▶前回のレポート|結婚したら、やっぱり何か変わります。これホント
ガチ婚活レポート1はこちら
40歳からの本気婚活:結婚相談所編 その3
独身証明書? 結婚相談所の料金は、なぜ高い?
あれ。なんか涼しいと思ったら9月? 思わずカレンダーを2度見しました。すみません、婚活の(辛かった)記憶が薄れてしまう前に書かねば、書かねば。
というわけで、結婚相談所編の続きです。
結婚相談所編その1
結婚相談所編その2
時間たち過ぎて忘れてもーたわ! って人のためにちょっとおさらい(私も忘れた)。
その1では、初めて結婚相談所を訪れて、41歳独身女子(しかもハイスペック系)が婚活市場においていかに価値がないかを説明されて凹みまくった話、その2では「でもまあ、大金払ってしまった以上、やってやろうやないかい!」と意気込む私に、自己PR文という高いハードルが待っていたという話でした。そうでした、そうでした(私も思い出した)。
とにかく、そんなわけでなんとか自己PR文を書いたわけですよ。で、次に待ち構えていたのが、以下の提出書類たち!!!
1.住民票
2.独身証明書(3ヵ月以内の原本)
3.最終学歴証明書(卒業証書などのコピー・短大卒以上)
4.収入証明書(源泉徴収票などのコピー)※女性は必要ない場合もあり。
5.本人確認書類(運転免許証など)
6.医師、弁護士、その他国家資格等を持っている方はその証明書の写し
いいですか。しつこいですが、この時点でまだシステムに登録されていません。したがってお見合いうんぬんに至っておりません。ですがお金を支払った日から月会費はカウントされてしまうわけで、一刻も早くシステムに登録しなくてはいけません(しつこい笑)。
なので、とにかくこの書類たちを集めに走りました。住民票は土日もやっている行政サービスコーナーで受け取れますが、独身証明書(こんなものが存在するとは初めて知った!)、これは区役所じゃないとダメでした(都道府県によるのかも?)。
さらに大学で発行してもらう卒業証書。もちろん郵送サービスはありますが、いかんせんこっちは大至急なので、卒業した大学の事務所まで平日朝イチ、取りに走りました。
これ、働く女性あるあるだと思うんですが…、どうしてお役所などは24時間営業してくれないのでしょうか…。仕事の合間に半泣きになりながら書類集めに奔走する日々……。
そうすると、こういう思考に陥ります↓
「なぜ、結婚するために、いやその前段階、つまり結婚相手に出会うためのお見合いをするために、いやその前段階、お見合いをするためのシステムに登録するために、これほど辛くて面倒くさいことをしなければならないのだろうか……。私はいったい何をしているのだろうか。そこまでして、本当に結婚したいのだろうか……」
ここで効果を発揮するのが、そう、
40万円!(内訳はその1参照)
旅だって行けるし、欲しい靴やバックだって買えたはず……の40万! 決して安くないこのお金、うかうかとドブに捨てるわけにはいきません!
結婚相談所に支払う金額は高ければ高いほうがモチベーションにつながる
つまり私のように、仕事が最優先で、仕事以外で面倒くさいことが発生すると放り投げてしまいたくなるような人、気を抜くと結婚の優先順位がどんどん下がっていってしまう人には、この「高い料金」には非常に意味があるのですね。モチベーションを保つといえば聞こえがいいですが、元とってやるぞ精神(笑)って意外と大切。
そして、冷静に考えれば、これだけの書類を私がひいひい言って集めてるってことは、当然、登録している男性陣も同じことをしているわけです。つまり、身元と“本気具合”をしっかり証明するためってこと。そのために高いお金を払っているともいえます。
というわけで、なんとか書類をかき集め、「ああ、これでやっとシステムに登録できる!」と所長の元へ。ところがそこで、所長が放った驚愕のひと言に、私はまた涙することに…。
▶ガチ婚活レポート25へつづく
【本気婚活メモ】
・必要書類は事前に確認して、用意しておくとよい(相談所によって違うかもなので、要確認)
・必要書類がどこでゲットできるのか、事前に調べておくとよい(都道府県や大学によって違うかもなので、要確認)
・高いお金には理由がある=つまり、やる気と身元の証明、モチベーションキープのため
・いつになったら旦那さんと出会うのか? と読者の方に聞かれますがまだまだ続きます(すみません)
プロフィールイラスト/小池アミイゴ
初出:しごとなでしこ
エディターT
仕事も遊びも忙しく、40歳までシングルを謳歌。数々の女性誌で、お見合いパーティや合コンなど、婚活企画を担当するも成果はナシ。しかしこのたび、本気の行動でついに結果が出ました(びっくり)。いくつになっても、好きな相手と結婚できるんだなぁ〜と実感中です。