ルーティン徹底でメリハリ派! 王子ネピア 常務取締役・齋藤理佐子さん(54歳)

Profile
さいとう・りさこ/1971年生まれ。富士ゼロックス(現富士フイルムBI)を経て、富士フイルムではアスタリフトなどのマーケティング担当。’18年にロート製薬、’23年王子ネピアに。
30代前半で技術職からマーケティング職にキャリアチェンジしたり、何回か転職したり、自分で意思決定をして人生を歩んできた、という手ごたえはあります。ただ、自分だけでゼロから決めてきたわけではないんです。何年かぼんやり考えていて、環境の変化やいくつもの条件が重なって、あるときタイミングが来てスパンと心が決まる、そんなイメージです。
たとえば今の会社に移った背景には家族の事情も。前職は大阪拠点の会社だったので、関東にある実家のサポートを考えると、葛藤があったんです。でも、4年前に父が急逝して心が決まりました。
うだうだと悩んでいる時間も振り返れば必要でしたし、決断を先送りにすることも、悪いことではないと思います。ただ、いったん決めたら、「これは絶対にいい決断だった」と信じて頑張る。うまくいくように最後まで責任を持つ。そのことのほうが、大事だと考えています。
とはいえ、日々の仕事はスピード感を持って決めなければいけないことも多いですよね。30代くらいまでは特に、自分の意見が通って、自分で決められることが増えていくことに、やりがいを感じていました。ただ、決断するには体力が必要。責任が増して年齢も重ね、疲れを感じることもあります。だから、「先送りせずいったん決める」という考え方をベースに、5年ほど前からは、仕事以外では極力疲れないよう、生活をルーティン化して思考停止状態に(笑)。
休日は夫や友人の希望を意識的に優先して、自分のメンタルを休ませています。実は整理収納アドバイザーの資格を持っていて、片づけの手を動かしているときが、いちばん〝無〟になれる。そんな瞬間があることも、大切かもしれません。
齋藤さん’s メンパUP習慣
・平日の朝&夜は完全にルーティン化
・休日の行動は人にゆだねる
・先送りせず、いったん決める

朝は5時半起床→身支度→ラジオ体操→栄養満点の朝食→読書してから8時前に出勤。

平日5日分の朝食用サラダを週末に準備!



夜は帰宅後に夕食→バイオリンの練習→ゴルフのパター練習→健康器具ワンダーコアに乗りながらテレビ→入浴→就寝、という流れを分単位で完全固定化しています。
2026年Oggi6月号「決断疲れを軽くする! 『メンパ』のいい生活」より
構成/酒井亜希子・渋谷遥夏(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部



