意志をクリアに研ぎ澄ます派! シナモンAI 代表取締役社長 CEO・平野未来さん(42歳)

Profile
ひらの・みく/1984年生まれ。2006年にIT企業、’16年にシナモンAIを創業。著書『心をすませば 未来をひらく自分軸の見つけ方』(東洋経済新報社)を今年3月に発刊。三児の母。
〝他人軸〟や〝自分への噓〟を手放せば迷いはなくなります
企業向けに業務効率化やDXをサポートする、AIの会社を運営しています。もちろん個人的にもAIを活用(笑)。最近2㎏減量したんですが、何を食べるべきか迷わないよう、食事の写真を逐一AIに送って、専属トレーナーのようにジャッジしてもらったのが成功のカギ。調理家電も活用して、食生活はある程度ルーティン化しています。
キャリアや人生については、大学院在学中に最初のAIスタートアップを立ち上げ、その後売却。海外で2回目の起業後も日本法人の設立、事業転換など、大きな決断を重ねてきました。プライベートでは離婚や再婚、3度の出産も。ワクワクしてスッと決められることもあれば、決断が難しいこともありました。
過去の自分を分析すると、決められないのは、「他人軸で動いている」か「自分に噓をついて意志が濁っている状態」のとき。実はプライベートなことで数年間、自分の本心に向き合えず、最終的に体が悲鳴を上げてしまった苦い経験があります。だからこそ、だれかの期待に応えるのではなく、自分のクリアな意志を軸とした決断が大事だと、痛感しています。
自分の意思がクリアかどうか、私は〝紙飛行機メソッド〟と命名した方法で見極めています。たとえば「私は素敵な家を建てたい」という願望をイメージして、その言葉をのせた紙飛行機を頭の中で飛ばしてみるんです。まっすぐどこまでも飛んでいくなら、迷いがない。旋回したりすぐに落ちたりしたら意志がクリアだとは言えない状態なので、何が引っかかっているのか、ネガティブな気持ちも素直に書き出して認めることに。こうして自分に正直になることを習慣にしたら、決断がだいぶラクになりました。
平野さん’s メンパUP習慣
・決断をためらう気持ちを素直に書き出す
・最終的には自分の直感で決める
・日常の決断疲れはルーティン×AIでカット

気持ちを書き出すときは余計な情報が入らないよう、紙に向き合います。最近直感で決めたのは、車の色。スペックで車種を絞り込んだ後、最後は目を閉じて候補の色の車を順に触り、いちばん気持ちが昂った赤に決めました。全然ロジカルじゃないんです(笑)。

便利調理家電でサラダチキンと野菜チップスを毎週手づくり。
2026年Oggi6月号「決断疲れを軽くする! 『メンパ』のいい生活」より
構成/酒井亜希子・渋谷遥夏(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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