結婚はしたいけれど、なんとなく日々を過ごしていた私エディターT。40歳で捨て身の婚活の末、まさかの結婚(!)に至りました。実際にやったこと、リアルに感じたことをくまなくお伝えします。真剣に婚活をお考えの方に、少しでも参考になれば幸いです。
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灯台下暗し作戦1_起業家8歳年下のさわやか男子
前回、身近な独身男性を勝手に洗い出し一方的に連絡をするという、今思えばかなりコワイ作戦を遂行した(レポート41参照)わけですが、その餌食(言い方!)となったひとり目は、起業家の年下君でした。
東京都在住のWくん(32歳)
起業家(IT系、企業して4年目)
趣味:サッカー、舞台観賞
とある飲み会(異業種交流会という名の合コンみたいなやつ)で知り合ったW君は、びっくりするほどさわやかなルックスと、意識高い系にまじっているのに意識高くないように見える誠実さ(笑)で、私の中でもかな〜り印象に残っている男子でした。
知的好奇心も旺盛で、私の仕事にも興味津々。気になる舞台があると「一緒に行きませんか?」と誘ってくれ、チケットを取ってくれる優しい男。
なので、何度かふたりで舞台を観に行き、帰りはごはんやお酒を楽しみながら演劇論に花を咲かせ、終電を逃したこともしばしば(タクシーで帰ったけど)。
サッカーも好きで、ふたりでも、お互いの友達誘って4、5人でも、サッカー観戦したことも数回ありました。思えば一時期はかなりの時間、一緒に過ごしてたな。
趣味も合うし会話も楽しい。おまけに、私の仕事を大変リスペクトしてくれている。しかも彼自身、やりたいことがあって独立し、自分の会社を立ち上げたくらい、仕事が大好き。仕事の話も盛り上がる。
おまけに礼儀正しく、イケメン、さわやか!
いるじゃないですか、ここにっ!(っていうか、なんで君、結婚してないの? ←そこ重要)
というわけで、数カ月ぶりにW君にLINEしてみた。
久しぶりの連絡に即レス、スムーズなデートの約束
T:元気ー? 久しぶり! ご飯でも行きませんか?
W:(すぐに既読)お久しぶりです! 僕も連絡しようと思っていたところです。ご飯、ぜひぜひ! Tさんと一緒に観に行きたい舞台があるんです。チケット取りますね。
T:行こう行こう! ありがとー!
観劇デート当日、え? 今、好きって言った?
びっくりするほどあっけなく、久しぶりにふたりで会うことになりました。ちょっと早めに待ち合わせてお茶をしてから舞台観賞。終わってからご飯に行くといういつもの流れ(もちろん全部予約しておいてくれた、デキル男)。
W「久しぶりにTさんから連絡くれるなんて、びっくりしました。なんかあったんですか?」
T「いや、特になにかあったわけじゃないけど、久しぶりにご飯行きたくなって」
W「僕もTさんに会いたいなって思っていたところだったから、めちゃくちゃうれしかったです」
T(え? 会いたかったってマジかーーー!)
W「僕、Tさんと舞台観るの好きなんですよ。すごく楽しいし勉強になるし」
T(好き? 好き? 好きって言った? 今、言ったよね?)
W「そうだ、Tさんに報告があるんです」
T「ん?」
W「やっと彼女ができました。今度ぜひ、紹介させてください!」(満面の笑み)
T「お、おう………」(白目)
起業して会社が軌道に乗るまでは結婚はおろか、彼女もつくる気がなかったというW君。
サッカー仲間との飲み会で彼女と出会い(彼女は25歳)、意気投合。今、会社も少し落ち着いてきたこともあって、付き合って3か月くらいだそうですが、結婚も考えているそうです。
………現場からは以上です。
▶ガチ婚活レポート43へつづく
【本気婚活メモ】
・『ともかく具体的に動いてごらん。具体的に動けば具体的な答が出るから』by相田みつを
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プロフィールイラスト/小池アミイゴ
トップ画像/(c)Shutterstock.com
初出:しごとなでしこ
エディターT
仕事も遊びも忙しく、40歳までシングルを謳歌。数々の女性誌で、お見合いパーティや合コンなど、婚活企画を担当するも成果はナシ。しかしこのたび、本気の行動でついに結果が出ました(びっくり)。いくつになっても、好きな相手と結婚できるんだなぁ〜と実感中です。