【目次】
・はじめに
・くびれを作るには外せない! サイドプランクって?
・【こちらもおすすめ】くびれが出現するストレッチ方法を伝授!
・【合わせてチェック】くびれを作るストレッチとヘルシーなボディラインをつくるコツを紹介
・最後に
はじめに
こんにちは! みなさんは「筋トレ」という言葉からどんな想像をしますか? 「ムキムキになってしまうのではないか」「きつくて続けられない」などという声が聞こえてきそうな気がします。でも! 女性はそんな簡単にムキムキにはなりません(なれません)。それどころか、筋トレには美容や健康の面で嬉しいことづくめです。
今回は以前紹介した「プランク」の応用編、サイドプランクについて紹介します。応用編ではあるけれど、道具要らず、いますぐお家でできてしまいます!
くびれを作るには外せない! サイドプランクって?
お腹から腰にかけて美しいくびれがある人はスタイルがよく見えませんか? プランクやクランチ(腹筋)を重ねて腹筋を割っても、実はくびれが出来る訳ではないのです。体をひとつの筒に見立てて考えてみれば、どこか一部の面だけ一生懸命鍛えても、全体を細くすることが難しそうなのは想像していただけるかと思います。
プランクや腹筋で鍛えられるのはお腹の中でも、主に「腹直筋」という正面にある筋肉です。でも、くびれは、いわゆる「脇腹」が締まっていないと出来ません。そこで「腹斜筋」という、まさに脇腹にある筋肉を鍛えることで、コルセットのように横方向からお腹を引き締めていくことができる! というわけです。
サイドプランクは、プランクのひとつなのでもちろん体幹を鍛えるトレーニングです。そして同時に腹斜筋にも効果ばつぐん。早速やりかたを見てみましょう。今回は簡易版として“膝つき”サイドプランクの写真を使って解説します。
◆横向きに寝た状態から、両脚を揃える
膝つきの場合は膝をきっちり揃えるようにします。
◆肘から指先までを床につけたまま身体を起こして一直線をキープ
本来のサイドプランクはまっすぐのプランク同様に肩から足までを一直線にするものですが、難しい場合はこのように床に膝をついて、肩から膝までが一直線になるようにします。肘をついていないほうの手は腰に添えます。
「まっすぐ」というのは正面から見た時だけのことではありません。真上から見た時にお尻が後ろに突き出していたり逆に前に出ていたり、肩が縮こまっていたり、そのような「曲がり」もないように気を付けます。
◆正しい体勢をキープできる限界のところでやめる
プランク回でもお伝えしたのですが、間違ったフォームで長時間キープすることより、短い時間でも正しいフォームで行うことが大事です。しかし、だからといってすぐに諦めてしまっては、効果が得られないため出来る範囲で頑張ってみましょう。
この写真は最後我慢できなくて崩れたところ。トレーナーさんもだいぶ笑っていますね(笑)。
また、サイドプランクを行う上で、陥りがちな失敗があるので紹介します。サイドプランクを行う際は意識しながら行ってみてください。
◆肘の位置が肩の真下ではない
特に、脇を開きすぎて肘が肩の真下よりも頭側にきてしまうことが多いです。これだと体幹に限界がくるよりもずっと早く肩が痛くなってしまって逆効果です。
◆からだがまっすぐではない
普通のプランクでも、他の方がやる時でも課題になることだと思うのですが、お尻が上がってしまったり下がってしまったりして体がまっすぐにキープできないことも…。鏡があるなら体を映しながらやってみる、人にチェックしてもらう、撮影してみる、など感覚がつかめるようになるまでは工夫をしたほうが良いかもしれません。
くびれはただの腹筋だけではなく、色々な角度からおなかを鍛えていくことでつくることが出来ます。今夜のお風呂上がりから、早速いかがでしょうか?
協力/加治 康武
構成/Oggi.jp’s 柿崎万葉
【こちらもおすすめ】くびれが出現するストレッチ方法を伝授!
ストレッチで体をほぐしつつ、くびれをつくる効果のあるストレッチ方法があるので紹介します! 寝る前やテレビを見ながらでもストレッチを行うことが出来ますので、ぜひ参考にしてみてください。
◆寝ながらできるヒップクロスオーバー
\How to/
まずは仰向けになり、両足をそろえて90度に曲げましょう。両腕を肩の高さにまっすぐ伸ばし、肩はしっかりと床につけます。
ひざを合わせたまま左側を倒し、上半身を固定しながら下半身をひねっていきます。反対側も同様にひねり、左右10回ずつ、1〜3セットおこないましょう。
◆背骨の歪みをなくすキャット&ドッグ
\How to/
両手両ひざを床について四つん這いになったら、両ひざを90度に曲げ軽く開きます。腕は肩幅に開き、お尻を突き出すイメージで肩甲骨を寄せ、上体を反らしましょう。顔は前を向けて。
肩甲骨の動きを意識して、上体を丸めていきます。腕は肩からまっすぐ下ろし、おへそを見るようにして顔を入れましょう。
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【合わせてチェック】くびれを作るストレッチとヘルシーなボディラインをつくるコツを紹介
敏腕パーソナルトレーナーの町田耀大さんによると、くびれのないウエストは「猫背」が原因とのこと。長時間のパソコン作業や姿勢の悪さによって、肋骨と骨盤の間が狭くなり、くびれがなくなってしまうのだとか。くびれ作りには、その間を広げるストレッチがおすすめです。
◆ウエストをひねるクロスストレッチ
\How to/
まずはけのびをするように両腕を耳の後ろの位置で組み、上にグーっとストレッチ。呼吸は大きく行い、吸ったときに肋骨を大きく持ち上げて。
次に手で脇腹をつかみ、痛いくらいの圧をかけてほぐしていきます。余裕があれば素肌にオイルやクリームを塗ってほぐして。
最後は片脚を前に出し、もう片脚を斜め後ろにクロスするように引きます。引いた側の手首をもう片方の手で引っ張りつつ、上体も斜めにひねって伸ばしていきましょう。
後ろ脚はできる限り遠くに引いて、骨盤を固定しながら肋骨を伸ばすイメージでおこなってみて!
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最後に
ヘルシーで美しいボディラインをつくるためには、厳しいトレーニングが付き物だと思っていた方もいるかもしれません。しかし、日々の生活の中で、少しだけの努力を毎日コツコツ重ねていくことで綺麗なくびれを手に入れることができます。筋トレが苦手な方でも、ストレッチや姿勢に気を付けることから挑戦してみませんか?
初出:しごとなでしこ