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2017.10.31

地球上にいる男性は…そう、35億。|40代本気婚活レポート28

結婚はしたいけれど、なんとなく日々を過ごしていた私エディターT。40歳で捨て身の婚活の末、まさかの結婚(!)に至りました。実際にやったこと、リアルに感じたことをくまなくお伝えします。真剣に婚活をお考えの方に、少しでも参考になれば幸いです。今回は結婚相談所でのあれこれを振り返ります。

▶前回のレポート|【ありのまま】で勝負できるのは20代まで。自分を俯瞰して見れてなかった、という話。

ガチ婚活レポート1はこちら

結婚相談所でのあれこれを、改めて振り返って思うこと

結婚相談所編その1
結婚相談所編その2
結婚相談所編その3
結婚相談所編その4
結婚相談所編その5
結婚相談所編その6

前回の所長の長ゼリフ、読み返してみるとつらい。めっちゃつらい。グサグサグサ。
刺されて傷口に塩塗られてさらにグリグリされた感じ。え、えぐい…。

悲しい顔 イラスト
(c)Shutterstock.com

でも、今振り返ると、この結婚相談所で言われたことが、私の婚活にとってはいちばん効果があったというか、目からウロコだったというか。本当にいろんな婚活を体験しまくった私ですが、結婚相談所で学んだことがいちばん役立ったと思います。

なぜか。

自分のいる世界はとっても小さいということを知ったから。
つまり、私がふだん身をおいている世界の女性や男性は、既婚未婚問わずとっても特殊だということを知ったから。

金魚鉢
(c)Shutterstock.com

いや、私のいるマスコミ業界が特殊っていうのではなくて(まあ確かにちょっと特殊かもしれないけれども)、世の中にはいろんな職業の、いろんなタイプの、いろんな価値観の男女がいるってこと。

んなこと当たり前じゃん、とか思ってるそこのあなた!
私もそう思ってましたよ、だっていろ~んな業界の人と会って取材してるわけですからね、そんじょそこらの人より、視野は広いんだと思ってましたよ。でもね。いろんな男性がいるんです。いたんです。

地球写真
(c)Shutterstock.com

「地球上に男は何人いると思ってるの?」

「35億」

もはや、超~有名なブルゾンちえみさんのネタですが、これ真理。今ならわかる。

社会人になると、どんな仕事でもある程度、出会う人は限られてきます。

私の今いる世界でいうと、年代はいろいろですが、自分の仕事が好きというのは、基本中の基本、と思っていました。お金のためだとか、つぶしがきかないから仕方なく、なんてグチグチ言ってる人も中にはいますが(笑)、でもやっぱり、自分の仕事が好きだから、徹夜だろうが安かろうが理不尽だろうが、関わっているという気がする。少なくとも、私のまわりはそうだと信じてる。

でも、お見合いを通していろんな男性にお会いして、必ずしも仕事が好きではない人、人生において仕事のプライオリティが低い人、そもそも働きたくないと思っている人、趣味がすべての人など、いろんな価値観に遭遇しました。

それを否定するつもりはまったくありません。人生で何を大事にするかは、人それぞれだから。

優先ボタン
(c)Shutterstock.com

ただ、お見合い、しかも結婚相談所で出会った者同士ですから、【将来をともにする】【結婚をする】という大前提のもと、お互いにいろいろと話し合う中で、【自分は何を大事に生きてきていたのか】が明確になったことは確かです。

逆に言えば、こういう考えの人とはあわないな、プライオリティが違うな、と【何がイヤか】がわかったことで、自分が人生で大事にしていることがもっとはっきり見えてきたというか。同時に、結婚して一緒に生きていく相手に求めるものは何かが、わかったというか…。

小さな世界からちょっと抜け出して、今まで出会う機会のなかった人たちに会って、話して、世界が広がると同時に、自分の価値観が俯瞰して見えた、みたいな感覚。

これは、大きな大きな発見でした。

朝日
(c)Shutterstock.com

【本気婚活メモ】
・自分の知っている世界は思っている以上に小さい

・いろんな価値観、生き方を知ることで、自分の価値観のコアが見えてくる

▶ガチ婚活レポート29へつづく

プロフィールイラスト/小池アミイゴ

初出:しごとなでしこ

エディターT

仕事も遊びも忙しく、40歳までシングルを謳歌。数々の女性誌で、お見合いパーティや合コンなど、婚活企画を担当するも成果はナシ。しかしこのたび、本気の行動でついに結果が出ました(びっくり)。いくつになっても、好きな相手と結婚できるんだなぁ〜と実感中です。

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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