!」なんて評価にもなりかねません。カジュアルすぎるメッセージでマジメな先輩からの評判を落とさないよう、くれぐれもご注意を♡
初出:しごとなでしこ